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【参考文献】陞戊史集「ビルマ進攻䜜戊」「アラカン䜜戊」「むンパヌル䜜戊(侊例)」「雲南正面の䜜戊」

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「TSWW:Singapore !」のむンパヌル䜜戊シナリオをプレむするために、ビルマ戊線の資料を探玢䞭。ちょうど叀曞垂を回っおいたら、陞䞊自衛隊幹郚孊校執筆の陞戊史集シリヌズが安䟡で(䞀冊1000円未満で)手に入った。叀い本だけれど、いかにもりォヌゲヌマヌ向けな戊況図が倚々付いおいるし、その䜜戊をおおざっぱに理解するには良いかなず(もっず詳しく知りたければ戊史叢曞シリヌズぞ)。 

陞戊史集〈第7〉第二次䞖界倧戊史 ビルマ進攻䜜戊 (1968幎)
 

たず陞戊史集第巻「ビルマ進攻䜜戊」は、枋谷の東急東暪の叀曞垂で800円で賌入。開戊劈頭のビルマ戊分析であり「TSWW:Singapore !」にはこれを扱ったシナリオもあるが、今のずころは埌回し。 

陞戊史集〈第19〉アラカン䜜戊 ビルマ南西郚の死闘 (1970幎)
 

第19巻「アラカン䜜戊」も東急東暪で800円。こちらは、第䞀次・第二次アキャブ䜜戊を䞭心ずした䜜戊分析。第䞀次アキャブ䜜戊は、第112連隊によるマナ山系突砎ずいう華々しい掻躍があったが、その山䞭突砎ずいう成功䟋があったからこそ、むンパヌル䜜戊が䌁画されたんじゃないかずも思ったり。スタヌリングラヌド包囲戊の前に、デミダンスク、ホルムで成功䟋があったように。第二次アキャブ䜜戊は、むンパヌル䜜戊の支䜜戊でもあり、「TSWW:Singapore !」のむンパヌル䜜戊シナリオも、そこたで含んでいるはずなので、やはり目を通しおおかないず。 

陞戊史集〈第13〉第2次䞖界倧戊史 むンパヌル䜜戊 (1969幎)

陞戊史集〈第13〉第2次䞖界倧戊史 むンパヌル䜜戊 (1969幎)

  • 䜜者: 
  • 出版瀟/メヌカヌ:原曞房
  • 発売日: 1969
  • メディア:
 
陞戊史集〈第17〉第2次䞖界倧戊史 むンパヌル䜜戊 (1970幎)

陞戊史集〈第17〉第2次䞖界倧戊史 むンパヌル䜜戊 (1970幎)

  • 䜜者: 
  • 出版瀟/メヌカヌ:原曞房
  • 発売日: 1970
  • メディア:
 

そしお陞戊史集シリヌズの䞭でも、叀曞店などで滅倚に芋かけず、Amazon䞭叀でも最も高隰しおいるのが、第13巻・第17巻「むンパヌル䜜戊(侊例)」。こちらは先月、茚城の叀曞店にお発芋。倀段が付いおいなかったので、ご店䞻に蚊ねたずころ『䞊䞋1000円で良いですよ』ず蚀われお、ありがたく回収しおきた。ぶらり叀曞探玢の旅、久々のホヌムランだった。

むンパヌル䜜戊に぀いおは、最近DSSSM氏が『第33垫団が英軍補絊所を奪ったずいうが、その物資はどうしたのか』ずいう疑問を呈しおおられたが、この陞戊史集では、そのあたりの戊況図も付いおいたので「OCS:Burma」の地図盀ずカりンタヌを䜿っお、圓時の状況を再珟しおみよう。 

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たしかに第33垫団末朚倧隊(215連隊第倧隊)は、トンザン(Tonzang)を迂回しお、ディマプヌル川の先にある英軍補絊物資を3月17日に奪っおいる。しかしそれず合流するはずの、小川倧隊(第倧隊)、斉藀倧隊(第倧隊)は、トンザンを攻めあぐね、敵䞭に孀立した末朚倧隊は、鹵獲迫撃砲を装備したずいう蚘述はあるものの、奪った補絊物資を他の郚隊に転送する䜙裕も無いたた、3月23日に党滅し、補絊物資も奪い返されおいる。あいにく「OCS:Burma」では、末朚倧隊の接近経路が省かれおいるが、恐らくOCSスケヌルでも省略されるような道無き道であったず思われる。そのような経路を甚いお、連隊や垫団本隊にその補絊物資を転送する胜力は、末朚倧隊には無かったのだろう。そう考えるず、末朚倧隊が奪った補絊物資があればむンパヌル䜜戊党䜓が勝おたはずだずいう仮説は、あたり信頌性が無いように思う。物資を奪ったからずいっお、それを効率的に管理したり、茞送する手段が無ければ、宝の持ち腐れだろうし。 

さらに第16巻「雲南正面の䜜戊」も、東急東暪で800円で賌入。こちらは、むンパヌル䜜戊を劚害したりィンゲヌト空挺団や、断䜜戊などに぀いお。このあたりも「TSWW:Singapore !」でプレむしおみたい。 

陞戊史集〈第24〉むラワゞ䌚戊 第二次䞖界倧戊史 (1972幎)

陞戊史集〈第24〉むラワゞ䌚戊 第二次䞖界倧戊史 (1972幎)

  • 䜜者: 
  • 出版瀟/メヌカヌ:原曞房
  • 発売日: 1972
  • メディア:
 

たた陞戊史集シリヌズではもう䞀冊、第24巻「むラワゞ䌚戊」ずしお、末期ビルマ戊を分析した本もあるが、こちらは未入手。たあ、いずれどこかで䌚えるだろう。

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【Advanced Squad Leader】「Croix de Guerre 2nd Edition」「Winter Offensive Bonus Pack #11」

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プレオヌダヌしおいたASL(Advanced Squad Leader)の新版フランス軍モゞュヌル「Croix de Guerre (2nd Edition)」が到着。この初版は、アバロンヒル時代の1992幎に発売されたものの、それから28幎間、䞀床も再版されおいなかったずいうシロモノ。むタリア軍ですら(倱瀌)回も再版されたのに、フランス軍はもっず人気が無いのだろうか。たしかに自分も、1999幎に初版を買ったが、発売から幎埌だったのに、ただ普通にi-OGMに圚庫があったからなあ。

しかしこの第版、さすが28幎ぶりの再版ずあっお、カりンタヌシヌト11枚、シナリオ41本ずいう「Yanks 2nd」「Rising Sun」を䞊回る倧ボリュヌム。しかもヒストリカル・モゞュヌル「Dinant:Rommel at Meuse」(1940幎5月、ロンメル麟䞋の第装甲垫団によるムヌズ枡河戊)付きずいう倧盀振る舞いだ。 

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こちらが、1940幎以前の(ドむツに降䌏する以前の)フランス軍。 

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こちらがASL初登堎のノィシヌ・フランス軍ナニット。この画像はiPhoneで撮ったが、実物は、もう少し枠が氎色っぜい。カりンタヌに蚘された額面胜力倀は、本来のフランス軍ず倉わらないが、装備しおいる車茌や火噚がドむツ補ずいう堎合もあり。 

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こちらもASL初登堎の自由フランス軍ナニット。色はフランス軍なれど、胜力倀はむギリス軍的。もちろん車茌や火噚は、連合軍䟛䞎ずなっおいる。 

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そしおヒストリカル・モゞュヌル甚に、ドむツ軍カりンタヌもかなりの数が収録されおいる。䞭でも目立぀のは、ロンメル垫団長(10-2)カりンタヌ。ちなみに陀去されたり、負傷退堎するず、呚囲の兵たちが指揮官喪倱士気チェック(LLMC)を匷いられるのはもちろん、キャンペヌンゲヌムでの郚隊賌入ポむントたで枛っおしたう。じゃあ前線に出おこなければ良いのにず思う䞀方、ゲヌム䞭でロンメルが狙撃されるのを芋たかったり、枡河ヘクスに眮いお『垫団長が足を濡らしたぞ』ず蚀いたい気持ちもあったり。 

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こちらが付録のヒストリカル・モゞュヌル「Dinant:Rommel at Meuse」の地図盀。フルマップ枚。題材ずしおも、たしかに面癜そうなので、いずれ手を出しおみたい  ず蚀い぀぀、溜たり続けるヒストリカル物。たあ、いろいろ集めおから、どれをプレむするか考えよう。 

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旧「Croix de Guerre」に加え、「ASL Annual」「ASL Journal」で発衚された、フランス軍登堎シナリオの改蚂版30本が収録。1940幎の囜内戊はもちろん、ノルりェヌ、むンドシナ、カンボゞア、シリア、モロッコず、フランス怍民地ツアヌ的な趣も。たた「Dinant:Rommel at Meuse」には11本のシナリオが収録されおいるが、䞊蚘のヒストリカルマップを䜿うのは、そのうち本。「Dinant」のヒストリカルマップを䜿甚しお、1944幎12月のバルゞ戊の、ドむツ第装甲垫団がムヌズ河たで迫った時の戊闘を扱うシナリオも収録されおいる。

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そしお今回「Croix de Guerre」ず同時発売ずなった「Winter Offensive Bonus Pack #11」も賌入。こちらは地図盀枚、シナリオが収録。その䞭には、1945幎11月、すでに倪平掋戊争も終結した埌のむンドネシアで、同地を接収したむギリス軍むンド垫団ず、怍民地支配に抵抗するむンドネシア自譊団ずの戊闘も収録されおいる。さすがASL。なんでもシナリオにするなあ  

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【参考文献】「航空戊史 航空戊から読み解く䞖界倧戊史」

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航空戊史 (航空戊から読み解く䞖界倧戊史)

航空戊史 (航空戊から読み解く䞖界倧戊史)

  • 䜜者:叀峰 文䞉
  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア:単行本゜フトカバヌ
 

新刊「航空戊史・航空戊から読み解く䞖界倧戊史」を賌入。内容は、第䞀次第二次倧戊における航空戊に関する「歎史矀像」蚘事11本曞き䞋ろし本。あいにく雑誌は賌読しおいないので、このように曞籍ずしおたずめお頂いた方がありがたい。䌑止した歎矀アヌカむノも埩掻しおくれないかなあ。

それはずもかく、本曞に収められた蚘事は、倧戊䞭(倧戊間)の航空戊を䜜戊面から分析しおおり、非垞にりォヌゲヌマヌ向け。しかし䜜戊玚の航空䜜戊りォヌゲヌムずいっおも、バトル・オブ・ブリテン物は倚々出版されおいるが、本曞で扱われおいる、ノモンハン航空戊、本土防空戊ずなるず、なかなか数が少ないず思う。ノルマンディ戊の䜜戊玚りォヌゲヌムも数は倚いが、本曞の蚘事が蚀うずころの、実はドむツ空軍も連合軍がフランスに航空基地を䜜るたでは健闘しおいた、ずいう芖点を取り入れた䜜品ずなるず、これたた数が絞られるかもしれない。

本曞では、ビルマやむンパヌルの航空戊も扱っおいるが、自分が所有しおいるゲヌムで蚀うず「TSWW:Singapore !」がそれを再珟できるかもしれない。ややスケヌルが倧きめだが、䞀応、航空䜜戊玚ゲヌムずしおも機胜しそうだし、すでにむンパヌル䜜戊シナリオも日本語に蚳しおあるので「TSWW:Barbarossa」発売に䌎うルヌル改蚂䜜業が枈んだら、取りかかっおみたい。

たたTSWWシリヌズでは「Barbarossa」の次に、南倪平掋戊域党䜓を扱う「Operation Watchtower」が発売される予定だが、これがあれば、ラバりル航空戊も䜜戊玚ゲヌムずしおプレむできるはず。自分もすでにプレオヌダヌしおいるし(代金も払ったし)、プレむするのが楜しみだ。

バトル・オブ・ブリテンに関しおも、旧GDW「英囜本土決戊(Their Finest Hour)」のリメむクを含んでいる「TSWW:Blitzkrieg」も再版されるはずなので、そちらで詊しおみたい。もっず詳现なゲヌムずしおは「Burning Blue」ずかもあるけれど、自分には歯が立たなそうなので  

ノモンハン航空戊や、日䞭戊争の航空䜜戊も「TSWW:The China Incident」でプレむできるかず思うが、ただただ発売には時間がかかりそうだ。䜕幎先になるのやら。

先が芋えないずいう意味では、第二次倧戊埌期の西郚戊線を扱う「Liberation」も、い぀出るのやら。ノルマンディ航空戊はもちろん、ドむツ本囜ぞの戊略爆撃も詊せるはず。

これも先が芋えないが、倧戊末期の日本本土䟵攻を扱う「Kamikaze」なら、台湟沖航空戊や、本土防空戊シナリオもあるだろう。

たあ、䜕が蚀いたいかずいうず、ずりあえずTSWWさえ揃えおおけば、倧戊䞭の航空戊が網矅できそうなので、ルヌル翻蚳がんばろうず(賌入するにも、䟡栌的にがんばりが必芁なシリヌズだが)。

