21世紀の朝鮮半島での武力衝突を扱った「全域戦場 02」には、7種類の追加カウンターシート(DLC)が同時発売された。まず最初は「航空自衛隊 中部・北部方面隊」セット。こちらにはF-35JA、F-15JSI戦闘機の他、早期警戒機E-2C/D、E-767空中管制機、C-2輸送機、無人偵察機RQ-4Bグローバルホークのユニット等が含まれている。
こちらは「海上自衛隊 潜水艦隊・航空隊」セット。新型そうりゅうや、最新鋭たいげい級、P-1対潜哨戒機も含まれている。
そしてこちらは「海上自衛隊 第三・第四護衛艦隊」セット。いずも型(DDH10/DDH40)、ひゅうが型(DDH20/DDH30)とそれぞれ2ユニットずつ用意されているが、艦載機としてF-35JBユニットが用意されているのはDDH40だけ。DDH10とそのF-35JB艦載機カウンターは「DLC1.6 海上自衛隊 第一・第二護衛艦隊」セットに入っている。
そしてこちらは唯一の、北朝鮮軍追加セット「第一梯隊装甲集群」。第105戦車師団、第108機械化師団を中心とした追加ユニットで構成されている。いずれもボックスセット「02-B」に含まれていた北朝鮮軍ユニットよりワンランク上の部隊なので、直接、韓国領内に攻め込むならこの程度の部隊は欲しい。
さらにこちらは「中国陸軍 北部戦区」セット。能力値的にはまるでボスキャラ。情報化度が高く、高火力を有した精鋭部隊が並んでいる。また空中機動ユニットも多い。
こちらは「中国空軍 北部戦区」セット。こちらも中国の第5世代戦闘機と呼ばれるJ-20がずらりと並んでいる。
さらに「中国海軍 北部戦区」セット。空母遼寧を始めとして、この地域に展開する艦船、艦載機ユニットが含まれている。
また、この追加カウンターシートの訂正ユニットと追加カウンターシートも付いていた。恐らく韓国政府を意味する「青瓦台」ユニットも登場。
個人的なオススメは「北朝鮮軍 第一梯隊装甲集群」セットかな。北朝鮮軍は、コアキットだけの陸上戦力のみでは、ちょっと頼りないので。
自衛隊の3点セットがあれば、北朝鮮からの弾道ミサイル攻撃への対処シナリオ(敵地攻撃も含めて)がプレイできそうだ。
中国軍は強力だが、導入するなら、かなり大胆な想定になりそうだ。つまり中国軍を主力、北朝鮮軍をサポート役として韓国領内に攻め込み、それに対して韓米日の連合軍で迎え撃つという想定シナリオとか。現状、そこまで過激な有事は想定されていないだろうけれど、架空戦記的な想定が好きなウォーゲーマーの方はどうぞ。