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【The Second World War】「TSWW:Barbarossa」Part.2 German Units

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21䞖玀の゚りロパ・シリヌズこず、TSWWの前期東郚戊線セット「Barbarossa」のご玹介・その。たずは、ドむツ軍ナニットを眺めおみよう。なにしろドむツ陞軍だけでカりンタヌ1680個、海軍280個、空軍700個ぐらいあるので、ずおも党郚は玹介しきれないが、特城的なずころだけ、かい぀たんで。

そもそも、なぜそんな沢山のナニットが存圚するのかず蚀えば、たずひず぀には、基本的にはナニット個垫団なのに、時期によっお胜力倀の異なる垫団カりンタヌが耇数甚意されおいるから。胜力倀は、単玔に「攻撃力移動力」か「攻撃力防埡力移動力」。兵科アむコン内の数倀は、察空力。

たずえば第装甲垫団の堎合、1941幎6月埌半タヌンのバルバロッサ䜜戊開始時は、第圢態ずも蚀うべき「15-14-20」ナニットを䜿甚する。これが1942幎5月前半タヌンには、第圢態の「22-21-20」ナニットに曎新される。たしかに第装甲垫団は、1942幎3月4月に改線され、戊車倧隊が3個倧隊になり、歩兵連隊にも装甲兵員茞送車が配備されたず「ドむツ装甲郚隊党史 I」にある。さらに1942幎8月前半タヌンには、第圢態の「22-20」ナニットに曎新される。この時期の具䜓的な改線は分からないが、察空力が䞊がっおいるずころからするず、察空郚隊が増匷されたのだろうか。このように埮劙な戊力倉化も再珟しおいるため、自然ずカりンタヌ数も増えたず。

ちなみにドむツ軍ナニット最匷額面戊力は、GD(グロスドむッチュラント)垫団「31-16」ナニット。しかしこのナニットが登堎するのは、1943幎5月前半タヌン、぀たりクルスク戊を前にしお改線された時期であり、この「Barbarossa」で扱う、ぎりぎり最埌の時期にならないず登堎しない。たた1943幎のドむツ軍の戊闘効率補正(CEV)は✕1.3なので、この31戊力GD垫団は、31✕1.340.3戊力扱いずなる。

しかし1942幎12月埌半タヌンに登堎する、第7装甲垫団「30-20」ナニットは、1942幎䞭なら戊闘効率補正✕1.4なので42戊力扱いず、そのタヌンだけなら、実質的にはGD垫団を䞊回る戊闘効率を発揮し、1943幎1月になるず、戊力30✕1.339戊力に萜ちおしたう。史実で蚀うず、スタヌリングラヌドで第軍が壊滅した埌の防埡戊に掻躍しおいた時期か。

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现かな独立郚隊でも、耇数カりンタヌが甚意された郚隊もある。たずえば第503重戊車倧隊は、1943幎1月前半タヌンに「4-16」で登堎し、1943幎2月埌半タヌンには「6-5-16」ずなり、1943幎4月前半タヌンには「7-6-16」に眮き換えられる。これ「4-16」ではただ党倧隊が揃っおおらず、倧隊の装備車茌もティヌガヌIずIII号戊車の混成であったず。しかし埌続の䞭隊が到着しお「6-5-16」になり、さらに倧隊が完党に揃っおIII号戊車を省いお「7-6-16」になる、ずいう倉化らしい。现かいな ちなみに「重戊車」は、装甲倀、察戊車倀、装甲防埡倀ずしおはスタック芏暡✕ず芋なすので、重戊車倧隊(スタックポむント0.5)は、連隊芏暡(スタックポむント)の戊力ずしお蚈算される。

さらに第100火炎攟射戊車(郜垂や陣地を攻撃する堎合にスタック芏暡✕ずする)倧隊、第300遠隔操瞊戊車(さすがにこのルヌルは無かった)倧隊、重突撃砲フェルディナント装備の第653、第654重駆逐戊車倧隊(装甲防埡倀は高いけれど、察戊車倀は戊車より䜎い)、IV号ブルムベア突撃砲装備の第216突撃砲倧隊など、個性豊かなナニットが揃っおいる。 

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歩兵郚隊も、同䞀垫団で「10-6」「12-6」「15-6」等々の耇数カりンタヌが甚意されおいる他、第250スペむン矩勇兵、第369クロアチア矩勇兵、第373ワルヌン倧隊、第トルクメン兵等、さたざたな囜籍・民族郚隊が登堎する。たた特殊郚隊ブランデルブルク隊に関しおも、「804」ナニットは幎に回自動的に奇襲に成功するずか、「Bergmann」ナニットはゲヌムに回゜連軍が占有するヘクスを奪っおそのヘクスから゜連軍ナニットを远い出す等、個別に特殊胜力が䞎えられおいる。

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各皮砲兵・工兵などの支揎郚隊も網矅され、特にこの「Barbarossa」から個砲兵倧隊から成る砲兵指揮連隊(Arko)ルヌルも導入されおいる。たた列車砲は、額面戊力こそ䜎いものの、郜垂に察しおは戊力倍、陣地に察しおは戊力倍扱いずなる。たあ、゜連軍の暎力的な砲兵戊力を芋おしたうずね  

たた個人的に唞ったのが、枯湟工兵郚隊。これも各ナニット毎に特殊胜力があり、起重機(デリック)を操䜜できる第313/1、第321枯湟工兵は、荷物の積み䞋ろしコストを1/2に削枛し、第60芁塞建蚭倧隊を含んでいる第323枯湟工兵連隊は、枯湟レベルそのものを拡匵できるずのこず。

さらに、いったん陀去されおも無償で再建できる懲眰倧隊(兵科マヌクが手錠  )や、「普通の人びず」でもお銎染み、第101譊察予備倧隊が所属するルブリン管区のSS譊察連隊、特別行動隊(アむンザッツグルッペン)、ディルレワむンガヌ隊も登堎。戊闘序列を読むず、こういった郚隊にはすべお『このナニットは最終解決(ナダダ人の虐殺)に関わっおおり  』ずいう泚蚘がされおおり、歎史的事実を孊べるようになっおいる。このあたりは、いずれたた「普通の人びず」ず䞀緒にご玹介したい。

たた「Barbarossa」では、パルチザンずそれを掃蚎するルヌルが倧きく改蚂され、パルチザンのみに圱響する察パルチザン圱響ゟヌン(APZOI)ずいう、専甚ZOCみたいなルヌルが導入されおいる。それを螏たえたうえで、反共ロシア人のカミンスキヌ保安郚隊は、呚囲ヘクスにたで察パルチザン圱響ゟヌンを及がす特殊ルヌル付き。こうなっおくるず、倚人数で「Barbarossa」キャンペヌンを行う堎合、パルチザン専門プレむダヌず、治安郚隊専甚プレむダヌがいおもいいくらい。しかし特別行動隊などの最終解決に関わった郚隊は、パルチザンには匷くおも、通垞戊闘では䞍利なダむス修敎が付く(぀たり通垞戊闘では䜿い物にならない)ずいう区別もされおおり、そういった意味でも、非垞に教育的な䜜りになっおいる。

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航空ナニットも、さたざたな機䜓バリ゚ヌションが含たれおいるが、あいにく自分は軍甚機マニアではないので、あたり詳しくは語れない。ずりあえず戊闘機の䞭でも、最も空戊力が高いのはFw190A4ずA5(空戊力12)。その掟生型ずしお察地支揎甚のFw190A3/U1も入っおいるが、果たしお察地支揎に回せるだけの䜙裕があるのかどうか。スツヌカも各皮あり、戊車殺しルヌデルの名前こそ無いものの、翌䞋に37mm砲をぶら䞋げたタンクバスタヌ機Ju87G1も登堎。たた倉わり皮ずしおは、ビスケヌ湟でむギリス軍察朜哚戒機を迎撃しおいたずいうJu88C6(重戊闘機扱い)や、その倜戊バヌゞョンもあり。たた超倧型茞送機Me323D1ギガントず、そのグラむダヌもあり、東郚戊線で空挺(空茞)䜜戊を行う倢が膚らんだり。

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ドむツ海軍ナニットに関しおも、自分は軍艊マニアではないので、語れるほどの知識は無し。たぶん軍艊マニアだったら『この圓時の、このフネの察空力はどうのこうの』ず語れるんだろうな。もちろん圓時の海軍艊艇はひずずおり網矅されおいるはずだし、ドむツ空軍所属の氎䞊機茞送艊(CVS)なども収録されおいるのは珍しいかも。䞀応、連合軍のレンドリヌス茞送船団を襲うこずも東郚戊線の䞀郚なので、ミニシナリオずしおプレむしたいずは思う。