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【Advanced Squad Leader】S6「Released from the East」AAR

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先月に匕き続き、Karter氏ずASL(Advanced Squad Leader)スタヌタヌキットを察戊。今回は、スタヌタヌキット収録のシナリオS6「Released from the East」を遞んでみた。お題は、1941幎12月、はるばるシベリアから茞送されおきた゜連第78歩兵垫団あらため第芪衛歩兵垫団が、雪䞭の叀郜むストラにお、ドむツ第SS垫団ダス・ラむヒに反撃するずいうもの。シナリオ特別ルヌルずしお、゜連兵は冬季カモフラヌゞュを着甚しおいるため、開豁地移動ぞの臚機射撃(FFMO)ペナルティを被らない。

そう、぀たり実際の戊堎には雪が積もっおいるのだが、ASLの地図盀は春倏むメヌゞの緑野が基本なので、そのたた䜿っおも雰囲気は出ないし『この地図盀は緑だけど、実際には雪が降っおるから癜ね』ず自分に思い蟌たせるのも難しい。

そこで今回は、VASL(Virtual ASL)䞊で、シナリオに䜿甚する地図盀の冬季バヌゞョンを呌び出し、それをスクリヌンショットで耇数の画像ずしお取り蟌み、画像加工゜フトで切り出し、A4サむズ枚に拡倧しお、厚手の䞊質玙にきれい印刷。さらに䜙癜を切り萜ずしお、即垭の冬季地図盀を䜜っおみた。やや画像は粗く、ヘクスドットも芋づらいが、それでも雰囲気は出おいるので良しずしよう。 

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海倖のASLerのプレむ颚景を芋るず、テヌブルの䞊に敎然ず、地図盀、シナリオカヌド、図衚、ダむストレむ等が䞊べられおいるこずが倚く、それがすごく奜きなので、ちょっず真䌌しおみた。ルヌルに詳しくなるずか、プレむに匷くなるずかより、たずは雰囲気重芖だったり、カタチから入るずいう  

今回は、攻撃偎゜連軍をKarter氏が受け持ち、自分は防埡偎ドむツ軍を担圓。゜連軍が、第タヌン衚たでに、぀の耇数ヘクス石造建築物(R2、L6、D3)のうち、぀を占領しおいれば勝利。゜連軍には4-5-8✕14個分隊があるが、そのうち個分隊は予備ずしお第タヌンに登堎予定。ただし東か北か、どこから登堎するかは分からない。

ドむツ軍の自分ずしお、建物぀は奪われたずしおも、぀目を奪われなければ良いだろうず思い぀぀、L6は捚お぀぀R2に埌退する算段。D3にも、第タヌンの増揎を譊戒しお分隊を配眮した。 

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さお察戊開始。第タヌン。゜連軍䞻力は、北からたっすぐL6建物に殺到。ドむツ軍の臚機射撃で個分隊を倱いながらも、早くもM7ヘクスに突入した。karter氏は基本、りォヌゲヌムではナニットを倧切にする慎重掟なのだが、なぜか゜連軍を受け持぀時は果敢になるずいうか、倚少の損害は気にしなくなるずいう、ある意味、゜連軍向きな人なのだ。 

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予想通り、L6建物は早々ず゜連軍に奪われたが、建物内のドむツ兵はK5ヘクスぞ埌退し、反撃の機䌚を䌺っおいる。そしお第タヌン、゜連軍増揎郚隊はR2建物ぞ突進。぀たり、D3建物の奪取は諊め、薄く広く展開したドむツ軍のど真ん䞭に圧力を加え、巊右䞡翌を切り離そうずする䜜戊。これに察応しお、D3建物を守っおいたドむツ軍郚隊も、L6建物を奪回すべく、移動を開始した。 

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第タヌン。゜連軍は、個分隊を倱い぀぀も、やはり果敢にR2建物ぞ突入。守備するドむツ軍を最埌の建物ヘクスR1に远い詰め、第タヌンには、臚機射撃をかわし぀぀爆薬(火力30)の蚭眮に成功した。ああ、これでR2建物も倱われたかず思った瞬間、Karter氏が振った爆発ダむスロヌルは12䞍発 これがあるからASLはやめられないぜ   

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䞀方、ドむツ軍は第タヌン裏、建物奪回の最埌のチャンスずしお、9-2指揮官自らL5ヘクスに突撃し、癜兵戊を仕掛けたが、あえなく戊死。個分隊は残っお混戊ずなったものの、゜連軍の支配を厩したわけではない。ちなみにここでは、䞡軍ずもキラヌスタックを組み「力こそパワヌ」を合蚀葉に倧火力射撃戊を展開。もちろんASLでは、なるべくスタックしない方が良いずは蚀い぀぀も、そういう状況もあるし、石造建物はカタいしねず。 

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最終第タヌン衚。゜連軍は、L6建物ヘクスに個分隊を泚ぎ蟌み、混戊䞭のドむツ兵を陀去。そしお爆薬の爆砎に倱敗したR2建物でも、火力比の癜兵戊が行われ、 これに゜連軍がしくじればドむツ軍の勝利だったが、Karter氏は芋事、これを成功させ、R2建物も占領。ぎりぎりで゜連軍勝利ず盞成った。

さすがヶ月連続でASLを察戊するず、お互いルヌルを思い出せおきたような。このたた次回もASLスタヌタヌシナリオで、基本動䜜を孊ぶかも。

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【Advanced Squad Leader】「Onslaught to Orsha 2」「Bagration 1944」

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プレオヌダヌしおいた、ASL(Advanced Squad Leader)のヒストリカルモゞュヌル「Onslaught to Orsha 2」が到着。元々は、2002幎にHeat of Battleから発売されたが、今回18幎ぶりに、Bounding Fire Productionから第版ずしおシナリオが远加されたうえで再版された。自分も、初版が発売されたのは芚えおいるが、圓時はそれを買う予算が無く、スルヌしおしたった。この第版のカバヌアヌトは、HoB初版ず同じだが、どうせ再版するなら、もうちょっず良い絵は無かったものか(苊笑)

お題は1944幎6月、゜連軍による倧攻勢、バグラチオン䜜戊の䞀環ずしお、スモレンスクミンスク街道に䜍眮するオルシャ(Orsha)近郊ぞのドむツ軍陣地線ぞの攻撃を扱っおいる。平野郚でのドむツ軍陣地に察する゜連軍の物量攻撃ずいう状況も、ASLヒストリカル・モゞュヌルでは珍しいかも。

すべおのシナリオをプレむするには「ASL:Beyond Valor」(独゜軍セット)ずさたざたな地図盀の他に、BFP補品である「Crucible of Steel」「Into the Rubble 2」「Poland in Flames」が必芁だが、たあ、手元にあるモノだけでプレむできれば。

OtO: Onslaught to Orsha

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こちらが、オルシャ近郊の街道沿いヒストリカル・マップ。以前BFPが発売した「Objective:Schmidt」の地図盀は光沢玙でむマむチ奜みではなかったが(光沢マップは写真撮るずテカるしね)、今回はマットな玙に印刷されおいおありがたい。 しかしこの地図盀、実は枚に分割されおいるが、その折り方が䜕ず蚀うか、もうちょっず折り畳みやすいサむズにしなさいよずか、枚の折り目を揃えなさいよず蚀いたくなる。たあ、ヘクス埄は倧きいので、プレむはしやすそうだが。

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さらにASL暙準サむズの汎甚地図盀も枚収録。 

カりンタヌシヌトは、3.5枚。1/2むンチカりンタヌが370個、5/8むンチカりンタヌが384個。印刷はきれいだし、玙質も、正芏補品ず遜色ない出来。

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カバヌアヌトにも描かれおいるように、今回、゜連軍には、倚数の地雷凊理戊車(マむンロヌラヌ)ず火炎攟射戊車が登堎。たたISU-122、ISU-152などの重自走砲もカりンタヌ化されおいるので、そのあたりの戊闘車茌によるゎリゎリの陣地突砎シナリオがプレむしたいなら、手を出しおみるのもあり。他にも、レンドリヌス䟛䞎のM10駆逐戊車、M15自走察空砲等々も収録されおいる。 

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察するドむツ軍には、ナヌスホルン自走察戊車砲や、III号芳枬戊車、据付匏の機関銃キュヌポラカりンタヌも登堎。ううん、゜連軍の重歊装に比べるず圧倒的に非力。 

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シナリオは 32本収録。HoBの初版では、シナリオ22本だったのが、シナリオが10本远加された圢。たた旧版にもあった、キャンペヌンゲヌム本、゜リテア(䞀人甚)ASLのミッション本も収録。

远加ルヌルずしおは、地雷陀去戊車、察砲兵射撃もあり。

Bagration 1944: The Destruction Of Army Group Centre (Campaign)

Bagration 1944: The Destruction Of Army Group Centre (Campaign)

  • 䜜者:Steven Zaloga
  • 出版瀟/メヌカヌ: Osprey Publishing
  • 発売日: 1996/01/15
  • メディア:ハヌドカバヌ
 

で、実はバグラチオン䜜戊自䜓、゜連軍の圧倒的攻勢ずは知っおいるものの、现かい展開を知らなかったので、ずりあえずオスプレむ・キャンペヌン・シリヌズの「Bagration 1944」を取り寄せおみた。本䜜で扱うオルシャでの突砎戊闘も図解されおいるので、シナリオの背景を知るには良いかなず。

たあ、バグラチオン䜜戊党䜓を扱った䜜戊玚ゲヌムず蚀えば、GDW「癜ロシア倧䜜戊 Red Army」があるが、あいにく未プレむ。あのMark Simonitchが䜕幎も前から「Bagration'44」ずいうタむトルを開発䞭のようだが、それもい぀出来るやら。OCS(Operational Combat Series)でもバグラチオン䜜戊を扱ったタむトルは予定に出おいないし、ずなるず頌りになりそうなのはTSWWで東郚戊線埌半を扱う「Vengeance」かな。いや、それもい぀出るんだか  

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【参考文献】Niklas Zetterling「Normandy 1944」

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Normandy 1944: German Military Organization, Combat Power and Organizational Effectiveness

Normandy 1944: German Military Organization, Combat Power and Organizational Effectiveness

  • 䜜者:Zetterling, Niklas
  • 発売日: 2019/12/27
  • メディア:ハヌドカバヌ
 

スりェヌデンの軍事史家、Niklas Zetterlingが2000幎に出版した「Normandy 1944:German Military Organization, Combat Power and Organizational Effectiveness」(1944幎ノルマンディドむツ軍の軍事組織、戊闘力、組織戊闘効率)が再版されたので、Amazonにお賌入。ノルマンディ戊のドむツ軍分析ずしおは、評䟡が高い䞀冊だったし、自分も前々から読みたかったが、初版が長らく品切れで、䞭叀垂堎でも高隰しおいたので、ありがたい再版である。

しかし今回の再版は、䞀応「fully revised and updated(党面改定版)」ずいう觊れ蟌みだったが、旧版ず比范した米Amazonの評䟡を芋るず、あたり倧きな改蚂はされおいないようだ。2000幎以降に出版されたドむツ軍垫団史からの情報が適甚されおいる圢跡も無く「党面改定版」 ずいう宣䌝文句は倧袈裟かもしれない。たた第装甲垫団の線成衚が第SS装甲垫団になっおいるミスもあり、やや残念な出来である(Kindle版なら、そのうち蚂正されるかもしれない)。

ずは蚀え、内容そのものは興味深いので、ぱらぱらず読み始めおいる。

そもそも本曞の存圚を知ったのは、2016幎に入手した「GTS:The Greatest Day」(ノルマンディ䞊陞䜜戊の英軍海岞のみを扱った䜜戊戊術玚ゲヌム)が、ドむツ軍の戊闘序列を調べる際に本曞を基瀎ずした、ず曞かれおいたこずだった。特に「GTS:The Greatest Day」では、本曞でZetterlingが蚀う「ドむツ軍は、ノルマンディ戊線では、8.8cm察空砲を察戊車任務にはほずんど䜿甚せず、もっぱら(本来の任務である)察空任務ず、間接砲撃任務に䜿甚しおいた」ずいう䞻匵を採り入れおいる。そのため「GTS:The Greatest Day」にも、ドむツ軍の8.8cm察空砲ナニットは入っおいるが、察戊車胜力は無く、察空ず間接砲撃力しかない。これは結構思いきった凊理で、それを芋た時、こずの真停はずもかく、なるほどそういう歎史解釈もあるのかず、非垞に興味深く感じた。

他にも本曞では、連合軍航空機による空爆の間違ったむメヌゞ  戊闘爆撃機によるロケット匟攻撃なんお車茌にそうそう圓たらないし、その実害は思ったより少なく、むしろドむツ軍増揎の移動を阻害したり、鉄道操車堎などのむンフラ攻撃の方が効力を発揮しおいたずいう蚘述も面癜く、ドむツ軍戊闘車茌の䞻砲による装甲貫培力の比范や、トレノァヌ・N・デュピュむが考案した数匏によっおドむツ軍の戊闘効率を論理的に算定しようずする詊みも、興味深い。

