The Library of Napoleonic Battles(TLNB)シリーズ買い直し・その3。2013年に発売された「Napoleon at Leipzig」の新ボックス版もOSGから直接取り寄せた。「The Coming Storm」「The Last Success」の新ボックスはカバーアートを一新したが、こちらは旧版のカバーアートを踏襲した形になっている。本作も、いったん2013年に購入してプレイもしたものの、2017年に手放し、また再入手したと。
しかしこの「Napoleon at Leipzig」、初版は1979年にOSGから発売された歴史あるタイトルだが、その後Clash of Armsから発売された第3版(1992年版)、第4版(1996年版)も買ったことがあるので、これで都合、4回目の購入となる。版は違えど、同じゲームを4回も買ったのはこのゲームだけじゃなかろうか。そんなに俺は「Napoleon at Leipzig」が好きだったのか?
こちらがライプツィヒ会戦用のフルマップ2枚。第4版の地図盤は、よせばいいのに秋のヨーロッパの紅葉まで描いていたため、目のチカチカする仕様だったが、こちらはすっきりした仕上がり。
そしてこのフルマップ2枚を用いたシナリオも一度ソロプレイしているが、さすがにナポレオン戦争最大の会戦だけあってユニットも多く、簡単なルールの割には、ユニットをさばききれなかった思い出がある。次回はもう少し時間をゆっくり取って、再挑戦してみたい。
こちらは、フランス軍の撤退戦、ハナウ会戦用のハーフマップ。
フランス軍司令官は、ナポレオン統率値3、ミュラ2、ネイ1(それぞれ同時に活性化できる軍団数)という顔ぶれ。個々のユニットも、1809年のオーストリア戦役「The Last Success」と比べると、だいぶ戦力が落ちている。練度を表すイニシアチブ値にしても、平均以下の2だの1だのという連隊も目に付く。
と言って、対仏連合軍が頼もしいかと言えば、こちらも微妙。総司令官はロシアのバルクライ、ベニグセン、オーストリアのシュワルツェンベルグ、スウェーデンのベルナドットと頭数は多いものの、いずれも統率値は1。これではまとまった攻勢は取りづらい。唯一、統率値2を誇るのがプロシアのブリッヒャー。しかし各連隊ユニットを見ても、ロシア軍以外は頼りない部隊が多く、フランス軍、連合軍ともに、長きに渡る戦争で疲れ切った軍隊同士がぶつかりあっている感も……まあ、たしかにそういう時期だし、厭戦感含めて、それはそれで雰囲気も出ている気がする。
封入されていたのは、2013年当時と同じ「Napoleon at Leipzig」専用のカードデッキ。一応、OSGサイトにはルールの明確化と改訂が上がっているので、そちらもご参考に。
Napoleon at Leipzig – Operational Studies Group