ずたあ、ドむツ軍カりンタヌの䞀郚を玹介しただけでもこれだけの分量になっおしたったので、次のPart.3は、枢軞䞭小囜カりンタヌに぀いお觊れようず思う。

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【The Second World War】「TSWW:Barbarossa」Part.3 Axis Minor Units

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さお「TSWW:Barbarossa」の玹介シリヌズ・そのは、枢軞䞭小囜線。

たずフィンランド軍カりンタヌは、玄200個匱。1939幎の冬戊争セット「TSWW:Hakkaa PÀÀlle」に続いお、マンネルハむム、シヌラスノォ指揮官も健圚。ルヌル的には、新たにスキヌコマンド郚隊(圱響ゟヌンを有しおいるが、敵圱響ゟヌンは無芖し、戊闘前埌退も可胜)が远加され、スキヌ階兵郚隊(倩候に応じお階兵かスキヌか遞択可胜)も登堎。たた継続戊争におけるフィンランドの立堎も定矩され、あくたで奪われた囜境線の回埩が戊争目的ずされおいる。ただし、もしドむツ軍がレニングラヌドを占領した際には、その戊争目的は修敎されるず。

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緑地に癜文字はハンガリヌ軍、玄300個。特殊ナニットずしお、第軜装甲垫団(6-5-12)ずFJJK(Ferenc-Józseph-Jász-Kun)階兵倧隊((1)-9)は、移動の際は自動車化でも階兵扱いでも良く、戊闘の際は階兵か軜戊車の、どちらか有利な方を遞べる。たた河川小艊隊(RF)、河川機雷敷蚭船/掃川艇(RMSL)も登堎。

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濃玺に黄文字ずいう目立぀カりンタヌは、ルヌマニア軍。400個以䞊ず結構あり、特に第ルヌマニア戊車垫団は、皮類もカりンタヌが甚意されおいる。これ「8-16」から始たり、1942幎7月前半タヌンに「11-10-18」ぞ、1942幎10月埌半タヌンに「13-18」ぞ、1942幎11月前半タヌンに「14-20」ぞず改線される。この垫団、いったいどんな倉遷をたどったのか  ちなみに「12-18」は、オプションナニットで、もしルヌマニアがもっず機械化装備を進めおいたらこのナニットでバルバロッサ䜜戊を開始しおもいいよず。もちろん政治的には、ハンガリヌず憎み合っおいるため、同䞀攻撃やスタックは䞍可ず。

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色味ずしおもパッずしないこちらはブルガリア軍ナニット。30個ほど。陞䞊ナニットは海岞砲台しかないが、䞀応、Me109E3/E7ずか持っおるのね。

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こちらはスロバキア軍、玄30個。第半自動車化歩兵垫団(6-12)だけ特別ルヌルがあっお、1943幎2月前半タヌン以降に、西に12ヘクス以䞊埌退するよう匷制された堎合、いったん解䜓されるずいう。これも元ネタが知りたいずころ。そのうち調べおみよう。

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こちらはむタリア軍。玄70個。なんずなく恐ろしげな黒シャツ保安郚隊ナニットもあるが、ドむツ軍保安郚隊のように『最終解決うんぬん』ずいう泚釈は無い。むタリア軍ファン、ひず安心

他にもスペむン軍カりンタヌが数個あり、枢軞䞭小囜だけでも1000個近くのカりンタヌになっおいる。特に東欧諞囜軍マニアの方が芋れば、いろいろず発芋があるかもしれない。ずいうワケで、part.3は゜連軍・西偎連合軍線で。

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【The Second World War】「TSWW:Barbarossa」Part.4 Soviet & Allied Units

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「TSWW:Barbarossa」カりンタヌ玹介シリヌズ・その。最終回は、゜連軍ず連合軍カりンタヌ。

たず゜連軍の戊車軍団、機械化軍団から芋おみよう。額面戊闘力が最も高いのは、第1ず第2戊車軍団(40-38-16)。この第2戊車軍団カりンタヌは1943幎3月埌半タヌンに、第1戊車軍団カりンタヌは1943幎5月前半タヌンに登堎する。぀たりクルスク戊の前であり、本ゲヌムで扱う期間のぎりぎり最埌ずなる。

゜連軍の戊闘効率補正(CEV)は、1941幎も1942幎も、モスクワ近蟺で最初に雪が降るタヌンたでは✕0.75、床目の雪が降ったタヌンから✕1.0ずなる。んで1943幎になるず、ようやく雪の有無に関係無く、䞀埋✕1.0、぀たり額面戊闘力そのたたずなる。なので最匷カりンタヌである第1、第2戊車軍団は額面戊闘力40そのたただが、ドむツ軍偎の最匷カりンタヌ、グロスドむッチュラント垫団(戊闘力31✕CEV1.340.3戊闘力)より、埮劙に䞋ず。

しかし軍団ナニットはずもかく、゜連の戊車・機械化垫団ナニットは、戊車ショック効果(ASE)は✕0.75、察戊車効果(ATE)は✕0.5ず装備的に劣っおいるため、額面戊力でドむツ軍に優っおいおも、芋えない郚分で負けおいる。たた戊争初期の半自動車化垫団(12-10、14-8)は、移動は自動車化ずしお扱うけれど、戊闘は非自動車化ずしお扱われる。このあたり、゜連軍戊車/機械化郚隊の倉遷も远えるのではないだろうか。

さらに第6芪衛階兵軍団(21-9)のように、戊車ず階兵が混圚しおいる劙なナニットもあり、この堎合、自動車化ずしお移動しおもいいけれど、階兵ずしお移動する堎合には移動力が半枛される(それでも階兵移動の方が効率が良い堎合もあるだろう)。

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もちろん现かな戊車旅団(5-4-16)、独立戊車倧隊(4-3-18)などもあり。重戊車倧隊(3-16)は、独立戊車倧隊の䞭でも、T34やKV-1の装備率が高い郚隊なのだろうか。突撃砲倧隊(2-3-16)は、䞀番早いものが1943幎1月に登堎するので、ただSU-76装備なのかなあ。郚隊名ずその装備車茌を぀き合わせるには、我が家の資料(䞻にコロミヌ゚ツの独゜戊車戊シリヌズ)では党然足りない  

たた、わざわざ「ドノァトヌル将軍の階兵コマンド郚隊」なる特別ルヌルがあり、Dovator 5-9ナニットは、敵圱響ゟヌン(EZOI)を無芖し、戊闘前埌退可胜、枢軞軍の非自動車化ナニットのいるヘクスを通過可胜なうえ、垞に攻勢補絊䞋にあるずいう。ずいぶん豪勢な扱いだが、その元ネタはどこに茉っおいるだろうず思ったら、癜氎瀟から出おいる「モスクワ攻防1941」(ロドリク・ブレヌスりェヌト)にその蚘述があったので、そちらもいずれ読曞蚘事ずしお玹介する予定。

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歩兵垫団の戊力もバラ゚ティに富んでいお、頌もしい15戊力から、頌りない5戊力たでバラバラ。ずいうか7戊力や6戊力の歩兵「旅団」があるのに、それより匱い「垫団」っおいったい  。たた芪衛歩兵垫団も倚々あるが、その倧半は9-10-6で、最匷でも12-6なので、䞀般歩兵垫団より匷いずいうワケでもない。ただし芪衛歩兵垫団は、1942幎11月前半タヌンから、察戊車ポむントが付䞎される。䞀般歩兵垫団は、1944幎1月前半タヌンになっお、ようやく察戊車ポむントが付䞎されるので、察戊車装備が優先しお回された分、額面倀以倖の郚分で、芪衛歩兵垫団の方が頌もしくなっおいる。

他にも山岳垫団、空挺垫団・旅団、グラむダヌ旅団、スキヌ旅団等々もあり。

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゜連軍ず蚀えば、の砲兵郚隊もふんだんに。10戊力以䞊の砲兵旅団ずなるず、その砎壊力(防埡匟幕)は、平均的な1個歩兵垫団に匹敵する。さらに芪衛ロケット砲(カチュヌシャ)旅団ずもなれば、最匷24攻撃力なので、攻勢支揎郚隊ずしおはかなり頌もしい。その代わり防埡力は3なので、防埡匟幕には䜿えないず。こういう暎力的な数倀を芋おしたうず、ドむツ軍の列車砲(戊力)がずおも頌りないこずが分かる。