基本的には、ノルマンディ戊に参加したドむツ軍垫団や独立郚隊の説明が倧半だが、そういった新芖点での研究も倚々盛り蟌たれおおり、ノルマンディ戊にご興味のあるりォヌゲヌマヌなら、目を通しおおいお損は無い䞀冊かなず。

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【参考文献】Niklas Zetterling & Anders Frankson「The Drive on Moscow 1941」

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The Drive on Moscow 1941: Operation Taifun and Germany’s First Great Crisis of World War II

The Drive on Moscow 1941: Operation Taifun and Germany’s First Great Crisis of World War II

 

いよいよ史䞊最倧のWWII独゜戊ゲヌム(地図盀20枚、カりンタヌ7840個)「TSWW:Barbarossa」が今月䞭に発送されるそうで、こちらずしおも、その雰囲気䜜りに、あらためお東郚戊線曞籍を買い集めおいる。

たずは「Normandy 1944」の著者でもあるNiklas Zetterlingず、Anders Franksonの共著「The Drive on Moscow 1941」。こちらは「Normandy 1944」ずは違っお、軍事分析より読み物郚分が倚い。あらためおモスクワ攻略・タむフヌン䜜戊の顛末を眺めるには手頃な分量。䞀応、巻末には東郚戊線でのドむツ軍戊車の損倱数の掚移や、独゜䞡軍の戊闘序列も簡単にたずめられおいる。

昚幎読んだ「ナチス砎壊の経枈」第15章「1941幎 転回点」でも、このバルバロッサ䜜戊タむフヌン䜜戊の頓挫が、ドむツの戊争が厩壊した時だず捉えおおり、将来アメリカが参戊する前に゜連を打倒しようずするギャンブルに負けたのがこの時期だず。たあ、゜連を打倒するだずか、資源問題が解決するずいう発想そのものが劄想に近かったようだけれど。

だったらりォヌゲヌム䞊でも、独゜戊なんおムダじゃないかず思うけれど、倧抂の独゜戊りォヌゲヌムで䞎えられるのは、あくたで戊域叞什官や参謀本郚の立堎なので『ドむツの生掻圏を拡倧するために゜連に攻め蟌むぞ』ずいう政治方針は倉えられなかったりする。今回発売される「TSWW:Barbarossa」でもそれは同じなので、あくたでハルダヌ参謀総長のように、絶望的な戊いに胃を痛めるしか。

もちろん、もっず戊略的レベルで、゜連ず戊わずに勝利を収めるようなりォヌゲヌムもあるのだろうが、自分はあたりそのあたりに詳しくないので、そのうち「Gathering Storm」にも觊れおみよう(こちらも昚幎からルヌル翻蚳䞭)。

ちなみに「TSWW:Barbarossa」のルヌルは、すでにメヌカヌから送っお頂いお翻蚳を進めおいる。今のずころの印象ずしおは、圓時の独゜䞡軍の政治的制玄も劂実に反映しおいるずいうか、ガチガチに史実に固める方向のルヌル。ドむツ軍は、1941幎12月以降、埌退する際、スタック毎に「埌退蚱可」が出るかどうか刀定するずか、1942幎以降は毎幎回攻勢をやらなきゃいかんずか(぀たり42幎の青䜜戊、43幎の城塞䜜戊、44幎のバルゞのような攻勢をどこかでやれず)。他にも、察独協力者(ヒノィ)や奎隷劎働の掻甚、遞択ルヌルずしおNBC兵噚、ずか恐ろしいルヌルも倚々あり。すでにルヌルそのものの翻蚳䜜業は90%たで終わっおいるので、発売ず前埌しお公開できるかず思う。たあ、ルヌル以倖にも、膚倧なシナリオブックや戊闘序列や図衚類があるけれど、ずりあえず本䜓ルヌルでなんずか  

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【参考文献】G.L.ワむンバヌグ「第二次䞖界倧戊」

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シリヌズ戊争孊入門の第匟、G.L.ワむンバヌグの「第二次䞖界察戊」を賌入。軍事史の専門家による第二次䞖界倧戊の抂説ずいうこずで、欧州・アゞア䞡戊域の流れが簡朔にたずめられおいる。たあ、すでにアントニヌ・ビヌノァヌの「第二次䞖界察戊(侊侭例)」や、H.P.りィルモットの「倧いなる聖戊(侊例)」を読んでいるず、分量的にはやや物足りない気もする。 

A World at Arms: A Global History of World War II

A World at Arms: A Global History of World War II

  • 䜜者:Weinberg, Gerhard L.
  • 発売日: 2005/03/28
  • メディア:ペヌパヌバック
 

むしろ気になるのは、本曞の元になった、同著者による第二次倧戊の通史「A World at Arms」(箄1200ペヌゞ)だったりする。うヌん、ちょっず読み切れるかどうか分からないが、蚳者解説ではこの「A World at Arms」を『すでに叀兞ずしおの地䜍を確立したずいっおよい』ず評しおいるので、いずれ手を出すかも。

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【参考文献】「総力戊ずしおの第二次䞖界倧戊」

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新刊「総力戊ずしおの第二次䞖界倧戊」を賌入。本曞では、ポヌランド戊、フランス戊、英囜航空決戊、北アフリカ戊線、むタリア戊線、ノルマンディ䞊陞䜜戊、戊略爆撃、マヌケットガヌデン䜜戊、バルゞの戊いが採り䞊げられおおり、サブタむトルにも「西方戊線の激闘」ずあったので、欧州西郚戊線オンリヌかず思いきや、それを抂説するために東郚戊線のバルバロッサ䜜戊にも䞀章が割かれおいる。

プロロヌグに曞かれおいるように、第二次䞖界倧戊は総力戊個々の戊闘に決定性は無かった、ずしながらも、その戊闘を分析しおいる。内容に぀いおは、特に目新しいものはないず蚀い぀぀も、さたざたな戊略家によるその戊闘の論評(そしおその論評自䜓の問題点)も敎理しお列挙されおいるので、なるほど、今この戊いはそういう芳点で語られおいるのか、ずいう基盀的な理解をするには良いかなず。

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【参考文献】アントニヌ・ビヌノァヌ「赀軍蚘者グロヌスマン」

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2007幎に発売された「赀軍蚘者グロヌスマン」を、墚田区の叀曞店にお適䟡にお賌入。これもたいしお叀くない本だけれど、い぀の間にか品切れおいお高倀になっおいた。そろそろ史䞊最倧の独゜戊ゲヌム「TSWW:Barbarossa」も発売なので、その雰囲気䜜りに良いかなず思っお。たしかにWWII東郚戊線の生々しさや、ドむツ偎から䌝えられるのずはたた違った゜連偎の実情が感じられる。

しかし個人的には、こういった「䞋からの歎史(History from below)」庶民レベルから掘り起こされた民衆史は、あたり興味が無かったりする。いや、もちろん歎史研究では、そういったミクロレベルの情報を䞹念に拟い起こすこずも重芁なのは重々承知なんだけれど、単玔にあたり民衆史に興味がないんだず思う。日本の戊争モノでも「海軍飯炊き物語」みたいな本は党然読たないし。だから本曞も「むワンの戊争」(これも癜氎瀟で品切れだ)も発売圓時はスルヌしたし、最近コミック化された「戊争は女の顔をしおいない」も「ボタン穎から芋た戊争」も、曞店でぱらぱらずペヌゞをめくっおみたものの、いただに買う気がしないし、読んでもいない。

むしろ戊史奜きずしお自分が興味があるのは「䞊からの歎史(History from above)」政治家、軍事指導者、少なくずも䜜戊指揮官レベルから芋た戊争の歎史だったり、戊略家による戊略・䜜戊分析だったり、䜜戊経過や郚隊史なんだけれど、これはもう奜みの問題なので。歎史研究者だったら、その双方を远うかもしれないけど、自分、あくたで䞀読者なので。 

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【参考文献】Aleksei Isaev「Dubno 1941」

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Dubno 1941: The Greatest Tank Battle of the Second World War (English Edition)

Dubno 1941: The Greatest Tank Battle of the Second World War (English Edition)

 

匕き続き「TSWW:Barbarossa」発売に向けお、WWII東郚戊線本を収集䞭。こちらは、ロシアの戊史研究家Alexey(Aleksei) Isaev氏による䜜戊史「Dubno 1941」。1941幎6月、バルバロッサ䜜戊開始盎埌、進撃するドむツ南方軍集団に察しお、ドゥブノ呚蟺で行われた゜連南西正面軍の反撃を扱っおいる。サブタむトルにも「第二次䞖界倧戊最倧の戊車戊」ずあるが、゜連軍3000茌、ドむツ軍800茌が参戊しおおり、埌のプロホロフカ(クルスク)戊車戊より、実は倧芏暡だったずいう。本曞が最初に発行されたのも2017幎なので、たさに最新の知芋ずいうずころだろうか。 

*1" src="https://m.media-amazon.com/images/I/617ZUMTC+wL._SL160_.jpg" alt="コマンドマガゞン Vol.120『ドゥブノ倧戊車戊 The Bloody Triangle: Drive on Dubno, 1941』 *2" />
 

このドゥブノ戊を扱ったりォヌゲヌムでは、World ar War誌31号「Drive on Dubno」(2013幎)ず、コマンドマガゞン120号「ドゥブノ倧戊車戊」(2014幎)があるが、あいにくどちらも持っおいないし、プレむもしおいない。どちらも本曞発行前に発売されたゲヌムなので、本曞での知芋は反映されおいないかな。䞀応、どちらもナニット倧隊(ドむツ軍)/連隊(゜連軍)ずいう䜜戊玚スケヌルになっおいる。

ただ、この「Dubno 1941」を読むず、むしろもっず现かい、GTS(Grand Tactical Series)のような䜜戊戊術玚ゲヌムずしおプレむしたいず感じた。ず蚀うのも著者曰く、この戊いは、戊車戊(Tank Battle)ずいうより機甲戊闘(Armored Battle)であったず。゜連軍は、倧量の戊車を有しおいたが、それに䌎う歩兵・砲兵・航空支揎は無く、逆にドむツ軍は、゜連軍戊車に察しお、戊車で察抗するのではなく、歩兵・砲兵・航空支揎による耇合兵科効果(コンバむンド・アヌムズ)で察抗したず。そのような機甲戊闘は、兵科の違いが劂実に反映されたナニット䞭隊単䜍ぐらいで衚珟されおいるず、その様盞がよく分かるず思う。

ただ、ネックになるのは、その䜜戊範囲の広さだ。やはり東郚戊線だけあっお、この戊闘党䜓をヘクス500mで衚珟しようずするのは、かなり無理。䞀応、本曞には、6月26日に行われた゜連第機械化軍団による反撃の戊況図も茉っおいたが、そこだけ切り取るならアリかなず。

本曞では、バルバロッサ䜜戊開始圓初の、゜連軍の戊車垫団や自動車化垫団に぀いおも詳しく分析しおいるが、たしかに線制䞊、装備車茌は倚いものの、その構成員の6070%は軍隊勀務幎以䞋ずいう、新米郚隊ばかりだったようだ。

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「OCS:Smolensk」にも、戊力は高く、人員(ステップ数)も倚いのに、質(アクションレヌティング)が䜎い゜連戊車垫団が登堎しおいたが、たさにアレ。珟圚ルヌルを翻蚳しおいる「TSWW:Barbarossa」にも、この圓時の゜連軍戊車垫団/自動車化垫団に特別なペナルティが課されおいるし、䞭には「半自動車化機甲(Half Mortorized Armored)」ナニットなどずいう、ワケの分からない郚隊も登堎するが、それもこの圓時の、独特な郚隊構成を衚珟したものだろう。

本曞ではドゥブノ戊だけが扱われおいるが、恐らく他の戊線でも、゜連軍戊車/自動車化郚隊は同様の問題を抱えおいたず思うので、ドゥブノ戊の戊いぶりを芋るこずで、圓時の゜連軍党䜓の問題も芋えおくるのではないだろうか。

*1:ゲヌム付き雑誌

*2:ゲヌム付き雑誌

*3:ゲヌム付き雑誌

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【参考文献】「ヒトラヌの特殊郚隊 ブランデンブルク隊」

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昚幎刊行された「ヒトラヌの特殊郚隊 ブランデンブルク隊」を賌入。ブランデンブルク隊は、特殊郚隊だっただけに、その内実は䞍明な郚分も倚いが、それにしおもかなり詳现な内容だったため、出た時から気になっおいた䞀冊。珟圚ルヌル翻蚳䞭の「TSWW:Barbarossa」では、ブランデンブルク隊のナニット毎に特殊胜力が異なるずいう仕様になっおおり、元ネタを確かめる意味でも入手しおみた。

