本日、唐突に、MMP社からASL(Advanced Squad Leader)のPDFシナリオ集2点発売された。まずひとつ目は、MMP社から発行されている「Special Ops」誌の1~10号までに掲載されたASLシナリオ(ナンバーO1~O20)をまとめた「Special Ops ASL Scenario Bundle vol.1」。こちらはPDFや電子書籍販売を中心としたWargame Vaultで販売され、価格は15ドル。自分も「Special Ops」を毎号きっちり定期購読しているわけではないので、このようにまとめ販売してくれるとありがたいし、こういうのでいいんだよ(孤独のグルメ風)と思ったり。
20本のシナリオを見てみると、なぜか1914年の第一次大戦・東部戦線シナリオ(O5 The Tsar's Infernal Machines)があったり、1939年のハンガリーvsスロバキア戦(O11 Short-Lived Offensive)や、終戦間際のヤークトパンターvsM36ジャクソンの駆逐戦車同士の戦闘(O14 Wiking Horde)、ノルマンディ上陸当日のドイツ軍東方大隊のジョージア騎兵vsアメリカ第101空挺師団(White Russians)等、バラエティに富んでいる(シナリオとして面白いかどうか、プレイするかどうかはまた別)
もうひとつは「Special Ops ASL Starter Kit Scenario Bundle vol.1」。こちらも同じく「Special Ops」誌掲載のASLスターターキット用のシナリオ20本をまとめたもの。同じく15ドル。シナリオナンバーとしては、S37~S40、S52~S63、S72~S73、S90~S91。各種ASLスターターキットを買い揃えていても、こういった隙間に公開されたシナリオもあるので、シナリオナンバーが揃っていない方も多々おられるかと思うが、そこを埋めてくれるシナリオ集になるかなと。
こちらのシナリオ20本は、入門者向けのスターターキット用なので、本式ASLほど尖った設定は見当たらなかったが、朝鮮戦争シナリオが1本(S91 Ready or Not)が入っていて、あれって?スターターで朝鮮戦争って出来るんだっけ?とか思ったり。まあ「Forgotten War」からカウンターを引っ張ってくればいいんだろうけど。
しかしシナリオが揃うのは良いけれど、ここ数年ASLは全然プレイしていないので、そろそろどこかのタイミングでまた取りかかりたい。老眼鏡も買ったので、細かい数値やルール文章も読めるようになったしなあ……