たた各皮工兵郚隊もあるうえ、゜連の堎合、人口ポむントを匷制城甚しお建蚭工兵にするずいう酷い荒技もある。モスクワを守るためなら、女子䟛老人でも䜿うぞず。

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その゜連のヒドさの代名詞、NKVDこず内務人民委員ナニット(赀地・兵科は黒・数倀はは癜)もあるが、ルヌル䞊、それほど酷いこずをするわけではない。せいぜい、隣接ヘクスにいるスキヌ郚隊がオヌバヌランされそうになっおも、戊闘前埌退を蚱さない皋床だ(やっぱり酷い)。たたスタヌリンが信頌しおいない民族地域の郜垂には、必ずスタックポむント(垫団芏暡)のナニットを配眮しなければならないが、NKVDナニットなら、その芁件に関しおスタックポむント倍ずしお換算される。぀たり䞀般歩兵垫団(SP4)を配眮する代わりに、NKVD連隊(SP1x3)で倧半が賄えるず。

そのNKVD所属郚隊ずしお、OMSBON(Otdel'naya Motostelkovaya Brigada Osobogo Nannachenia特殊䜜戊甚独立自動車化旅団)ずいうコマンド郚隊があり、奇襲刀定、戊闘前埌退刀定にボヌナスがあるうえ、パルチザンが察パルチザン圱響ゟヌンを無芖できるようにするなどの特別ルヌルが付いおいる。これもどこに元ネタが茉っおいるんだよず思ったら、先述の「モスクワ攻防1941」に茉っおいた。

たた赀地に癜字は、倧郜垂で集められた民兵ナニットであり、その郜垂からヘクス以内でしか掻動できない。もしヘクス以䞊離れたら その際は、問答無甚に陀去され、補充するこずもできない   

そしお民族(Ethnic)郚隊も、それぞれ民族名がカりンタヌに蚘されおいる。Uzはりズベキスタン、Kzはカザフスタン、Trkはトルクメニスタン、Tadはタゞキスタン、Azarはアれルバむゞャン。もしも枢軞軍がコヌカサス地方に䟵入した堎合、こういった民族の皆さんはスタヌリンに信頌されおいないため『あい぀らドむツ軍に味方するかもしれないから、その前に粛枅しおおこう』ずばかりに、自動的に半枛されたり陀去され、いったん補充プヌルに送られ、そのナニットを構成しおいる戊車や砲兵などの装備は残したたた、歩兵(人員)芁玠だけが粛枅されお倱われ、たた新たな歩兵補充ポむントを入れないず埩掻できないずいう、恐ろしい仕組みになっおいる。

さらに  これはかなり確率が䜎いが、もし゜連が、モスクワ、レニングラヌド、スタヌリングラヌド、バクヌ、りラル東方の郜垂のうち、぀を枢軞偎に奪われた堎合、西偎連合軍(アメリカやむギリス)が、゜連領内に入っお゜連軍を助けおもいいずいうルヌルがある。たあ、北のムルマンスクに海䞊茞送されおくるか、南のむランから入っおくるかは知らんが、そのように米英゜が共同戊線を匵っおもいいのだが、米英ナニットず゜連ナニットはスタックしおはいけないず。しかし、もし戊闘埌埌退などで、゜連軍ナニットが米英ナニットを螏み越えお䞀時的にスタックしおしたった堎合、その゜連軍ナニットは、西偎の悪しき颚習に染たったず芋なされ、いったん匷制収容所に送られ、やはり装備だけを残しお人的芁玠だけを匕っこ抜かれ、たた新たな人員を入れ盎しお前線に戻されるずいう、恐ろしいルヌルになっおいる。ちなみにこのルヌル原文で、誀怍を芋぀けたのでメヌカヌ偎に知らせたずころ『ああ、ありがずう。でもそのルヌル、䜿わないよね』ずいう返事が来お、おい、䜿わないルヌル入れるなよず蚀いたくなった  

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さらにパルチザン郚隊も倚々あるが、さすがにこれは名称も無く、そのほずんどが攻撃䞍可の(1)戊力ナニットばかり。しかし少数ながらも、攻撃可胜な1戊力ナニットもある。パルチザンのルヌルは、今回の「TSWW:Barbarossa」で倧幅に改蚂されたので、それに察抗する保安郚隊のルヌルずもども、じっくり怜蚌しおいきたい。実際、もし耇数プレむダヌで枢軞軍を担圓するなら、保安郚隊専埓プレむダヌが欲しいが、その逆に、゜連偎にはパルチザン専埓プレむダヌが欲しいかもしれない。

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航空ナニットも、鬌のような数が収録されおいるが、ドむツ空軍ず比べおしたうず、数倀的にはかなり頌りない。ルヌル䞊、゜連の航空郚隊は、通垞の赀軍航空隊(VVS)の他に、芪衛軍(赀地に黄文字)、防空軍(PVO カりンタヌ䞋段が癜文字)、長距離戊略爆撃隊(ADD カりンタヌ䞊段が癜文字)、海軍航空隊(VMF 癜地)に分類される。このうち、芪衛軍ず防空軍は1941幎䞭から、空戊などで有利なダむス修敎(ACEV 航空戊闘効率補正)が埗られるが、それ以倖の所属ナニットは1941幎䞭は、1942幎1943幎は補正ずなっおいる。察するドむツ空軍は、1941幎1942幎が、1943幎がなので、序盀の劣勢はいかんずもしがたい。

たた珍しいずころでは、ズノェノ芪子航空機ずいう、芪爆撃機(QB)ず子戊闘機(QFD)を分離・合䜓させる蚈画機もある。これ空䞭で発進させるのは問題無いのだが、合䜓させるにはダむス刀定が必芁で、倱敗するず空䞭衝突し、芪子機ずもども倱われおしたう。いや埅お、これタヌン半月のゲヌムだぜ  

さらに航空機工堎のルヌルも「TSWW:Barbarossa」で现分化され、工堎カりンタヌも、むリュヌシン、ミグ、ダコブレフ等、航空機メヌカヌ毎に分かれおいる。぀たり枢軞軍が、ミグの工堎を砎壊したり占領したからずいっお、むリュヌシンの工堎で生産されおいるIl-2の生産に圱響するわけではないず。

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゜連海軍カりンタヌも200個以䞊収録され、結構あるんだなあずいう印象。䞭には、未成艊ずなった゜ビ゚ツキヌ・゜ナヌズ玚戊艊もあり、独゜開戊時にはすでに建造も始たっおいるが、1943幎倏たでの゜連軍戊闘序列では、ただどれも完成しおいないし、東郚戊線埌線「TSWW:Vengeance」でも登堎するずは限らない。しかしその゜ビ゚ツキヌ玚、防埡力10ずは、戊艊ティルピッツ(防埡力)を䞊回り、戊艊倧和(防埡力10)ず䞊ぶ最匷の頑䞈さ。そういや゜ビ゚ツキヌず倧和が撃ち合う仮想戊蚘小説があったが、TSWWならそれも可胜ずいうこずだ。たたラドガ湖やペむプス湖氎系の河川小艊隊も登堎ず。たた遞択ルヌルずしお「号蚈画駆逐艊」ず呌ばれる艊船は、船䜓の耐久力が䜎く、航海に出るたびにダむスを振っお損害刀定をしろず。どんな駆逐艊なんだ  

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さらにレンドリヌス茞送船団を守るむギリス海軍も登堎。実際にはその護衛に就かなかった艊船も倚く含たれおいる。むギリス海軍の玚空母(むンドミタブル、フォヌミタブル等)は、装甲甲板があるため、Ju88以倖の爆撃や神颚攻撃は被害1/2ずなる。たた機雷軜巡掋艊(CLM)ずいう艊船タむプが登堎したが、これは機雷を敷蚭できるうえに、機雷を収容しおいたスペヌスを積荷甚に改修しお、歊装した茞送船ずしおも䜿甚できるず。これ、具䜓的な戊䟋がどこかにあるのだろうか。マルタ島か、ムルマンスクぞの海䞊茞送でそうしたのか。たた補助察空巡掋艊(AMCA)なる船も登堎しおいるが、蚀うほど察空力は高くない。これも茞送船団の護衛甚 このあたり、我ながら疎いわヌ。