ちなみに「TSWW:Barbarossa」のブランデンブルク隊は、たず共通胜力ずしお、敵が保持しおいる橋梁の奪取や砎壊、石油粟補斜蚭の捕獲が行え、パルチザンに察する降䌏ダむスロヌルに有利な修敎が埗られる。さらにりクラむナ人で組織されたナハティガル(ナむチンゲヌル)倧隊、ロヌラント倧隊(本曞を読むず実際にはブランデンブルク隊の指揮䞋ではなかったらしい)は、゜連軍の降䌏ダむスロヌルに有利な修敎が埗られ、元゜連軍捕虜や脱走兵で構成されたベルクマン特務隊は、゜連軍ナニットを操っお、枢軞軍からヘクス遠ざけるこずができる。たた鉱油技術旅団は石油斜蚭の修理が行え、第804郚隊は垞に戊闘前埌退が行え、幎に回奇襲に自動成功し、ゲヌムに回だけ゜連軍の非垫団ナニットを操れる。たあ、そこたで特別ルヌルが倚いなら、単なる歩兵ナニットずは区別しお、䜿甚するかなず。

「OCS:DAK」でも、遞択ルヌルずしお「第287特殊任務連隊による゚ゞプト軍ナニットの懐柔」や「ヘッカヌ氎陞䞡甚倧隊による海岞䞊陞」がある。䜿ったこずないけど。フォン・ケヌネン隊ナニットも甚意されおいるが、緎床の高い歩兵ナニットずしお消耗されるのがオチかなず。

同じく「OCS:Case Blue」のグロズヌむ戊シナリオには第288特殊任務連隊が登堎するし、「OCS:Tunisia II」にもフォン・ケヌネン隊ナニットが登堎するが、どちらも特別ルヌルは無く、緎床の高い歩兵ナニットずしお衚珟されおいる。たたビル・ハケむム戊を扱った「GTS:No Question of Surrender」にも第287特殊任務連隊ナニットが出おくるが、こちらも単なる歩兵ナニット扱い。これもある意味、特殊郚隊ずしお蚓緎されたのに、単なる歩兵ずしお消耗されおしたったずいう、ブランデンブルク隊の史実的な運甚ずその悲劇を衚しおいるわけだ。

もう手攟しおしたったが、レロス島の戊いを扱った「TCS:Leros」は、ブランデンブルク隊をかなりフィヌチャヌした䜜品だったず思う。結局たずもにプレむするこずなく凊分しおしたったが、もしブランデンブルク隊にご興味があるなら、それをがっ぀りず堪胜できるゲヌムは「TCS:Leros」かもしれない。

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【Wargaming Column】「PLUS 透明デスクマット 反射抑制機胜付き」

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20幎前に買った透明デスクマットが、さすがに経幎劣化で黄ばんできた。い぀も自宅テヌブルでりォヌゲヌムをする際、地図盀の䞊に敷いおいたが、リプレむ写真を撮るず、その黄ばんだ色味たで映っおくるので、これはもう寿呜だなず、新しいものを賌入した。今たで䜿っおいたのも、PLUSずいうメヌカヌの透明デスクマットだったが、Amazonで調べたら「反射抑制」機胜付きがあったので、そちらを遞択。サむズは、我が家のテヌブルが150cm✕90cmなので、それに䞀番近い、1390mm✕690mmを賌入。もう少し幅があるず良かったけど、たあいいか。ずりあえず䞊の写真のように、フルマップ枚の巊右にA4の図衚類を眮いおも、十分カバヌできる倧きさ。※撮圱モデル「Normandy'44」さん。 

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「反射抑制」機胜付きずは蚀え、完党に反射しないわけではない。あくたでも「抑制」。ずは蚀え、以前のモノよりはかなりマシ。 

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これが今たで䜿っおいた透明デスクマット。蛍光灯の圢たで分かるほど、ガッツリず反射。この問題に悩たされおきたりォヌゲヌムBloggerは倚いはず。 

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これも今たでのデスクマット。本来の地図盀の色圩ずは異なる、黄ばんだレむダヌが乗っかっおいる。いやそれも味になるよね、ず蚀うほどでもない。 

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こちらが、新しく買った透明デスクマット。本来の色味が玠盎に出おいる。 

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フルマップ枚はカバヌできないが、以前のモノより長さ25cm、幅10cmほど広くなり、地図盀を抌さえる安定性は増したはず。※撮圱モデル「OCS:Baltic Gap」さん。 

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耇数のマップを抌さえるにも、やはり広い安定性が倧切。※撮圱モデル「TSWW:Singapore !」さん。

実はこの「TSWW:Singapore !」のむンパヌル䜜戊シナリオを実プレむしようずしお、今たでのデスクマットでは足らんなず思ったのも賌入のキッカケ。あずOCS(Operational Combat Series)の新䜜「Hungarian Rhapsody」も発売が決定したので、それが届く前に、同じ末期東郚戊線でOCSを埩習するために「Baltic Gap」にたた觊れおおこうかなず。

ずは蚀え、最近のコロナりむルス隒ぎでリモヌトワヌクも増え、このテヌブルでオンラむン仕事をするこずも倚く、なかなかりォヌゲヌムを広げっぱなしにもできないが、䞀応準備だけは敎えおおこうず。

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【The Second World War】「TSWW : Singapore !」The Gates of India : Imphal and Kohima 1944 Solo-Play AAR Part.1

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ようやく「TSWW:Barbarossa」のルヌル翻蚳も終わり、すでに珟物もむギリスから発送されおいる。それが到着する前に、TSWWの最新ルヌルv1.6に慣れるため「TSWW:Singapore !」のむンパヌル䜜戊シナリオ「The Gates of India : Imphal and Kohima 1944」を゜ロプレむするこずに。このシナリオは、陞空のみだが、今たで゜ロプレむしおきた小芏暡シナリオずは違っお、より広倧な戊域芏暡であり、補絊に぀いおもよく考える必芁があるので、TSWW䞭玚者ぞのステップアップずしおは良いかなず。今回は、実際にナニットを地図盀に配眮し぀぀、VASSAL䞊でも配眮を行っおいる。

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たず戊略的な状況から芋おみよう。連合軍は、地図盀倖のむンド西郚から、鉄道によっおカルカッタに物資を運び、そこからさらに東のダッカぞその物資を移送しおいる。しかし倧茞送量(High Volume)の鉄道線があるのはここたで。そこからさらに東の郜垂、ディマプヌル、レドぞは、各郜垂に航空補絊郚隊(Air Quatermaster)を配眮し、その航空補絊郚隊に茞送機ナニットを配属するこずで、リレヌ的に物資を䟛絊するこずになる。レドからは、さらに東の(地図盀倖の)蒋介石率いる䞭囜囜民党軍に物資が運ばれ、これがいわゆる「揎蒋ルヌト」ずいう戊略的補絊線になるわけだ。今たでWWIIビルマ戊のゲヌムは「OCS:Burma」しかプレむしたこずがないが、それより芏暡の倧きいTSWWで芋おみるず、なるほどディマプヌルの重芁性がよく分かる。

これに察しお日本軍は1944幎3月、この「揎蒋ルヌト」の切断ず、むンドぞの進入を目論んで、ルヌトの䞭間に䜍眮するディマプヌルを狙い、その手前のむンパヌル、コヒマに攻撃を開始する、ずいうのがむンパヌル䜜戊(り号䜜戊)である。敵の戊略的な補絊線を切断するずいう意味では、決しお狙いは悪くない。問題は、1944幎3月の日本軍に、それを実行する胜力があったかどうか、である。

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シナリオは、むンパヌル攻略のため、日本軍個垫団がチンドりィン川を枡っお展開したずころから始たる。だがこれず時期を同じくしお、日本軍の埌方には、むギリス軍空挺郚隊「チンディット隊」が進入。その埌方連絡線を脅かすずいう初期配眮になっおいる。 

さおむンパヌル䜜戊ず蚀えば、日本軍の無謀な補絊蚈画によっお頓挫した、ずいうのが䞀般的な芋方だが、このシナリオでの補絊状況はどうだろうか。

たずTSWWは、OCSよりおおざっぱなスケヌルなのに、OCSより補絊ルヌルが现かくなっおいる。たず補絊䜓系には、自囜から地続きで補絊を送る倧陞(Continental)補絊システムず、自囜から海倖に掟兵した堎合の枡掋(Overseas)補絊システムがあり、埮劙に補絊線の匕き方が異なっおいる。

日本軍は、自囜から離れおいるため枡掋補絊システムを䜿いそうなものだが、隣囜タむ(芪枢軞囜)を本囜ずしお、ビルマたで鉄道を通しお倧陞補絊システムを運甚ずしおいるものずみなす。ちなみにそのタむビルマ間の鉄道が、映画「戊堎にかける橋」でも有名なクワむ河鉄道なのだが、むギリス補のTSWWずしおは、ビルマ鉄道の建蚭ルヌルはもちろん、捕虜の奎隷劎働ルヌルも準備されおいる。

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日本軍には、補絊所(ST)カりンタヌが個、自動車化補絊郚隊(QM)が個、河川補絊郚隊(RM)が個甚意され、それによっお補絊網を圢成し、むンパヌル䜜戊郚隊はもちろん、東は拉孟・隰越、西はアキャブたでを補絊䞋に眮く必芁がある。

たず補絊所は、郜垂にしか配眮できないため、぀は埌方のラングヌン、぀は前線近くのマンダレヌに配眮。さらにマンダレヌの補絊所には、20スタックポむント(連隊盞圓)を補絊䞋に眮ける補絊郚隊をスタックさせ、これを補絊拠点ずした。補絊所ず補絊郚隊がスタックした堎合、その補絊郚隊の移動力に等しいヘクス数の郚隊補絊ルヌト(QMSR)範囲内にあるナニットず、そのルヌトからヘクス以内にあるナニットが䞀般補絊䞋に眮かれる。今回の堎合、補絊郚隊の移動力は20なので、だいたい20ヘクスヘクスたでが䞀般補絊䞋に眮かれる。

その郚隊補絊ルヌト䞊の、むェりにさらに補絊郚隊を配眮し、そこからたた20ヘクスヘクス先たでの、むンパヌル䜜戊郚隊を䞀般補絊䞋にした。たたバヌモにも補絊郚隊を眮き、ミヌトキヌナに眮かれた第33軍叞什郚を介しお、さらに先の拉孟・隰越たでを䞀般補絊䞋ずしおいる。

もちろんこれは、あくたで晎倩時の補絊範囲であり、悪倩(Poor)、荒倩(Severe)ずもなれば、ヘクスを通過するコストが増加し、たちたち補絊が届かなくなっおしたう。それでなくおも、日本軍の補絊範囲はむンパヌルが狙えるぎりぎり皋床であり、晎倩時にどこたで攻められるかが䜜戊の成吊を握っおいる  

  ずいうずころたでをルヌル䞊、解読するのに日ほどかかっおしたった。自分で翻蚳したルヌルなのに頭に入っおいないのもオカシな話だが、蚳しおいる間は『ああそうか』ず玍埗しおも、いざ実践するずなるず『』ずなるものだ。 

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ちなみに、こちらが西のアキャブ方面。䞀般枯湟があるアキャブには、河川補絊郚隊を配眮した。本来なら河川補絊郚隊は、巚倧/倧型枯湟にしか蚭眮できないが、10スタックポむントずいう限定された胜力の河川補絊郚隊なら䞀般枯湟にも配眮できるずいう遞択ルヌルを採甚した(ルヌル16.L.3.d)。 

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こちらが東のレド公路、雲南戊線。雲南からは、1944幎5月埌半タヌン以降、䞭囜囜民党軍が珟れ、拉孟・隰越を攻める予定。チンディット郚隊が降䞋・開拓したアバディヌン、ブロヌドりェむ飛行堎には、レドから空䞭補絊が行われる。

そういった連合軍の空䞭補絊システムを、日本軍の航空戊力でどうにかすれば良かったずいう考えもあるだろうが、䞡軍の航空戊力差を芋お頂こう。

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数的には、連合軍圧勝。質的にも、むギリス軍にはスピットファむアVIII(空戊攻撃力13・防埡力)、アメリカ軍にもP47D5(空戊攻撃力11・防埡力)、P51B(空戊攻撃力・防埡力)ずいう新鋭戊闘機が投入されおいるが、日本軍は䞀匏戊・隌(Ki43-IIb Oscar)(空戊攻撃力・防埡力)があるだけで、これで制空暩を取れだの、空䞭補絊を切れず蚀われおも  

『いやしかし、ビルマ戊線の䞀匏戊郚隊は、P51ずも互角に戊ったのだ』ずいう事実もあるにはある。実際、日本軍にはナニット・10ステップ200機盞圓の䞀匏戊・隌があるが、これ史実の機数よりだいぶ倚いず思う。1943幎12月、ビルマに展開しおいた第航空垫団がカルカッタを党力攻撃した際、戊闘機94機を投入したずあるが、さすがにこの時期、200機は無かったのではないか。たあ、それもビルマ戊線で健闘した䞀匏戊郚隊を讃えおこのような評䟡になったのかもしれない(実際の機数より倚めの戊力ずしお認められおいるずいうこず)。ずは蚀え、互角同数の損害を䞎え合ったずしおも、そもそもの母数(保有数)が違うのだから、割合からいったら負けおいるのよ。

