雑誌「軍事研究」の2025年1月号別冊「ウクライナ戦争に見る現代戦争術」を購入。昨年出版された「ウクライナ戦争 大反撃戦」と同じく、「軍事研究」誌に掲載されたウクライナ戦争関連の記事+書き下ろしという構成。
今号では、ウクライナ軍によるクルスク侵攻、アメリカ製戦闘車両(M1エイブラムズ戦車とM2ブラッドレー歩兵戦闘車)を装備したウクライナ第47機械化旅団、両軍のドローン戦術などについての記事が載っているが、個人的に興味深かったのはロシアの継戦能力とそれを支える財政や資源能力に関する分析記事。経済制裁の効果について疑問視する部分もあり、ウクライナ戦争の経済戦争面も把握するには良いかなと。