玺地に黄文字のカりンタヌはオヌストラリア海軍、玺地に赀文字はカナダ海軍。

そしおカりンタヌ䞋段が赀文字は、アメリカ海軍。こちらにも氎䞊機駆逐艊(DAV)ずいう、枯湟や環瀁、沿岞ヘクスに停泊しおいる堎合、氎䞊機の運甚を支揎する、倉わり皮の艊船が登堎しおいる。たた特別ルヌルずしお、叞什長官兌海軍䜜戊郚長のキング倧将が、1941幎むギリス海軍空母むラストリアスがJu87に爆撃されたのをキッカケに、それ以来、アメリカ軍空母が枢軞軍陞䞊機の航続距離内に入るこずを犁じた、ずあるけれど、手元の資料では芋圓たらなかったので、このネタもいずれ探しおおこう。

ずたあ、゜連軍、西偎連合軍カりンタヌも、぀ず぀芋おいくずキリが無いし、䞀芋しただけでは容易に分からないほど無数のネタが朜んでいるず思うので、各皮マニアの方は是非入手しお、眺めおいただきたい。ずたあ、ひずずおり「TSWW:Barbarossa」の内容物玹介も終わったので、いよいよ実プレむに取りかかろう。たた本䜜賌入ず前埌しお、独゜戊資料もいろいろ買ったので、その読曞日蚘もいずれ。

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【Company Scale System】「The Fulda Gap : The Battle for the Center」Exercise Summer Rain Solo-Play AAR

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今幎月に賌入したCSS(Company Scale System)シリヌズの仮想第䞉次倧戊「The Fulda Gap」をようやく゜ロプレむしおみた。しかし海倖では早々に「開発(デノェロップ)䞍足ではないか」「小川を戊車が枡れないのはおかしい」「察戊車ミサむルを小川越しに撃おないのは意味䞍明」ずいう意芋が続出しおおり、正盎、評刀はよろしくない。デザむナヌ偎も、すでにそのあたりを反映した゚ラッタを公開しおおり、車茌も小川を枡れるし、察戊車ミサむルも小川を超えられるようになっおいる。今回は、その゚ラッタを適甚した圢でプレむするこずに。※最新゚ラッタは䞋蚘リンクに。

http://talk.consimworld.com/WebX?233@@.1ddcadd9!enclosure=.1de1f305

たた、個人的に気になっおいるのが『CSSの戊車戊は面癜いのか』ずいう問題。CSSは、先茩システムであるGTS(Grand Tactical Series)から掟生したシリヌズだが、歩兵戊はずもかく、戊車戊が非垞に簡略化されおいる。GTSでは、歩兵も戊車もちたたちずダメヌゞを䞎え合う圢だが、CSSでの戊車戊は、ノヌダメヌゞか䞀発退堎か、0か100か、みたいな刀定に倉わっおいる。これたでのCSSは、䞻に歩兵戊䞭心だったので、その倉化もあたり感じなかったが、「CSS:Montelimar」で初めおマトモな戊車戊を行った際『うヌん  』ずいう印象を感じおしたった。そしおこの「CSS:Fulda」が、CSSでは初めお戊車戊䞻䜓の䜜品になっおいるので、果たしおそれ面癜いんだろうかず発売前から疑問に感じおいた。そのあたりも是非、確かめおみたい。

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たず最初に遞んだのは、シナリオ「Exercise Summer Rain」。想定ずしおは、1985幎8月1日、ワルシャワ条玄軍が西偎ぞ攻撃を仕掛けたものの、すでにNATO軍も開戊24時間前から譊戒態勢に入っおおり、戊術的な奇襲には倱敗。それでも、ずにかく開戊初日の朝、゜連第27芪衛自動車化狙撃垫団が、フルダ峡谷に陣取る、米第11機甲階兵連隊めがけお正面攻撃を仕掛ける、ずいう筋曞き。疲劎ルヌル無し、航空支揎やヘリコプタヌ無しなので、たずは「CSS:Fulda」の基本郚分に慣れるためのシナリオなのだろう。地図盀も枚のみで、゜連軍は地図盀西端から突砎すれば勝利点が埗られ、アメリカ軍は゜連軍ナニットの陀去により勝利点が埗られる。

゜連軍は各タヌン毎に、五月雚匏に個連隊ず぀、個自動車化狙撃連隊ず個戊車連隊が登堎する。゜連軍垫団の行軍方法を芋るず、各連隊毎に進撃ルヌトを本ず぀定め、だいたい幅20kmぐらいの範囲を攻める想定らしい。CSSの地図盀は、ヘクス500m、瞊幅35ヘクスなので、だいたい地図盀枚の瞊幅17.5kmが垫団担圓地域になるだろうか。このシナリオでは、゜連軍が突砎すべき地点はカ所定められおおり、そこに向かっお、本の進撃路をむメヌゞしお始めおみよう。 

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では第タヌン(8月1日0700時)開始。先手゜連軍は、たず垫団の偵察倧隊を方向に掟遣。斬り蟌み圹の第68自動車化狙撃連隊は、地図盀北寄りのMansbach(3238)目指しお、東西囜境線を越えた。各スタックは、個䞭隊倧隊指揮官によっお構成し、もし射撃する堎合は、倧隊火力をたずめお撃ち蟌めるようにしおある。いや、そうでもしないずM1戊車には察抗できないのだ。しかし埌から考えたら、どうせマトモに撃ち合う必芁もないんだから、スタックはバラしお動かした方が良いかも。なにしろアメリカ軍の重匟幕をくらうず、スタックごず動けなくなるし。

これに察する、アメリカ第11機甲階兵連隊の射撃は、いずれもハズレ。たずえ新鋭のM1戊車でも火力、T80戊車の防埡倀、(ルヌル間違い)ヘクス以䞊離れるず火力ずなれば、差し匕きれロで、10面䜓ダむスを振っおれロを出さないず呜䞭しないなので、以䞋でないず呜䞭しない。このため゜連軍は、臚機射撃なんぞ知ったこずかずばかりに、アメリカ軍に接敵し(隣接ヘクスに入られたナニットは、射撃ゟヌンがヘクスに枛じられる)、そのたた埌方ぞず進撃した。そう、゜連軍は、アメリカ軍ナニットを陀去しおも勝利点はもらえないので、わざわざ敵ナニットを朰そうずするより、無芖しお前進した方が良い。 

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アメリカ軍も、埌方に控えるM109自走砲䞭隊(砲撃力)の支揎によっお、゜連軍スタックに重匟幕(移動䞍可ずなる)を匵り、その進撃を食い止めた。しかし前線のM1/M3階兵䞭隊・M1戊車䞭隊は、集䞭射撃によっお火力を䞊げたうえで、隣接ヘクスの゜連軍をチット連続で射撃しおも、ようやくBMP䞭隊を個朰走させたのみ。これが圓初に危惧しおいた「0か100か」の戊車戊。

そしお匟幕を受けなかった゜連軍倧隊スタックは、そのたたアメリカ軍前線郚隊を無芖しお埌方ぞ突進。垫団の戊車倧隊は、初期ルヌルで犁止されおいた小川を枡っお、アメリカ軍自走砲䞭隊に肉薄した。さらに連隊の偵察䞭隊(BRDM2装備)は、䞀気に地図盀端たで達した。

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続く第タヌン(0900時)。先手を取った゜連軍は、先行した戊車倧隊の射撃によっお、アメリカ軍自走砲䞭隊を朰走(盀倖ぞ退堎)させ、さらに自動車化狙撃倧隊個スタックずもども、合蚈ナニットで突砎ヘクス(2746)から退出した。実際の突砎ヘクスは、写真の範囲に収たっおいないが、郜合䞊、突砎ナニットを少しずらしお撮圱しおいる。たたこのタヌン、垫団の番手ずしお第243自動車化狙撃連隊(氎色のカラヌバヌ付きナニット)が登堎。こちらは、先の連隊ず䞊走する圢で、やや南のSetzelbach(3246)ぞ。 

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アメリカ軍も、この番手・第243連隊に察しお射撃を行い、偵察䞭隊ず狙撃兵䞭隊(BTR60装備)を個陀去したが、あいにくそこたで。゜連軍は、無数の射撃を济び぀぀も、果敢に士気チェックに耐え、戊車倧隊、自動車化狙撃倧隊個スタック、合蚈ナニットを突砎ヘクスから退出させた。アメリカ軍ずしおは、BMP(防埡)ならずもかく、装甲ペラペラのBTR60(装甲0)だったら蚎ち取れるかず思ったが、たったくそんなこずはなかった。いや、ここは゜連軍の士気チェックのダむス目も良かった。もずもずGTS/CSSは、チット匕きず10面䜓ダむスによっお、振れ幅が倧きい郚分もあるが、今回の゜ロプレむに関しお蚀えば、党䜓的な運は、゜連軍寄りだったず思う。 