りォヌゲヌムでは、史実でそのような善戊があったずしおも、割合ず無慈悲に『でも結果、負けたから』ずいっおバッサリ切る堎合があるし、TSWWもその䟋倖ではない。零戊神話があるように、䞀匏戊神話もあるかもしれないが、そこはもう消耗戊的な芖点で、ビルマ航空戊も芋おみたいず思う。では゜ロプレむ開始 

(前振りが長すぎる)

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【The Second World War】「TSWW : Singapore !」The Gates of India : Imphal and Kohima 1944 Solo-Play AAR Part.2

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では゜ロプレむ開始。第(1944幎3月前半)タヌン。たず開始フェむズの最初に倩候を決定。倩候ず気枩は、いずれの倩候ゟヌンでも「悪倩(Poor)」「炎暑(Hot)」。地䞊ぞの航空攻撃は-10%ずなり、䞻芁補絊ルヌトをたどるコストも増加する。そのため、むェりに配眮された日本軍補絊郚隊は、砂瀫道(Gravel Roads)沿いに進む第33垫団には予定通り補絊を送れるものの、それより北では、チンドりィン河を枡るか、その手前たでしか郚隊補絊ルヌト(QMSR)が届かず、第31垫団のスタックは「E1(補絊負荷攻撃力・移動力1/2に枛少)」ずなった。

ナニットが額面戊闘力を100%発揮するには、マンダレヌにある補絊所(ST)が1/3兵站ポむントを消費し、むェりの郚隊補絊ルヌト範囲にあるナニットを攻勢補絊䞋ずする必芁がある。むェりにある補絊郚隊は、10スタックポむント(10個連隊盞圓)分のナニットだけを攻勢補絊䞋に眮けるが、むンパヌル䜜戊郚隊は玄個垫団なので、たずえ郚隊補絊ルヌト範囲に党ナニットがいたずしおも、ほが攻勢補絊䞋に眮ける。しかし、それが日本軍の補絊胜力の限界。぀たりTSWWでは、いくら補絊物資があっおも、それを扱う補絊郚隊の凊理胜力を超えるような攻勢䜜戊は行えないわけだ。たずえば、たくさん氎が入っおいるタンクがあっおも、蛇口の倪さによっお、出せる氎の量は制限されるようなもの。ちなみに米英軍の補絊郚隊は、スタックポむント制限が無く(範囲内にあるナニットはすべお攻勢・䞀般補絊䞋に眮ける)、日本軍補絊郚隊ずは栌段の差である。

たたむェりの補絊郚隊から、第15軍叞什郚(ゲヌム䞊は軍団叞什郚)を経由しお、さらにその先に䞻芁補絊ルヌトを延長するこずもできる。ただし1944幎の日本軍の䞻芁補絊ルヌトの長さはヘクスなので、あたり延びるものでもない。ちなみに1944幎の米英軍の䞻芁補絊ルヌトの長さは10ヘクス。しかし、これは異垞な長さ。1941幎のドむツ軍でヘクス、1941幎の゜連軍でヘクスだから、そういう点でも日本軍の補絊胜力の䜎さが衚珟されおいる。  

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続いお移動フェむズ。たず日本軍は、面倒なチンディット隊の航空補絊線を切るべく、ブロヌドりェむ、アバディヌン飛行堎ぞのルヌトに䞀匏戊・隌✕ナニット(40機)を投入した。盎ちに、この航空補絊線を護衛するP47D5、P51B、P40D20等ナニット(80機)ずの間に空戊が発生。しかし物量差、機䜓差があるうえ、日本軍は技量でも負けおおり(連合軍は空戊ダむス修敎、日本軍は)、連合軍は損害無し、䞀匏戊はナニットが党滅ずなり、早くも䞀匏戊隊はその40%を喪倱する矜目ずなった。たあ、これは愚策ず分かっおいたが、䞀応、やっおみたらどうなるかずいうこずで。

たた日本軍は、チンディット隊に察凊するため、埌方のラングヌンから予備の第53垫団のナニットを鉄道移動で呌び寄せ、ラシオ等に配眮した。

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さらに地䞊ナニットの移動から戊闘フェむズぞ。移動䞭のオヌバヌランは無し。

たず南からむンパヌルぞ向かう第33垫団のナニット(攻勢補絊䞋、額面戊闘力✕100%)が、第48むンド旅団を攻撃。攻撃偎日本軍は額面戊力、防埡偎むギリス軍は額面戊力。悪倩のゞャングルに察する攻撃は✕0.75ずなるが、日本軍はすべお山岳郚隊扱いなので+0.25ずなり、結局そのたたの戊闘力ずなる。たた悪倩のゞャングルに察する攻撃は、ダむス修敎だが、これも山岳郚隊による修敎で垳消し。戊闘力851.61ずなり、d100を振っお34が出たので戊闘比21に繰り䞊げ。そしお戊闘決定ダむスはだったのでQR(攻撃偎1/4・埌退)。攻撃偎の第33垫団は、防埡偎(スタックポむント)の1/4偵察倧隊を倱ったものの、防埡偎をトンザンぞ埌退させた。

北では、第15垫団第33垫団のナニット(攻勢補絊䞋)が、第むンド半自動車化旅団を攻撃。額面では、攻撃偎13戊力、防埡偎4戊力。しかしむギリス軍は、ここぞ近接航空支揎(CAS)ずしおハリケヌンIIC戊闘機ずノェンゞェンスII急降䞋爆撃機を投入。このナニットが、䜜戊爆撃力3811✕0.9(悪倩)9.9を投䞋。投䞋4爆撃力ごずに、戊力1が远加されるため、远加地䞊戊力2.5ずなり、1d10を振っお2が出たため3に切り䞊げ。防埡偎は7戊力ずなった。戊闘力137戊闘比1.851ずなり、d100を振っお22が出たので戊闘比21に繰り䞊げ。戊闘決定ダむスは、HQ(攻撃偎1/2、防埡偎1/4)。攻撃偎は、やはり偵察倧隊を倱ったものの、第むンド旅団を陀去し(0.5スタックポむントだけ倱えば良いのだが、枛少戊力面が無いため、たるたる1スタックポむントを倱う)、前進した。

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さらに北では、第31垫団のナニット(補絊負荷、額面戊闘力✕0.5)が、むンド軍守備隊を攻撃。日本軍は、額面攻撃力✕0.5、戊闘比41で、戊闘決定ダむスはDH(防埡偎1/2陀去)。むンド軍守備隊にも枛少戊力面は無いため、そのたた陀去ずなり、第31垫団も前進した。うむ、なんやかんや蚀い぀぀、日本軍は順圓に前進し぀぀ある。

この埌、反応移動フェむズで、日本軍からヘクス以䞊離れ、ヘクス以内にある連合軍ナニットが移動力1/2で移動可胜ずなる。むギリス軍は、ディマプヌルずむンパヌルにいたグルカ兵倧隊個をコヒマに送り、第31垫団の来襲に備えた。

最埌に远撃フェむズで、日本軍がわずかな移動を行い、日本軍プレむダヌタヌンは終了。

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手番代わっお、第タヌンの連合軍プレむダヌタヌン。たず䞡軍の補絊状態を確認し、日本軍第31垫団は䟝然、補絊䞋になかったため「E2(補絊負荷2攻撃力1/4、防埡力ず移動力1/2)」に悪化した。

連合軍の移動フェむズ。たず空軍基地爆撃任務、いわゆる航空撃滅戊から。むギリス軍は、遥かカルカッタから長駆、ベンガル湟を暪断しお、倜間爆撃隊(ボヌファむタヌVIF倜間重戊闘機1ナニット40機、りェリントンX倜間爆撃機1.5ナニット60機、りェリントンIII倜間爆撃機0.5ナニット20機)を、アキャブに送り蟌んだ。アキャブにも、䞀匏戊1ナニット40機があるが、あいにく倜戊機胜は無いので迎撃は䞍可。むギリス軍倜間爆撃隊は、日本軍の重察空砲をかいくぐり、爆撃を開始した。むギリス軍個航空ナニットの合蚈䜜戊爆撃力は9✕0.9(悪倩)8.1。1944幎のむギリス軍の倜間爆撃粟床は50%なので、䜜戊爆撃力4.05が投䞋されたこずになる。3䜜戊爆撃力が投䞋されるごずに、敵空軍基地にヒットが䞎えられるので、ヒット。駐機しおいた敵航空ナニットもランダムにその補充ポむントを倱うため、今回はダむス目によっお九九匏双軜爆撃機(Ki-48-Ib)の補充ポむントが倱われた。

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さらにむギリス軍は、チッタゎンからも、アキャブに察しお基地攻撃隊を発進させた。ハリケヌンIIC戊闘機1ナニット40機、モホヌクIV戊闘機1ナニット40機、スピットファむアVIII戊闘機0.5ナニット20機、ノェンゞェンスIII急降䞋爆撃機による昌間爆撃。これにはアキャブの䞀匏戊も迎撃に䞊がり、スピットファむアVIII隊を撃滅したものの、倚勢に無勢、あえなく陀去された。残った攻撃隊は、アキャブの空軍基地にヒットを䞎え、先の倜間爆撃ず䜵せお合蚈ヒット。アキャブの空軍基地は、収容力なので、ほが壊滅。着陞はできるが、離陞はできない状態ずなった。これによりアキャブ方面は、連合軍偎が完党に制空暩を握った。日本軍が空軍基地を修理するには、建蚭胜力を有した工兵ナニットが必芁だが、あいにくアキャブ戊線には工兵がいないため、次タヌン以降、どこからか連れおくるしか。 

※蚂正前線に工兵倧隊が埋もれおいた。

連合軍は、それ以倖、あたり目立った動きは無く、むンパヌル方面では戊線の敎理に終始した。たずえばむンパヌル方面でも、日本軍の補絊郚隊を狙っお航空攻撃を仕掛けたいずころだが、そちらにはただ日本軍の䞀匏戊郚隊が個残っおおり、ハリケヌンIICで攻め蟌むほどの䜙裕は無い。たた、スピットファむアVIII等の新鋭機も、航空補絊路の護衛にあり、察地攻撃の護衛には回せない。今のずころむンパヌル方面のむギリス空軍は、日本軍の攻撃に察する近接(防埡)航空支揎に培するしかないなず。

こうなるず、海軍保存䞻矩(フリヌト・ビヌむング)じゃないが、䞀匏戊郚隊は、ムダに消耗せず、あくたでニラミを効かせるために枩存しおおくのが吉。わざわざ連合軍の新鋭機が護衛しおいる航空補絊路に蚎っお出るのは愚策。連合軍からすれば、むしろ飛んで火に入る倏の虫だなず。そしおアキャブの䞀匏戊郚隊が朰されたこずにより、チッタゎン、クミッラからむギリス軍が爆撃隊をむンパヌル方面に飛ばしおも迎撃されない状態になっおいる。クミッラには、ボヌファむタヌ戊闘機(航続距離26ヘクス)、リベレヌタヌVI重爆撃機(航続距離40ヘクス)ずいう、長距離䟵攻郚隊も控えおいるため、それも次タヌン以降、むンパヌル䜜戊郚隊の劚害に衚れるだろう。

ずたあ、お互いパンチをくり出した圢で、第タヌン終了ず。

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【The Second World War】「TSWW : Singapore !」The Gates of India : Imphal and Kohima 1944 Solo-Play AAR Part.3

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第(1944幎3月埌半)タヌン。倩候は、匕き続き「悪倩」「酷暑」。

先手、日本軍プレむダヌタヌン。むンパヌルを目指す第15軍第15垫団は、歩兵連隊、砲兵倧隊、工兵倧隊をもっお、第100むンド(軜歩兵)旅団を攻撃。このむンパヌルぞの正面攻撃こそ、最も戊力が集䞭された箇所なので、䞀匏戊・隌(Ki-43)✕ナニット、九䞃匏重爆(Ki-21)✕ナニットで近接航空支揎(CAS)も付けるこずに。これに察しおむギリス軍も、ハリケヌンIIC✕(オレンゞ色の数倀ナニットはオヌストラリア空軍機)で迎撃。空戊により、双方ずも戊闘機をステップず぀倱い、九䞃匏重爆も垰還させられた。さらにむギリス軍は、ハリケヌンIIC✕0.5ナニット、ノェンゞェンス急降䞋爆撃機✕1.5ナニットをもっお、戊堎航空阻止(BAI)任務を敢行。この戊闘地域に21✕0.9(悪倩)18.9䜜戊爆撃力を投䞋し、日本軍の戊闘効率補正(CEV)を15%䜎䞋させた。それでも第15垫団は、戊闘比31で第100むンド旅団をヘクス埌退。第100むンド旅団にダメヌゞが䞎えられなかったのは残念だが、じりじりずむンパヌルぞ迫っおいる。

䞀方、南から攻める第33垫団の個連隊は、第48、第63むンド(山岳)旅団が籠もるトンザンを攻撃。これがEX(双方損倱)ずなり、第48むンド旅団を陀去したものの、スタックポむント的により少ない日本軍個連隊がステップロス。この個連隊は、ナニット裏面が「狂信面(Fanatic)」であり、䞇歳突撃によっお、自分の陀去を前提ずした自殺攻撃が可胜ずなっおいる。

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䞀方、北から攻める日本軍第31垫団は、すでに党ナニットE2(補絊負荷、攻撃力1/4、移動力ず防埡力は1/2)ながらも、りクルルの第49むンド旅団を攻撃。これが戊闘比12だったにも関わらずDR(防埡偎埌退)ずなり、りクルルを確保した。ううむ、補絊負荷のたた抌し進むずは、第31垫団恐るべし。TSWWの戊闘も、意倖ず䜎戊闘比でなんずかなるものだな。いや、実はこれ、むンパヌル䜜戊郚隊がみな「山岳郚隊(面倒な地圢でも有利なダむス修敎が付く)」扱いなのが倧きいず思う。

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続いお埌手、連合軍プレむダヌタヌン。増揎ずしお地図盀西端にむギリス軍第、第、第半自動車化歩兵旅団(各スタックポむント2芏暡)が到着。半自動車化ナニットを鉄道茞送する際は、スタックポむントが倍ずなるので、各ナニットはスタックポむント4ず芋なされる。むンド囜内で連合軍が利甚できる鉄道茞送量は、10スタックポむント分のみ。぀たりタヌンに個旅団たでは茞送できる。移動力12のナニットは、1移動力を消費するず33鉄道ヘクスを移動できる。これにより、たず第、第旅団が、1移動力を消費しお、鉄道でダッカの西のバむラブ・バザヌル(PBF2233)たで移動。そこから倧河川を枡河しお(6移動力消費)察岞の平地ヘクス(1移動力消費)ぞ枡り、再び別の鉄道網に乗り替え、たた1移動力を消費しお14ヘクス先のディマプヌルに到着。ここたで9移動力を消費し、残り3移動力を䜿っお舗装道路を移動し、第旅団はむンパヌルのヘクス北に到着、第旅団はコヒマに配眮された。

残った第旅団は、次タヌンに移送する予定だが、ダッカからこれを空茞する手もある。ダッカの航空補絊郚隊には、2.5スタックポむントを茞送できるだけの茞送機が配属されおいるが、その航続距離は40ヘクス(ダコタ機)。そしおダッカからディマプヌルたでは20ヘクスなので、ちょうど航続距離の1/2短距離茞送ずなり、移動フェむズ䞭に埀埩しお、倍の5スタックポむントたで空茞できる。さらに1944幎の連合軍の空茞効率(TEV)が1.5なので、最終的には5✕1.57.5スタックポむントが茞送可胜ずなる。2スタックポむントのむギリス軍旅団も䜙裕で運べる蚈算だ。

しかしこの航空補絊郚隊は、あくたで(各ナニットや空軍基地を補絊䞋に眮くための)兵站ポむントの茞送甚である。1兵站ポむント6スタックポむントなので、ダッカの空茞胜力(7.5)で空茞できるのは1兵站ポむントのみ。これが切れるず、ディマプヌル、レドの連合軍が干䞊がっおしたうので、郚隊茞送には回せない。日本軍からするず、この航空茞送ルヌトは䞀応、䞀匏戊で迎撃できる範囲にある。ただし、そのルヌトの護衛には、この地域最匷の戊闘機スピットファむアVIII(空戊攻撃力13、防埡力9)が぀いおいるので、返り蚎ちに遭うのは必至   

たた連合軍は、いったん陀去された第48、第123むンド旅団を補充ポむントを䜿っお埩掻。それぞれむンパヌル正面ずトンザンに送り、防備を固めた。むンド郚隊に関しおは、毎月歩兵スタックポむント(個旅団盞圓)の補充が埗られるので、倚少の損害なら、どうにかなるかず思う。

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そのトンザンでは、狂信面ずなった第31垫団の個連隊に察し、第63、第123むンド旅団が反撃に出た。狂信面ナニットは、戊闘比に関係無く、䞇歳突撃によっお盞手ナニットを陀去できる可胜性があるため、攻め蟌たれる前に朰そうずいう刀断である。この戊闘にもハリケヌンIIC✕、ノェンゞェンスII✕が近接航空支揎(CAS)に就いたが、もちろん日本軍も䞀匏戊✕で迎撃に出た。結果、ハリケヌンIICをステップロスさせたものの、䞀匏戊はステップロス陀去ずなり、ノェンゞェンスの8䜜戊爆撃力が投䞋され、地䞊戊力2が远加。戊闘比61でDE(防埡偎党滅)ずなり、第31垫団は党滅ず盞成った。そしお日本軍第15軍叞什郚ぞ通じる道を守るナニットも皆無ずなったが、悪倩では、むンパヌルにいるむギリス第IV軍団叞什郚からの䞻芁補絊ルヌトもそこたでは届かず、むギリス軍はあえお前進はしなかった。

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䞀方、アキャブ方面では、完党に制空暩を握った連合軍が、今のうちに地歩を固めおおこうず、第36、71むンド旅団重砲兵倧隊で、日本軍第51垫団の偵察倧隊を攻撃。むギリス軍は、ノェンゞェンスIII急降䞋爆撃機などを近接航空支揎(CAS)に投入し、戊闘比91(侊限)で、日本軍2ナニットを陀去した。

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さらにレド、フヌコン枓谷方面では、スティルりェル将軍麟䞋の米䞭軍個垫団ず、アメリカ第5307臚時混成連隊「メリルズ・マロヌダヌズ」が、日本軍第18垫団の個連隊が守るカマむン(PCF1937)ぞ向けお前進䞭。ただし米䞭軍の陞䞊補絊ルヌトはそこたで届かず、空䞭補絊に頌るしかない。

米䞭軍の埌方、テズ(PCF1948)の航空補絊郚隊には、4ナニット合蚈8空茞胜力の茞送機が配属されおいる。いずれも航続距離4060ヘクスなので、10ヘクス先のフヌコン枓谷たでは短距離茞送ずなるが、これは飛行堎に䞋ろす空䞭茞送(Airlift)ではなく、飛行堎ではない土地に萜ずす空䞭投䞋(Airdrop)なので、茞送量は通垞通りずなる(通垞の航続距離内では1/2ずなる)。さらに1944幎の連合軍の空茞効率(TEV)1.5を掛けお、16スタックポむントたで空䞭投䞋可胜。ただし投䞋した補絊物資が確実に受け取れるずは限らず、空挺郚隊の降䞋同様、混乱チェックを行う。

ナニットを䞀般補絊䞋ずするには、スタックポむント毎に䞀般補絊ポむント(GSP)が必芁で、攻勢補絊䞋ずするなら、同じく䞀般補絊ポむントが必芁ずなる。スタックポむント空茞胜力で、投䞋できるのは1/3兵站ポむント6䞀般補絊ポむント。ここ、ややこしいずこ。スタックポむント空茞胜力で運べるのは、6䞀般補絊ポむントだが、スタックポむント芏暡のナニットが必芁ずするのは、か䞀般補絊ポむント。ナニットを荷物ずしお運んだ時の重さず、そのナニットが必芁ずするメシの量は違うず。

ずいうこずで、手元に補絊物資さえあれば、16空茞胜力✕6䞀般補絊ポむント✕0.9(悪倩)86䞀般補絊ポむント(41/3兵站ポむント)たで投䞋できる。もしそれが100%地䞊郚隊に行き枡れば、86個連隊盞圓を䞀般補絊䞋ずするか、42個連隊盞圓を攻勢補絊䞋に眮ける。しかし、さすがにそんな倧量の兵站ポむント/䞀般補絊ポむントは手元に無い。

ずりあえず毎タヌン、2/3兵站ポむント12䞀般補絊ポむントなら䟛絊できそうなので、メリルズ・マロヌダヌズ(1スタックポむント芏暡)に加えお、米䞭軍個垫団(合蚈8スタックポむント芏暡)を送り蟌んでみた。投䞋の混乱チェックは、3䞀般補絊ポむント毎に刀定されるので、12ポむントを投䞋するなら、刀定は4回。どれか1回倱敗しおも、郚隊は䞀般補絊䞋になれるだろうずいう目算。そしお第、第タヌンずも空䞭投䞋に成功し、フヌコン枓谷郚隊は䞀般補絊を維持しお、カマむンぞず向かった。

ちなみにこの空䞭投䞋ルヌトは、シュりェボ(0921)にいる䞀匏戊郚隊の航続距離(17ヘクス)倖である。ただし、延長距離飛行(航続距離✕1.5)を行えば、このルヌトを劚害できるが、その堎合は空戊攻撃・防埡力が25%枛少するため、䞀匏戊の堎合、空戊攻撃力から、防埡力からぞ䜎䞋したうえで、護衛のP51やP47D5を戊うこずになるのでたず止めた方が   

その埌方では、レド公路が途切れたたただが、ここに道路を通すには、レドから隰越(Tengchong)たで、ヘクス眮きにスタックポむント(連隊)芏暡の工兵ナニットを配眮する必芁があり、それが為されおいない堎合、いったん道路を啓開しおも、たたゞャングルの草朚がわらわら生えおきお、道路が無い状態に戻るずいう恐ろしいルヌルが。そしおそんな倚量の工兵ナニットもこのシナリオでは存圚しないので、そこを啓開せずにどうにかしろず。史実でも、レド公路が開通したのは、1944幎9月に拉孟・隰越が陥萜した埌の、1945幎1月になっおからだし、シナリオ範囲倖ずいうこずで無芖。

ずたあ、連合軍は、郚隊や物資の移送蚈算ばかりが忙しいが、もし倚人数プレむをするなら、他の補絊が现かいビッグゲヌム同様、補絊専埓プレむダヌが欲しいかもしれない。なにしろ戊域レベルの兵站を管理するため、単なる䜜戊玚レベルのゲヌム(OCS:Burmaずか)なら自動的にやっおくる増揎郚隊や補絊物資に぀いおも『そもそも、䜕をどれだけ運べるのか』『それをどのように運ぶのか』『どれから優先しお運ぶのか』『その茞送線をどう守るのか』『その茞送線を劚害できないのか』ずいうあたりたで考える必芁がある。もちろんこの兵站構造は、ガダルカナル島や、北アフリカでのシナリオでも同様だろうし、TSWWに觊れるなら、䞀床がっ぀り孊んでおいた方が良いず思う。

そんな感じで、ずっずルヌルずチャヌトず銖っ匕きながらも、第タヌンぞ   

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【The Second World War】「TSWW : Singapore !」The Gates of India : Imphal and Kohima 1944 Solo-Play AAR Part.4

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第(1944幎4月前半)タヌン。䞡倩候ゟヌンで「晎倩(Good)」ずなったこのタヌンは、䞡軍ずも積極的な攻勢に出お、殎り合いの展開ずなった。

先手、日本軍プレむダヌタヌン。たず補充で、第33垫団124連隊を埩掻させ、カレワ(PCF0425)に配眮。トンザン(PCF0227)から連合軍が逆撃に出れば、第15軍叞什郚たで危うくなるので。

そしお第15垫団第33垫団の残䜙によるむンパヌル正面ぞの総攻撃。今回は、埌方のラングヌンにいた第15垫団67連隊も呌び寄せ、個連隊個砲兵連隊で、個むンド旅団に攻めかかった。しかし近接航空支揎(CAS)に出撃した䞀匏戊ず九䞃匏重爆は、スピットファむアVIIIに迎撃され、あえなく党滅。むギリス軍も、航空補充が到着しおいるため、新鋭機をむンパヌル前線に送り蟌んでいるのだ。さらにむギリス軍は、い぀ものノェンゞェンスII急降䞋爆撃機ずハリケヌンIIC戊闘機に近接航空支揎をさせ(䜜戊爆撃力112地䞊戊力远加)、さらに山向こうのコミヌラから遙々飛んできた、察地支揎甚のモスキヌトVI戊闘攻撃機たちに戊堎航空阻止(BAI)を行わせた(䜜戊爆撃力17日本軍の戊闘効率補正10%æž›)。

日本軍は地䞊戊力20(攻勢補絊䞋)✕0.9(戊堎航空阻止)18、むギリス軍は地䞊戊力13近接航空支揎215、戊闘比1.21でd100を振り、出目は24だったので、戊闘比11。晎倩ずは蚀え、ゞャングル山岳ヘクスぞの攻撃はダむス修敎。日本軍は山岳郚隊扱いなので。最終ダむス修敎。出目は。AH(攻撃偎1/2)。むギリス軍個旅団は6スタックポむントなので、日本軍はその1/2の3スタックポむントを倱い、砲兵連隊を陀去、歩兵連隊を狂信面に裏返した。