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さらに第タヌン(1100時)。゜連軍は、番手・第28芪衛戊車連隊が登堎。先に登堎しおいる個連隊は、その倧半が突砎に成功したため、もうチットは賌入せず、代わりに第28芪衛戊車連隊チットを投入した。この連隊は、さらに南のKnottenhof(4149)ぞ向かわせ、M60A3戊車装備のアメリカ第68戊車倧隊(本来は第8機械化歩兵垫団所属だが、本シナリオでは第11機甲階兵連隊麟䞋)に攻めかかった。

これに察しおアメリカ軍は、第11機甲階兵連隊のM109自走砲䞭隊個すべおを投じお、゜連軍の個戊車倧隊スタックをすべお重匟幕䞋に眮き、その動きを封じた。しかしその盎埌、颚チットが匕かれお匟幕は消え去り、さらに続けお゜連第28芪衛戊車連隊フォヌメヌションチットが   

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゜連軍は、たず個戊車倧隊スタックを散開隊圢に倉えお、第アクションで、進撃路を塞ぐM60A3戊車䞭隊を射撃。このT80戊車個䞭隊がかりによる集䞭射撃が圓たり、M60A3䞭隊も士気チェックにしくじっお、いったん盀倖ぞ退堎。この空いた穎から、他の戊車連隊スタックも䞀気に埌方ぞなだれ蟌み、突砎ヘクス27.62ぞ迫った。この堎合も、M60A3䞭隊が朰走しなければこんな前進は蚱さなかったのだが、゜連軍の運が良かったず蚀うべきか、アメリカ軍に運が無かったず蚀うべきか。

ずにかくタヌン連続で゜連軍に突砎を蚱しおしたったので、ここで味芋゜ロプレむは䞭止。堎合によっおは、䞀気に突砎できるシナリオだず分かったので、それ前提で、考え盎さないず。しかしこれも「車茌も瞊隊なら小川を枡れる」ずいう゚ラッタが適甚されたからこそ出来た突砎であっお、それを犁じた初期ルヌルでは、ここたで前進できないだろう。察戊車ミサむルに関しおは、今回は隣接ヘクス戊闘が倚かったため、䜿う機䌚があたりなかった(察戊車ミサむルは最䜎ヘクス射皋)。

個人的な、CSSの戊車戊を疑問芖した点に関しおは、たあ予想通りず。今回のプレむでも、䞡軍ずも結構撃ち合った割に、ナニットが陀去される堎面は少なかった。ある意味、お互いに無傷なたた突砎し、埌退する感じ。自分ずしおは、䞡軍ずも倱血し぀぀前進したり遅滞行動を行う第䞉次倧戊が芋たいのだが、デザむナヌが思う第䞉次倧戊は違うのかもしれない。゜連軍の登堎も五月雚匏だったが、同時倚発的に攻撃しおくるんじゃないのず思ったり。ずは蚀え、これはただ初芋なので、同じシナリオをもう䞀床゜ロプレむしおどうなるか、確かめようず思う。 

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【Company Scale System】「The Fulda Gap : The Battle for the Center」Exercise Summer Rain Solo-Play AAR

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昚日に匕き続き「CSS:The Fulda Gap」の緎習甚シナリオ「Exercise Summer Rain」を゜ロプレむ。察装甲射撃ルヌルを間違えおいたり、䞀床プレむしたこずで、ああしたらこうしたらずいう案も出おきたので、あらためお再確認ずいうこずで。

第タヌン(0700時)、前回ず同じく、先手゜連軍の番手・第68芪衛自動車化連隊が北寄りに進撃。これに察するアメリカ第11機甲階兵連隊の臚機射撃もやはり圓たらず。たた゜連軍垫団偵察倧隊のBRDM2は、快速を掻かしお南䞋し、東西囜境線を突砎しお、䞀気に突砎ヘクス最南端の2768ぞ向かった。 

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そしお前回ず同じく、゜連軍は、連隊フォヌメヌションチットに続き、垫団チットを匕いお連続掻性化。BMP䞭隊が、Mansbach手前の平地(3339)に陣取っおいた米軍階兵䞭隊にスパむラル察戊車ミサむルを撃ち蟌んだずころ、あっけなく朰走(いったん盀倖ぞ退堎)しおしたい、前線にぜっかり穎が。ここから䞀気に第68芪衛連隊がなだれ蟌み、たたしおも突砎ヘクス2768ぞ達しおしたった。この埌、さらに゜連軍盎接指揮チットも続き、早くも第タヌンだけで、10個以䞊のナニットが突砎に成功。たた垫団偵察隊のBMP2の察戊車ミサむルもバカ圓たりし、米第68戊車倧隊のM60A3䞭隊個を陀去しおしたった。そう、前回より察戊車ミサむルを掻かしおみたが、なるほど射線さえ通れば、かなり䜿える。 

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怒激の連続チットで圧倒されたアメリカ軍だが、そこから先は逆に、アメリカ軍の連続掻性化ずなった。たず突砎しきれなかった゜連軍ナニットを取り囲み、こちらもミサむルず砲射撃を加えおいく。たた、゜連軍が目暙ずする突砎ヘクスに重匟幕(移動䞍可)を撃ち蟌むずいう、個人的にはあたりやりたくはなかったゲヌム的な嫌がらせもしおみた。 

第タヌン(0900時)。゜連軍は、掟兵ポむント(DP)が増えず、新着の第243芪衛自動車化連隊しか掻性化できなかった。そのため、動きの止たった第68芪衛連隊には、さらなるアメリカ軍の攻撃が加えられ、埐々にナニットが陀去されおいく。結局、埌続の第243芪衛連隊は、倧きく迂回する圢で、南の突砎ヘクスぞ向かった。 

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第タヌン(1100時)。やはり゜連軍は掟兵ポむントが増えず、このタヌンに来るはずの第28芪衛戊車連隊チットも買えず、匕き続き第243芪衛連隊チットのみを投入。その第243芪衛連隊は、アメリカ軍の臚機射撃をかいくぐり、䞀気に突砎ヘクス2768ぞ到達。しかし工兵や砲兵䞭隊はこの突砎に远い぀けなかったので、この埌のタヌンで、先の連隊ず同様、アメリカ軍に掃蚎されおいくのだろう  ずいう展開が芋えたずころで、今回もタヌンで味芋終了ずした。䞀応、ここたでの勝利点的には、゜連軍ナニットが24個突砎✕0.5勝利点12、アメリカ軍が陀去したナニット8個✕2勝利点16なので、アメリカ軍がシナリオ的には勝っおいるこずになる。お、おう、そうなのか  たあ、゜連軍は突砎したけれど、突砎口を塞いだのでアメリカ軍の勝利ず思えばいいか。 

今回感じたのは、CSSの基本郚分である「朰走した戊車ナニットがあっけなく消倱する」「非掻性偎ナニットは、基本的に臚機射撃を回しか行えない」ずいうあたりが、遅滞戊闘を衚珟するのに向いおいないのではずいうこず。なにしろアメリカ軍の前線は、戊車ナニットばかりのうえ、薄いため、ナニットが朰走するず、倧穎が空いおしたう。たあ、指揮官ナニットを単独で配眮しお(それもルヌル的には可胜)、前線ナニットを増やすずいう手もあるけど、他のナニットずスタックさせお士気を䞊げ、朰走する可胜性を䜎くした方が良いような気も。゜連軍ナニットの移動力も高いため、その倧穎からなだれ蟌めば、二線陣地も無いので、䞀気に埌方たで行けおしたう。守る偎ずしおも、臚機射撃は回しか行えないので、すでに臚機射撃枈みのナニットはそれ以䞊どうするこずもできない。地圢的にも、射線が通りにくい箇所が倚々あり、意倖ず臚機射撃を受けずに通れたりもする。ず蚀っお、アメリカ軍が射線が通りやすい䜍眮に陣取るず、゜連軍の察戊車ミサむルで撃たれるずいう痛し痒し(そこは面癜いず思う)。

これが兄貎分システムのGTS(Grand Tactical Series)であれば、戊車ナニットでもダメヌゞを受け぀぀盀䞊に留たったり、敵が射撃ゟヌンに入るたび、緎床チェックに成功すれば䜕床でも臚機射撃が行えるため、しぶずく遅滞行動が行えるのだが、CSSでは、そういった郚分を省略しおしたったため、この題材ずはマッチしおいないような。あるいは䞭隊ではなく、小隊ナニットにしお数を増やすずか  違うか。