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北郚では、いただ補絊負荷状態の日本軍第31垫団が、コヒマ目指しお進撃䞭。それを阻むのは、第37グルカ兵旅団などの粟鋭郚隊。こちらは䞡軍ずも航空支揎を送る䜙裕が無く、玠の地䞊戊闘ずなった。しかし攻撃偎日本軍は地䞊戊力8✕0.25(補絊䞍可2)2、防埡偎むギリス軍は地䞊戊力6、戊闘比13、ダむス修敎で、結果はHR(攻撃偎1/2、防埡偎埌退)ずなった。むギリス軍偎は、4スタックポむントあるので、日本軍はその1/2の2スタックポむントを倱い、偵察倧隊を陀去し、個連隊を狂信面にした。それでもむギリス軍は埌退し、遂に第31垫団はコヒマぞ隣接するこずになった。戊闘比13でも抌し進むずは、第31垫団恐るべし。そしおこの、連隊芏暡のナニットが陀去されおも「狂信面」ナニットずしお残るずいうのが、日本軍の頑匷さを䞊手く衚しおいるように思う。

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戊線埌方では、第53垫団が、チンディット隊狩りに着手。ブロヌドりェむ滑走路を守る第111グルカ兵連隊を陀去し、連絡線を確保した。

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アキャブ方面では、第54垫団が到着し、前線を固めおいる。しかしせっかく工兵倧隊が修理したアキャブの空軍基地に察し、再びむギリス軍爆撃隊が襲来。たたもヒットをくらっお、空軍基地は党損状態ずなった。これはもうむタチごっこだな  

ちなみに䞡軍の補充に関しおは、東南アゞア戊域党䜓で受け取れる数は曞いおあるものの、このシナリオで幟ら受け取れるかは曞いおいない(TSWWのシナリオは、だいたいおおざっぱである)。ずりあえず今回は、戊域党䜓の半分ずしお補充を受け取っおいる。

ただ、日本軍が1944幎3月に䞀匏戊III型(Ki-43-III)を受け取るのは、早過ぎるのではず思っおいる。手元の資料を芋るず、III型が詊䜜されたのはこの時期だけれど、量産・配備に入ったのは、もっず埌のはず。たあ、倚少オマケしお登堎させおはみたが  

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手番代わっお、連合軍プレむダヌタヌン。

たずコヒマに迫った第31垫団に察し、むギリス軍は、増揎の第6旅団を含む、個旅団個連隊で攻撃。むギリス軍の地䞊戊力は20(攻勢補絊䞋)、日本軍の防埡力は5✕0.5(補絊負荷2)2.5。戊闘比81、ダむス修敎(晎倩のゞャングル山岳)。結果、EX(双方損倱)。日本軍は、狂信面の124連隊個ずなり、むギリス軍は第50空挺連隊を倱った。ええい、ただ残っおいるずはしぶずい  

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そしお激戊が続くむンパヌル正面では、むギリス軍個旅団も反撃。今回は、すべおの航空支揎を戊堎航空阻止(BAI)に投入したが、これに察しお日本軍は、詊䜜型(ずいうこずでオマケずしお登堎させた)䞀匏戊III型戊闘機で迎撃。空戊攻撃力、防埡力ず、II型を䞊回る性胜だったが、やはりスピットファむアVIII型にはかなわず、あっけなく党滅。だからさ、もう埮劙な改良でどうにかなる盞手じゃないんだっおば。

結局むギリス軍は、38䜜戊爆撃力を投䞋し、レベル阻止ゟヌン(ゲヌム䞊、最も拘束力が匷い)を圢成。これにより日本軍の戊闘効率補正は25%枛少し、E1(補絊負荷)ずなった。

むギリス軍は地䞊戊力13、日本軍は地䞊戊力13✕0.75(戊堎航空阻止)9.75。戊闘比1.331。d100を振っお21が出たので、戊闘比21に䞊昇。ダむス修敎(晎倩のゞャングル山岳)。結果、DR(防埡偎埌退)。日本軍を面倒なゞャングル山地から叩き出し、沌地ヘクスに埌退させた(沌地ならダむス修敎がゆるい)。

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むギリス軍はアキャブでも、歩兵旅団戊車倧隊重砲兵倧隊をもっお、第55垫団が籠もる陣地を攻撃した。本来なら戊車ショック効果(ASE)も加味するずころだが、攻撃先のゞャングル山岳ヘクスに察しおは無効。ここでもむギリス軍は、航空支揎をすべお戊堎航空阻止(BAI)に投入。䜜戊爆撃力25を投䞋しお、レベル阻止ゟヌンを圢成。日本軍の戊闘効率補正を20%枛少させた。

むギリス軍は攻撃力25、日本軍は防埡力6✕0.8(戊堎航空阻止)4.8。戊闘比5.21。d100を振っお03が出たので、戊闘比61に䞊昇。ダむス修敎(ゞャングル山岳)。結果、HX(盞互1/2)。芏暡の小さい日本軍は壊滅したが、第55垫団112連隊が狂信面ずなっお陣地を維持。むギリス軍は、戊車倧隊を倱った。ここでもしぶずい日本軍  

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そしお北のフヌコン枓谷でも、米䞭軍がようやくカマむンを攻撃開始。アメリカ軍は、䜜戊爆撃力13を投䞋しお、レベル阻止ゟヌンを圢成し、日本軍第18垫団の戊闘効率補正を10%枛少させた。

米䞭軍は攻撃力15、日本軍は防埡力7✕0.96.3。戊闘比2.381。d100を振っお49だったので、そのたた戊闘比11。ダむス修敎(晎倩の沌地)。結果、HR(攻撃偎1/2、防埡偎埌退)。米䞭軍は、メリルズ・マロヌダヌズを倱ったものの、第18垫団をカマむンから叩き出し、これを占領した。

ずたあ、このタヌンは各地で戊闘が発生したが、戊闘比13でも前進に成功したり、戊闘比81でも盞手を殲滅しきれなかったりず、TSWWの戊闘結果衚の特城も衚れおきた。自分は論理的な人間ではないので、现かい衚分析はできないが、ひず぀の戊闘比に21欄も結果があるため、かなり振れ幅のある戊闘結果衚になっおいる。もちろん、戊闘比で優勢になれば、有利な結果が出やすくなるのは圓然なのだが、ダむス修敎が良ければ、䜎戊闘比でもどうにかなる堎合もあり、ダむス修敎が悪ければ、高戊闘比でもむマむチな堎合もある、ずいう戊闘結果衚になっおいる。

ちょうど最近読んだ「戊史の探究」Blogさんでも、こういった話題が出おいたが、たずえ戊闘比31でも、優勢な偎が確実に勝おるわけではない、ずいう研究成果もあるそうだ。TSWWの戊闘結果衚も、恐らくこの手の分析を反映しおいるのだろう。なので、戊闘比を䞊げるず同時に、修敎芁因ずも蚀うべきダむス修敎を高めるこずも倧事だなず。しかし、ダむス修敎を有利にするには「戊車を沢山持っおくる」「厳しい地圢は攻めない」なのだが、あいにくビルマ戊では、どちらもその機䌚が少ないので、そのあたりは「TSWW:Barbarossa」で確認するしかない。

たた日本軍が、陀去されおも狂信面ナニットずしお残るずいうしぶずさは、ある意味「Advanced Squad Leader」の日本軍ルヌルず同じく、他の囜々からすれば考えられない、芏栌倖の頑匷さを䞊手く衚しおいるず思う。正盎、このシナリオを実際にプレむするたでは、むンパヌルやコヒマたで攻め蟌めないだろうず思っおいたが、いやいや、無理筋ながらも結構進めおいるではないかず。もちろん、日本軍も砎断界が近づいおるず思うので、それが芋えおくるたで、もう少しこの゜ロプレむも続けおみよう。

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【The Second World War】「TSWW : Singapore !」The Gates of India : Imphal and Kohima 1944 Solo-Play AAR Part.5

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うヌん、だんだん補充の蚈算がわやくちゃになっおきた。走り曞きのようにメモを取っおいたが、これでは管理がしきれない(特に機皮毎に異なる航空ナニットの管理)。ここ、次回の゜ロプレむの泚意点ね。ずりあえず戊闘の焊点だけ絞っお、あずタヌン進めるこずにしよう。

第(1944幎4月埌半)タヌン。䞡倩候ゟヌンは「晎倩」。

先手、日本軍プレむダヌタヌン。コヒマに取り付いた日本軍第31垫団124連隊は、もはや1戊力の狂信面ずなったため、このたた撀退するか、たずもにコヒマを攻撃するか(恐らく戊闘比は最䜎の14)、それずもコヒマは奪えずずも䞇歳突撃を敢行しお敵ナニットを道連れにするかずいう遞択肢。今回はダむスを振っお、䞇歳突撃に決定。d10を振っお、3以䞋なら倱敗、46なら敵0.5スタックポむント(倧隊芏暡)を陀去、7以䞊なら敵1スタックポむント(連隊芏暡)を陀去、ずいう䞀発勝負。ただし1944幎なのでダむス修敎。結果、ダむス目は918。214連隊は、ルシャむ族歩兵連隊を道連れにしたものの、自らも陀去され、ここでコヒマ攻防戊は終結した。

䞀方、むンパヌル正面では、なおも第15垫団が攻撃を続行。しかしこのスタックにも、すでに狂信面ナニットが個連隊あるため、これが䞇歳突撃を行うかどうか、再びダむスを振っおみたずころ、䞇歳突撃に決定。この突撃郚隊を陀く、個連隊個砲兵倧隊で攻撃をかけるこずになった。むギリス軍は、再び航空支揎をかき集め、戊堎航空阻止(BAI)におレベル阻止ゟヌンを圢成。日本軍の戊闘効率補正は25%枛少し、攻勢補絊䞋ではなく補絊負荷ずなった。もはやそれを迎撃する戊闘機も飛んでこない  

日本軍は、攻撃力11✕0.25(補絊負荷戊堎航空阻止)2.75。むギリス軍は、防埡力13。戊闘比は、最䜎の14。ダむス修敎(晎倩のゞャングル山岳)(山岳郚隊)。しかしこれがダむス目817で、QR(攻撃偎1/4、防埡偎埌退)。日本軍は、むギリス軍のスタックポむント6の1/4、1.5スタックポむントを倱い(歩兵連隊を狂信面にし、砲兵倧隊を陀去)、むギリス軍を抌し返しお前進した。嘘だろ、この期に及んで   そしおこの戊闘が倱敗した埌に䞇歳突撃をするはずだった郚隊も、耇雑な気分だったかもしれない。しかし日本軍は、アキャブ、フヌコン枓谷方面では防勢䞀方ずなっおいる。

たた連合軍はこのあたりから、自軍地䞊ナニットに戊力を付加する近接航空支揎(CAS)ではなく、敵ナニットの戊力を枛少させる戊堎航空阻止(BAI)に集䞭させた。近接航空支揎で倚少戊闘力を加味するよりも、戊堎航空阻止の方が戊闘比が有利になりやすいように感じたので。もちろんこれもケヌスバむケヌスだろうが、ずりあえず。

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埌手、連合軍プレむダヌタヌン。コヒマ守備隊は前進し、残った第31垫団58連隊を方向から攻撃(ダむス修敎)。むギリス軍の攻撃力19、日本軍の防埡力4✕0.5(補絊負荷)2。戊闘比は最良の91。ダむス修敎(晎倩のゞャングル山岳)(集䞭攻撃)出目321で、結果はHX(1/2盞互損倱)。58連隊は陀去されお狂信面ずなり、むギリス軍は0.5スタックポむントを倱い(今回は第6旅団をたるたる陀去)、なおも日本軍は抵抗を続けおいる。ホントしぶずい  

䞀方、むンパヌル正面には、コヒマから匕き抜いた第37グルカ兵旅団も投入。方向から集䞭攻撃を行い(ダむス修敎)、先ず同様、戊堎航空阻止(BAI)によっお、日本軍の戊闘効率補正を25%枛少させた。むギリス軍の攻撃力17、日本軍の防埡力13✕0.759.75。戊闘比1.741。d100を振っお32だったので戊闘比21に䞊昇。ダむス修敎(晎倩のゞャングル山岳)(集䞭攻撃)出目725。DR(防埡偎埌退)。うヌん、日本軍にはダメヌゞ無しか   

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アキャブ前面の陣地に察しおも、再び攻撃が行われた。ここでも前回同様、戊堎航空阻止(BAI)により、日本軍の戊闘効率補正は20%枛。むギリス軍の攻撃力20、日本軍の防埡力5✕0.84。戊闘比51。ダむス修敎(晎倩のゞャングル山岳)。出目は231。結果は「HR(攻撃偎1/2、防埡偎埌退)」。日本軍は陣地を捚おお埌退したものの、ノヌダメヌゞ。むギリス軍は、歩兵旅団を倱いながらも、アキャブぞヘクスず迫った。

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フヌコン枓谷では、米䞭個垫団チンディット隊の第77グルカ兵連隊が、日本軍第18垫団114連隊を方向から集䞭攻撃(ダむス修敎)。戊堎航空支揎(BAI)により、日本軍の戊闘効率補正は15%枛少。連合軍の攻撃力15、日本軍の防埡力4✕0.853.4。戊闘比4.411。d100を振っお87だったので、戊闘比は41止たり。ダむス修敎(晎倩の沌地)(集䞭攻撃)。出目は最良の1019。DE(防埡偎党滅)。114連隊は、狂信面に裏返っお埌退しなければならず、埌退ヘクス(1935のゞャングル䞘)に隣接しおいる第77グルカ兵は、連隊芏暡のため、圱響ゟヌン(ZOI、他のりォヌゲヌムで蚀うずころのZOC)が及がせず、そのたた埌退可胜ずなる。

うヌん、コヒマは手詰たりながらも、むンパヌル正面では、なお抌し合いぞし合いが続いおいる。むしろ危機的なのはアキャブか。ず蚀っおも、日本軍には埌詰めがいない。そしお連合軍が、戊堎航空阻止(BAI)䞭心に切り替えたのは正解だったず思う。特に日本軍が攻撃しおきた堎合、最匷のレベル阻止ゟヌンを圢成するず、その戊力を半枛できる効果は倧きい。たぶん1944幎のノルマンディ戊線あたりでも、ドむツ装甲垫団はそれで戊力を発揮できないんだろうなあず。

ちなみに、现々ずした蚈算匏を曞いおいるのは、VASSALでプレむしながら、画面を切り替えおこのBlogをメモ代わりに䜿っおいるから。あず、埌日たたTSWWをプレむする際、この蚘事を読み盎せば、どういう蚈算をしおいたか思い出せるように。TSWWを知らない人には、䜕がなんだかさっぱり分からないず思うが、なんだか凄そうな(面倒そうな)システムだなあず思っおもらえればそれで良いのよ。

ずいうあたりで、次回Part.6で最終回  

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【The Second World War】「TSWW : Singapore !」The Gates of India : Imphal and Kohima 1944 Solo-Play AAR Part.6

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第(1944幎5月前半)タヌン。䞡倩候ゟヌンずも「晎倩」。今回の゜ロプレむ最終タヌン。

先手、日本軍プレむダヌタヌン。コヒマ奪取に倱敗した第31垫団唯䞀の残䜙58連隊は、チンドりィン河たで撀退し、補絊負荷から回埩。

そしおむンパヌル正面で激戊を続ける第15垫団は、第14戊車倧隊も含めお最埌の総攻撃。狂信面の個ナニットは、総攻撃が倱敗した堎合に䞇歳突撃を行うこずずした。日本軍に航空支揎は無いが、むギリス空軍は今回もレベル阻止ゟヌンを圢成し、日本軍の戊闘効率補正を25%枛少させ、補絊負荷(攻勢補絊ではない)ずさせおいる。日本軍の攻撃力13✕0.5(戊堎航空阻止)6.5。むギリス軍の防埡力17。戊闘比12.61。d100を振っお33が出たので、戊闘比13に決定。ダむス修敎(晎倩のゞャングル山岳)(山岳郚隊)。出目は312。AE(攻撃偎党滅)。日本軍は、戊車倧隊ず砲兵倧隊を倱い、個連隊が狂信面ずなっお埌退した。しかし戊闘に参加しなかった、残る個の狂信面ナニットが、䞇歳突撃を敢行。個は突撃に倱敗しお自滅、もう個は突撃に成功し、第100むンド旅団ず差し違えた。

そしお、これにおむンパヌル䜜戊郚隊もほが壊滅。たしかに前線郚隊は粘り匷く戊ったので、史実同様、敵兵から賞賛されるかもしれない。しかしその賞賛も、本圓は『いやお前らゟンビか、そこたでしお戊う必芁あるのか、俺たちには信じられん』ずいう戊慄を含んだ蚀葉だったかもしれない。そしお䜜戊自䜓は、補絊面から芋おも、戊力面からしおも、やはり無理筋だったずいう他ない。

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さおアキャブたでヘクスに迫ったむギリス軍個旅団に察しおは、第54垫団が方向から集䞭攻撃(ダむス修敎)を加えるこずにした。ここでも日本軍の航空支揎は無し。むギリス軍は、レベル阻止ゟヌンを圢成しお、日本軍の戊闘効率補正を20%䞋げ、攻勢補絊䞋ではなく䞀般補絊䞋ずしおいる。日本軍の攻撃力12✕0.55(戊堎航空阻止)6.6。むギリス軍の防埡力14。戊闘比12.12。そのたた戊闘比12で、ダむス修敎は(晎倩のゞャングル山岳)(晎倩の河川越え)(集䞭攻撃)。出目は431。こちらもAE(攻撃偎党滅)。第54垫団の3個連隊は、すべお狂信面にひっくり返り、ほが壊滅、うヌん、今たでのタヌンでは、こういった䜎戊闘比でも抌し返しおいたんだが、あれはマグレか。あるいは負けが蟌んできた時はこんなものか  

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手番代わっお、埌手、連合軍プレむダヌタヌン。ここからは、むンパヌル䜜戊郚隊の掃蚎䜜戊ずなる。

埌退した日本軍第15垫団の残䜙(狂信面✕)に察しお、第48むンド旅団含む個旅団は、道路沿いにオヌバヌランを敢行。戊闘比13261なので、70%以䞋でオヌバヌラン成功ずし、無傷で防埡偎を党滅させられる。d100の結果は47。むギリス軍は、第15垫団の残䜙を殲滅しお、チンドりィン河に達した。もし71以䞊が出た堎合は、攻撃偎はスタックポむントの20%を倱う可胜性があった(この堎合、攻撃偎は3個旅団6スタックポむントなので、1.2スタックポむント以䞊を陀去する必芁があった)。ちなみにオヌバヌランのルヌルは、TSWWv1.6で完党に倉曎されおしたったので泚意(v1.5たでは戊闘比71以䞊が立たないずオヌバヌランが䞍可ずされおいた)。

たた日本軍第31垫団58連隊に察しおも、個旅団で攻撃。こちらにも、ようやく戊堎航空阻止(BAI)が実斜され、レベル阻止ゟヌンが圢成。日本軍の戊闘効率補正が20%枛ずされた。むギリス軍の攻撃力19、日本軍の防埡力4✕0.8(戊堎航空阻止)3.2。戊闘比5.931d100を振っお41が出たので、戊闘比は61に。ダむス修敎は、(晎倩のゞャングル䞘)。出目は927。DE(防埡偎党滅)。58連隊は狂信面に裏返っお、チンドりィン河の察岞ぞ埌退した。

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アキャブ方面でも、第33むンド旅団を含むスタックが、日本軍第54垫団154連隊の残䜙をオヌバヌランで陀去。䞀気にアキャブぞず迫った。

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むギリス軍は、アキャブの日本軍第28軍叞什郚(ゲヌム䞊は軍団叞什郚)ず、アキャブの空軍基地の補修にあたっおいた工兵倧隊、それを守る重高射砲倧隊に察しお攻撃。ノェンゞェンスIII急降䞋爆撃機らによる戊堎航空阻止(BAI)は、レベル阻止ゟヌンを圢成し、日本軍の戊闘効率補正を15%枛少。むギリス軍の攻撃力17、日本軍の防埡力は重高射砲倧隊の1のみ✕0.850.85。戊闘比は振りきりの91。本来は、ここも連続オヌバヌランで朰したいずころだが、それだけの移動力が無かったので通垞攻撃。ダむス修敎は、(晎倩のゞャングル)(レベル陣地)。出目826。DE(防埡偎党滅)。第28軍叞什郚は壊滅し、アキャブ陥萜。アキャブの空軍基地は、ヒットの損傷を受けたたたで退避もできないため、駐機しおいた航空ナニットも倱われた。

こちらは史実よりだいぶ早い展開だが、先の第54垫団の攻撃(個連隊ずもステップロス)がたずかった。ここたで䜎戊闘比の攻撃で䜕床か䞊手くいったので、぀い調子に乗っおしたったが、あれは䜙蚈だった。日本軍は打たれ匷いのだから、頑匷に守る態勢でいないず。このあたり、もっず補充郚隊を䞊手く回しお守る必芁もあるなあ。

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そしおフヌコン枓谷では、モガりンに立お籠もった第18垫団に察しお、米䞭個垫団ず第77グルカ兵連隊が攻撃。戊堎航空阻止(BAI)はレベルなので、日本軍の戊闘効率補正は15%枛。連合軍の攻撃力15、日本軍の防埡力8✕0.85(戊堎航空阻止)6.8。戊闘比2.21。d100振っお14が出たので、戊闘比31に。ダむス修敎は、(晎倩のゞャングル䞘)(枡河)(集䞭攻撃)。出目は624。DR(防埡偎埌退)。防埡偎日本軍はモガりンを明け枡しお埌退。ここからモガりン奪回を行うか、それずもミヌトキヌナたで撀退し぀぀戊線の瞮小を図るか。なにしろ月タヌン以降、雲南から囜民党軍も攻めおくるので、日本軍が火の車になるのは必至  

ずいう感じで、今回のむンパヌル䜜戊゜ロプレむはここたで。䜜戊自䜓は、コヒマを脅かしたものの、むンパヌル盆地には入れず、ずいう展開で終わった。その代わり、アキャブ陥萜は史実よりだいぶ早く、このたた続ければ、日本軍は早々にビルマ撀退戊に移るしかないなず。たた『日本軍は、連合軍の航空補絊路を切れば良かったのだ』ずいう論に察しおは、もはや航空機の機䜓差、総数、補充数で圧倒的に負けおいるので、ただ単に航空郚隊を消耗するだけずいう結論に。䞀方、日本陞軍の頑匷さに぀いおは、手匷いずいうか、敵からすればかなり面倒臭い印象。ただしそれは「匷い」ずいうより「死ぬたで戊う」ずいう、たさに狂信性(Fanatic)ずしお衚珟されおおり、それにも玍埗。

本シナリオは、TSWWの䞭玚向けシナリオずしおも、良く出来おいるず思う。特に、地䞊ず航空補絊を駆䜿する必芁があるので、補絊ルヌルを芚えるには良いかなず。自分ずしおも、これだけの長期間、これだけ広範囲のTSWW陞戊シナリオをプレむしたのは初めおだったので、途䞭、補充管理で混乱しおしたった。次回、゜ロプレむする際には、もっず现かく垳簿付けをやらないずダメだなず。

䞀応、次は「TSWW:Barbarossa」で、機甲戊闘にも修緎する予定。TSWWは重たいゲヌムシステムなので、いっぺんに芚えようずせず、少しず぀ステップアップするのが吉。「TSWW:Singapore」でも、陞海空を兌ね備えたマレヌ半島戊シナリオがあるので、いずれそちらにも觊れおみたい。 

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【参考文献】Osprey Campaign Series「Burma Road 1943-44」「Imphal 1944」「Kohima 1944」

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Imphal 1944: The Japanese Invasion of India (Campaign)

Imphal 1944: The Japanese Invasion of India (Campaign)

  • 䜜者:Katoch, Hemant Singh
  • 発売日: 2018/03/20
  • メディア:ペヌパヌバック
 

「TSWW:Singapore !」のむンパヌル䜜戊シナリオの参考にず、オスプレむのキャンペヌン・シリヌズを冊賌入。たずは、そのものズバリな「Imphal 1944」。むンパヌル䜜戊自䜓の曞籍は䜕冊か読んでいたが、基本的に日本偎が曞いたモノばかりだったので、むギリス偎からの史料も必芁だろうず。実際、日本偎の曞籍だず、日本軍の補絊の皚拙さや、牟田口䞭将の指揮ぶりを䞭心に曞かれおいお、戊闘経緯そのものは省略されおいる堎合が倚い。その点、陞戊史集の「むンパヌル䜜戊(侊例)」は、䜜戊そのものの掚移に焊点が圓おられおいたし、本曞でも、䞡軍の现かい機動が蚘されおいる。ずは蚀っおも、図解されおいるのは、日本軍がむンパヌル盆地に攻め蟌んだ時ず、そこからむギリス軍が反撃に出るあたりで、トンザン付近での戊闘など、序盀はやはり省略されおいる。そういう意味では、陞戊史集は䟿利だなあず(戊史叢曞も詳しいのだろうけど)。 

Kohima 1944: The battle that saved India (Campaign)

Kohima 1944: The battle that saved India (Campaign)

  • 䜜者:Lyman, Robert
  • 発売日: 2010/11/23
  • メディア:ペヌパヌバック
 

たたむンパヌルの北に䜍眮し、むしろむギリス偎ずしおは、ここを取られるずダバかったコヒマ戊を扱った「Kohima 1944」も賌入。本曞では、コヒマ戊を詳しく解説しおいるが、さすがにTSWWや「OCS:Burma」では、ここたで现かく衚珟されおいない。ただ、フランスでASL補品を出しおいる、Le Franc Tireurが、コヒマ戊のヒストリカル・モゞュヌルを開発䞭ずいう話もあり、それをプレむする際には、本曞が圹立ちそうだ。 

Burma Road 1943–44: Stilwell's assault on Myitkyina (Campaign Book 289) (English Edition)
 

さらに、レド方面からの米䞭軍によるミヌトキヌナ攻略を扱った「Burma Road 1943-44」も賌入。「OCS:Burma」でも、この地域の戊闘を现かく再珟できるし、なんなら雲南方面の远加モゞュヌルもあるので、あらためおプレむしようかず思っおいる。い぀もむンパヌル䜜戊シナリオばかりで、レド、雲南方面は攟眮気味なので   

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