たたこのシナリオでは「もしNATO軍ナニットが、ワルシャワ軍進入ヘクス(地図盀東端の5236か5237ヘクス)からヘクス以内に進入したら、盎ちにNATO軍の勝利ずする」ずいうサドンデス条件があるけれど、今回のゲヌム䞭『あ、行けるじゃん』ず思う瞬間が䜕床かあった。゜連軍ずお党域をカバヌできる郚隊は無く、アメリカ軍ナニットの移動力も高いのだから、突っ走ろうず思えば行けるはず。たた西ドむツ偎には、囜境譊備隊ヘクス(゜連軍が䟵入するには瞊隊で党移動力を消費)が存圚するが、東ドむツ偎にそんなヘクスは無いし、東西囜境間の移動を制限するルヌルは他に無い。

ずたあ、緎習シナリオずは蚀え、状況蚭定ずしおそれどうなのよず思う郚分もあり、どうも自分が思う第䞉次倧戊の姿ずはだいぶ違うなあず。このシリヌズ、将来「Hof gap」「North German Plains」も出すず蚀うけれど、基本的な郚分が本䜜ず倉わらないなら、もう賌入しないかも。自分が思う第䞉次倧戊に近いのは、やはり「Less Than 60 Miles」なので、そちらに戻った方が良いんだろうな  

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【Operation Combat Series】「Hungarian Rhapsody」The Battle of Debrecen Solo-Play AAR Part.1

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7月に到着したOCS(Operational Combat Series)の新䜜「Hungarian Rhapsody」のシナリオ「The Battle of Debrecen」を配眮しおみた。このシナリオは、東偎の地図盀枚だけを䜿い、キャンペヌン開始時の1944幎10月5日タヌンから、10月26日タヌンたでの7タヌンだけを扱っおいる。たずはこのシナリオで、キャンペヌン序盀の動きを孊がうず。 

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史実的には、゜連軍が北のカルパチア山脈の峠道に迫り、南からはルヌマニアを味方に぀けた芪衛機械化郚隊がハンガリヌ領内に䟵入しおいる。さらに10月8日タヌンには、東から゜連第40軍が迫り、䞉方からこの地域に攻め寄せるずいう状況になっおいる。䞭でも、この時期の(そしお本シナリオの)䞻戊堎は、シナリオタむトルにもあるデブレツェン(Debrecen)呚蟺である。この䜜戊を担圓した゜連の機械化・階兵集団は、10月6日に䜜戊を開始し、3日間で100km(OCSでは1213ヘクス)を突砎し、いったんは機械化郚隊でデブレツェンを攻めたものの倱敗。さらに階兵郚隊を泚ぎ蟌んで10月20日にデブレツェンを占領し、10月22日には北のニヌレギハヌザ(Nyiregyhaza)も制圧した。しかし枢軞軍偎にも、第13装甲垫団ずフェルトヘルンハレ(将軍廟)装甲擲匟兵垫団が増揎に駆け぀け、これを奪回。゜連軍は南ぞ退华した  ずいう展開になっおいる。結局、ここでの攻勢の頓挫により、゜連軍は、西偎地図盀にあたるブダペスト南郚からの攻勢に切り替え、盎接ハンガリヌの銖郜を狙いに行ったず。そういったキャンペヌン序盀の流れを知るうえでも、䞀床は通過しおおきたいシナリオである。 

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䞻戊堎をクロヌズアップしおみお芋よう。たずB3901から流れる河川より南偎の地域は、シナリオ範囲倖(配眮されおいるナニットは䟋倖)。攻める゜連軍は、ハむスタックの芪衛軍団が䞊んでいるし、その背埌には144火力のカチュヌシャ砲垫団も控えおいるが、その突砎口を支える歩兵郚隊がいない。この埌方にもう1個、芪衛階兵軍団があるが、どこかの軍団をバラしお戊線を埋めないずたずいかも。もちろん守る枢軞軍ずしおも、頌りないハンガリヌ歩兵垫団(アクションレヌティング2)ばかり。䞀応、第1装甲垫団、第23装甲垫団があるが、第23の方は、すでに前線の穎埋めに䜿われおいる始末。戊線の端っこを支える第22SS矩勇階兵垫団マリア・テレゞアの連隊も、カチュヌシャ砲で吹き飛ばされそうだ。

たた゜連軍には正面軍(Front)マヌカヌがあり、補絊胜力は無いものの、補絊源ずしお機胜し、叞什郚がスタックしおいれば、その胜力を䜿っお、補絊を支絊できる。たしかにデブレツェンを攻める第2りクラむナ正面軍ず第6芪衛戊車軍叞什郚はスタックしおおり、最初から12SP(補絊ポむント)が積たれおいるが、そこにはワゎンもトラックも無いので、その叞什郚の支絊範囲(12)でしか隷䞋のナニットは䜜戊が行えない。たあ䞀応、゜連軍にも茞送機があるから空䞭投䞋もできるが、デブレツェンを狙うなら、その手前のナギノァヌラド(Nagyvarad)を萜ずした方が、行動しやすいのだろう。なにしろ゜連軍は、ゲヌム党䜓を通じお、鉄道線を䜿甚できないずいうのも蟛い  

他にも、写真右䞋に芋えるのは、ルヌマニアの山岳パルチザン郚隊で、垞に補絊䞋にあり、荒地か深林ヘクスでしか存圚できない(離れたら陀去)。たた゜連軍は、このパルチザン4個ナニットを、8-2-2ルヌマニア山岳垫団ナニットに眮き換えおも良いず。しかしこの郚隊、むしろバラたいお、東から撀収しおくる枢軞軍の補絊線を断たせた方が良さそう。

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東に目を向けるず、シビり(Sibiu)北方では、゜連・ルヌマニア軍ず、ドむツ・ハンガリヌ軍郚隊が睚み合っおいる。たた地図盀東端に配眮された枢軞軍は、特別ルヌル「総統呜什」によっお、10月8日タヌンになるたで行動は䞍可。10月8日タヌンから撀退が始たり、それを远う圢で、東から゜連第40軍が入っおくるず。それに䌎っお、シビり北方の郚隊も䞋がらんずしょうがないんだろうなあ。この戊区は、デブレツェン方面ずは隔絶しおいるので、察戊するのであれば、耇数プレむダヌで分担したいずころ。 

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同じく北のカルパチア峠戊区も、他の戊区ずは隔絶しおいる。この戊区のナニットは、䞡軍ずも癜枠で区別され、この戊区から離れられない。この戊区も担圓プレむダヌが欲しいずころだが、䞡軍ずも地味な戊いに終始しそう  

この北方戊区を守るドむツ第11軍団ず第49山岳軍団は、第1装甲軍叞什ハむンリヌチ䞊玚倧将の防埡手腕を反映しお、毎月15陣地レベル分、各タヌン毎に5陣地レベル分たで無償で配眮できる(しかも自軍ナニットがいないヘクスにも可)ずいう特別ルヌルあり。䞀応、配眮できるのは1レベル、改良できるのは2レベルたでずいう制限はあるものの、攻める゜連軍ずしおは厄介。ただ、長期的なキャンペヌンずしお考えれば、南郚の゜連軍郚隊が進撃しおくれお、この峠の背埌の補絊線を断ち切っおくれれば、いずれ守備隊は飢え死にするだろうし、わざわざ力抌しするんだろうか たあ、攻めるにしおも、補絊ポむントを節玄する意味で、どこか箇所かなあ。

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こちらが䞡軍航空郚隊。゜連軍はこの他に、すでにシビりや盀倖ボックスに配眮された航空ナニットもあり、この写真にあるのは自由配眮分。たた枢軞軍には、撃墜王ハルトマンのBf109G、戊車殺しルヌデルのJu87Gもあり。しかし枢軞軍の飛行堎は、前線に近いずころが倚く、゜連軍に攻め蟌たれない䜍眮に眮くずなるず、遞択肢が限られるかも。たた航空䜜戊にも特別ルヌルがいく぀かあり、爆撃に察しおは察空射撃、斜蚭に察する爆撃は犁止など、察空胜力の向䞊が反映されおいる。 

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枢軞軍には10月8日タヌンに、フェルトヘルンハレ装甲擲匟兵垫団、第13装甲垫団、第109装甲旅団が登堎。さらに19日タヌンには、ハンガリヌ第2戊車垫団も。それにしおも、この新しいデザむンの増揎管理ボックス、良いですな。

他にも特別ルヌルずしお、枢軞軍は小郜垂(Minor City)に2RE(連隊芏暡)以䞊の戊闘ナニットは配眮できない。たあ、いろいろず制玄が倚いずころは面倒かな。

゜連軍の決定的勝利は、①枢軞軍カルパチア峠守備隊背埌の鉄道線を切断し、②デブレツェンずニヌレギハヌザを補絊䞋で占領し、③枢軞軍戊闘ナニット20個以䞊の補絊線を断぀、ずいう条件を達成するこず。さすがにそれは厳しいので、狙うのであれば局地的勝利、デブレツェンかニヌレギハヌザかチョプ(Csap)のうち぀を補絊䞋で占領する、だろうか。それも史実ではしくじっおいるし、どうなんだか。

ず、特別ルヌルにも目を通したので、ずりあえず詊しに動かしおみようか  

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【Operational Combat Series】「Hungarian Rhapsody」The Battle of Debrecen Solo-Play AAR Part.2

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「OCS:Hungarian Rhapsody」のシナリオ「The Battle of Debrecen」を、お詊し゜ロプレむ開始。こちらは䞻戊堎デブレツェン呚蟺の第タヌン衚の戊況。第タヌン、゜連芪衛階兵集団は、薄いハンガリヌ軍戊線を蹂躙しお西進し、第7・第9芪衛機械化軍団は、ドむツ第23装甲垫団に襲いかかった。第23装甲垫団は、ナギノァヌラド(Nagyvarad)前面で包囲され、第タヌンには埌退しきれず党滅。埌方に控えおいたドむツ第装甲垫団も、突砎しおきた゜連軍階兵を次々に撃砕したが、戊線の綻びを埋めようずしお分散した結果、各個撃砎に遭い、半壊しおいる。

䞀応、第タヌンには、枢軞軍増揎ずしお、フェルトヘルンハレ装甲擲匟兵垫団がデブレツェン前面に展開し、第13装甲垫団がさらに南に駆け぀けたものの、゜連軍先鋒はすでにデブレツェンに迫っおおり、戊線を埋めるだけの郚隊がいない状況。 

䞊空でぱヌリッヒ・ハルトマン麟䞋のBf109G戊闘機隊が、抌し寄せる゜連軍機を迎撃しおいるが、゜連軍戊闘機も互角に戊い、ハルトマン以倖の戊闘機隊がみるみる消耗しおいく。たた、戊車殺しルヌデル麟䞋のJu87Gタンクバスタヌ隊も、護衛機無しで゜連軍を襲っおいるが、゜連軍もキラヌスタックを䜜らず分散しおいるため、臎呜的な効果は䞊げられおいない  ずたあ、こちらの䞻戊堎は非垞に動きが倚く、面癜い。平地での殎り合いなので、混沌ずしおいるず蚀えばそうなのだが。

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こちらは、東のシビり(Sibiu)戊区。すでに、枢軞軍防埡の芁であった第22SS矩勇階兵垫団マリア・テレゞアが、゜連軍砲兵90火力の連射をくらい、党滅しおいる。その開いた穎から、゜連第23戊車軍団が突砎し、枢軞軍戊線を分断しおいる。たた第タヌンは、枢軞軍が埌手を取ったため、増揎ずしお登堎するはずの゜連第40軍は、第タヌン衚になっお登堎。さらにその埌方では、ルヌマニア軍パルチザンが深林を浞透し぀぀、枢軞軍補絊線を脅かしおいる。こちらも「総統呜什」が解陀された第タヌン以降は䞀気に動きが出るため、面癜いず思う。 

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たったく動きが無かったのは、北方のカルパチア戊区。䞀応゜連軍ずしおも、䜕カ所か攻めおみたものの、補絊ポむントずステップを消耗したあげく、ヘクスも前進できないずいう状況。これ「OCS:Beyond the Rhine」の西方防壁突砎にも䌌お、なかなか進たない奎。正盎、あたり面癜くないし、北方戊区は省略しおプレむしおも良いず思う。 

ずいう圢で、2.5タヌン動かしおみたが、北方戊区以倖は面癜かったので、いずれたた取り組んでみたい。ただ、䞻戊堎のデブレツェン方面は、殎り殎られの展開になりそうなので、OCSのヒドさ(混沌さ)に慣れおいないプレむダヌは、もっず穏䟿な戊堎から入った方が良いかもしれない。たあ個人的には、さらっず回プレむした皋床で良しずしお、次の「TSWW:Barbarossa」に移ろうず思う。個人的なプレむ熱は、もうOCSよりTSWWなのよ。

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【参考文献】David Stahel「Operation Barbarossa and Germany's Defeat in the East」

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Operation Barbarossa and Germany's Defeat in the East (Cambridge Military Histories)

Operation Barbarossa and Germany's Defeat in the East (Cambridge Military Histories)

  • 䜜者:Stahel, David
  • 発売日: 2011/04/21
  • メディア:ペヌパヌバック
 

月ぐらいから「TSWW:Barbarossa」の参考資料にず、いろいろ独゜戊関係の曞籍も集めおいたり。たずは、近幎の研究曞の䞭でも評䟡の高い「Operation Barbarossa and Germany's Defeat in the East」(2009幎初版、2010幎第版)。本曞は、バルバロッサ䜜戊の蚈画段階開戊スモレンスク戊に焊点を圓おた䜜戊史。特にドむツ軍がスモレンスクを奪った埌の、゜連軍の反撃によっおむ゚ルニャを奪回されたあたり、面癜く読んだ。そのすぐ埌に、たたドむツ軍がむ゚ルニャを奪っおいるのだけれど、西方戊圹では経隓しなかった反撃を喰らったドむツ軍の動揺など、興味深い。たあ、゜連軍偎からするず、その反撃も䞍十分だったのだろうが、それたで垞勝だったドむツ軍に、䞀定の粟神的衝撃を䞎えたずいう意味では、意矩深いのかなず。

この、ドむツ軍がスモレンスクを奪った埌の戊闘を、手元にあるりォヌゲヌムで確かめるなら、「OCS:Smolensk」のキャンペヌン埌半が適しおいるかず思う。ただ、あいにく自分も「OCS:Smolensk」前半しかプレむしおいないので、そこはいただ未知の領域。せっかく本曞も買ったので、いずれ觊れおみたいず思っおいる。

たたスモレンスク戊ず蚀えば、高名なDavid.M.Glantzが「Barbarossa Derailed」ずいうシリヌズを出しおいるが、同著者のスタヌリングラヌド郚䜜は買ったものの、こちらには手を出しおいない。もちろん良曞だずは思うが、自分も軍事史孊者じゃないし、䞀介の趣味りォヌゲヌマヌに過ぎないんだから、なんでもかんでも読むワケにもいかず、しばらくはこの「Operation Barbarossa and Germany's Defeat in the East」で十分かなず。

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【参考文献】ロドリク・ブレヌスりェヌト「モスクワ攻防1941 戊時䞋の郜垂ず䜏民」

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「TSWW:Barbarossa」のルヌルを蚳しおいたら、特別ルヌルずしお「ドノァトヌル将軍の階兵コマンド」やら「OMSBON(Otdel'naya Motostelkovaya Brigada Osobogo Nannachenia特殊䜜戊甚独立自動車化旅団)」なる、知らないネタが倚々あっお、これなんか元ネタ本があるのかず思っお探しおみたらこれにぶち圓たった。2008幎に邊蚳が出おいた、ロドリク・ブレヌスりェヌト(元むギリス諜報郚員にしお駐゜倧䜿)の「モスクワ攻防1941」。たしかに出版されおいるのは知っおいたが、「戊時䞋の郜垂ず䜏民」ずいうサブタむトルから、ははヌん、民衆史なんだろうなず思っおスルヌしおいた。しかしあらためお読んでみるず、たしかに「䞋からの歎史」寄りだが、独゜戊の、゜連偎の雰囲気が䌝わる、なかなか面癜い䞀冊だった。「TSWW:Barbarossa」はむギリス発のりォヌゲヌムだし、本曞もむギリスで出版されたので、内容的にも元ネタ本の䞀冊であるのは間違いないかず。 ずいうこずで「TSWW:Barbarossa」オヌナヌは是非是非。

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【参考文献】キャサリン・メリデヌル「むワンの戊争 赀軍兵士の蚘録1939-45」

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匕き続き「TSWW:Barbarossa」の、ずいうか独゜戊の参考文献玹介シリヌズ。2012幎に邊蚳が出たものの、その埌、品切れずなっおいた「むワンの戊争 赀軍兵士の蚘録1939-45」が今幎に入っお再版されたので、こちらも賌入した。再版は喜ばしいず思うが、7000円オヌバヌはなかなかのお倀段。この「むワンの戊争」も、2012幎に出版された際に曞店で手に取ったが、個人的にはあたり興味の無い「䞋からの歎史」寄りだったので、スルヌしたず思う。もちろん歎史研究ずしおは「䞋からの歎史」も倧切なのだが、あくたで個人的な奜みで蚀えば、自分はりォヌゲヌマヌずしお「䞊からの歎史」的な䜜戊分析を読むのが奜きなので。今回、あらためお新版を読んでみお、たしかに前線で戊う゜連軍兵士の心情なり状況はよく分かったが、自分の䞭ではあくたでそこ止たり。しかし本曞の䞭でも 「OMSBON(Otdel'naya Motostelkovaya Brigada Osobogo Nannachenia特殊䜜戊甚独立自動車化旅団)」の゚ピ゜ヌドが出おきたので、ああ、この郚隊っお有名だったんだなず再認識した。たあ比范的、ドむツ軍偎を描いた曞籍を読むこずが倚いので、バランスを保぀意味でも、゜連軍偎の曞籍も読んだ方が良いのだろう。

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Command Magazine #154 「The Caucasus Campaign」

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コマンドマガゞン154号「コヌカサス・キャンペヌン」を賌入。この雑誌を買ったのは、2013幎10月発売の113号「アンティヌタムの戊い&ゲティスバヌグ䌚戊」以来、7幎ぶりである。しかしその113号も、倧阪に行った際、コマンドマガゞン線集郚の方に倕飯をご銳走になったお返しに買ったモノなので、ある意味、矩理返し。自発的に買った号ずなるず、 さらにその前の112号「ナルノァの戊い」以来、32号ぶり。たあ、ゲヌムゞャヌナル誌も、2013幎9月発売の48号「信長埌継者戊争」以来、やはり7幎間買っおいないしね。あず、2013幎ずいうのが、自分にずっお倧きな節目の幎だったなず。

今号の付録「コヌカサス・キャンペヌン」も、2010幎にGMT版を買ったものの、たったく遊ばないたた、断捚離しおしたった。そのこずに぀いお、特に埌悔はなかったが、あらためお日本語版が出るずいうこずで賌入した次第。埌から、この「コヌカサス・キャンペヌン」の前段ずなる「Stalingrad'42」も出たし、この機䌚に揃えおおくかず。 

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スケヌルは違えど、同じシモニッチ䜜の「Stalingrad'42」ず䞊べおみたり。 

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䞀応、近幎のシモニッチWWII䜜戊玚は、ある皮のスタンダヌドだず思っおいるので、手元に眮いずいおも邪魔にはならんでしょう。しかし今、自分の目の前には「TSWW:Barbarossa」ずいう高い山がそびえおいるので、コヌカサス戊にしおもTSWWで味わっおみたいず思っおいる。今回の再版もありがたいのだが、新䜜ラッシュに埋もれお、たたプレむせずに死蔵する可胜性倧   

 

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【参考文献】クリストファヌ・R・ブラりニング「増補版 普通の人びずホロコヌストず第101譊察予備倧隊」

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昚幎、文庫化された「普通の人びずホロコヌストず第101譊察予備倧隊」を賌入。原著初版は1992幎だが、1997幎に他の研究曞ずの論争の経緯が远加されおおり、今回の文庫版はその増補版。昚幎、発売された際にも話題になり、すぐ重版がかかっおいたが、自分は手を出しおいなかった。

ず蚀うのも、これはごく個人的な感受性の問題なのだが、自分の堎合、ホロコヌストはもちろん、虐殺や匷姊ずいった題材に向き合うず、その被害者や被害者遺族などに感情移入しおしたい、心がしんどくなるので、ノンフィクションだろうずフィクションだろうず、曞物だろうず映画だろうずテレビドラマだろうず、なるべくそれらを避けるようにしおいる。正盎、殺人事件を扱うサスペンスドラマ等も芋ない。なので先日賌入した「むワンの戊争」にも、゜連兵による匷姊などの蚘述があったので、そこはちらっず目に入れただけで飛ばしおいる。そしお本曞も、きっず読んだら蟛くなるんだろうなあず思っお、手を出さなかったのだ。もちろんホロコヌストずいう事実に぀いおは、人類ずしお孊ぶべきだが、こちらにも個人の事情があるし、こういったメンタルは鍛えればどうにかなるものでもないので、ずりあえず知っおいるずいうレベルで勘匁しおくれず。りォヌゲヌムの資料ずしおも、予備譊察倧隊が出おきたり、たしおその行動がシミュレヌトされおいるゲヌムなんおたず無かったし。

しかし「TSWW:Barbarossa」では、枢軞軍譊察郚隊による察パルチザン戊も再珟されおおり、さすがに本曞で扱う第101譊察予備倧隊ナニットたでは無かったが、それが所属しおいたルブリン管区の譊察郚隊ナニットがあったので、ああ、これはちょっず目を通しおおいた方がいいかなず。 

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実際「TSWW:Barbarossa」での譊察郚隊は、りォヌゲヌムのナニットずしおは非垞に頌りなく描かれおいる。戊闘効率補正(CEV)は䞀般郚隊ナニットより䜎く、戊線埌方に敵が突砎しおきた等の緊急事態でない限り、䞀般郚隊ナニットには隣接できないし、隣接しおも戊闘ダむスには䞍利な修敎が぀く。぀たり戊闘郚隊ずしおは、完党に足手たずい。たた、䞀般的に蚀うZOCも無いが、察パルチザン専甚のZOCだけ持ち、匷い敵には匱く、匱い敵には匷いずいう描かれ方だ。たたSS譊察郚隊のほずんどが、カッコ付きの戊闘力  ぀たり攻撃はできず、防埡しかできないため、ただ単に守備䜍眮に配眮され、斜蚭を襲撃に来たパルチザンに察しお䞍利なダむス修敎を䞎える、ずいう受け身の任務しかできない。そういう意味では、単なるお留守番郚隊ずしおしか衚珟されおいないし、ゲヌム䞊、残虐行為を働くわけでもない。

ずは蚀え、その譊察郚隊が史実䞊、お留守番䞭に䜕もしおいなかったワケではなく、そこが本曞で克明に分析されおいる。「TSWW:Barbarossa」の戊闘序列でも、この手の譊察郚隊に぀いおは、し぀こいほどに『この郚隊は最終解決に関䞎し  』ず泚釈が入っおいるし、単なるネタナニットずしおではなく、かなり教育的に扱っおいるず思う。

なにしろ「TSWW:Barbarossa」のようなビッグゲヌムになるず、保安郚隊専埓プレむダヌを割り圓おおプレむするこずも可胜だが、もしその任務を割り圓おられたら『くそっ、パルチザンの奎ら、面倒だな。早く増揎でカミンスキヌ郚隊(呚囲ヘクスの察パルチザンゟヌンを持぀)来ないかな』ず思うかもしれない。たた逆に、前線で装甲郚隊を扱うプレむダヌからすれば『埌方の面倒な汚れ仕事は、保安郚隊に任せおおけ。俺たちには関係無いし、䜕があったかは知らない』ず思うかもしれない。そういった職務的心情を、りォヌゲヌム・プレむダヌずしお担圓するこずで垣間芋るこずも、教育的ではないだろうか。

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GMT「Storm Over Asia : Prequel to A World at War」

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GMTの新䜜「Storm Over Asia」が到着。こちらもサブタむトルに「A World at War前倜」ずあるように、WWII戊略玚ゲヌム「A World at War」の前段階ずしお、1935幎1940幎のアゞア倪平掋戊域の政戊略を扱い、その結果を「A World at War」の開戊時戊力ずしお持ち越すこずもできる。蚀うなれば、ペヌロッパ戊域を扱う「The Gathering Storm」の姉効線。

本䜜でプレむダヌが担圓するのは、日本、䞭囜、むギリス、゜連ずいう面々。䞀応、人プレむでは日本vs䞭英゜、人プレむでは日本vs䞭囜vs英゜ずいうゲヌムも可胜。もちろん、圓時の䞭囜にはさたざたな掟閥があったが、本䜜では、囜民党を䞭心ずしお描いおいる。日本の囜家戊略も統䞀がずれおいなかったず思うが、そこもある皮の「総意」ずしお扱いながらも、ランダムむベント等でさたざたな掟閥が勝手に動き始め、プレむダヌが望むような政戊略はなかなか取れない、ずいう仕組みになっおいるはず。

たた「The Gathering Storm」では、䞻芁囜(独䌊英仏゜)が、䞭小囜に自囜の旗カりンタヌを配眮しおその圱響床を瀺すずいう仕組みだったが、「Storm Over Asia」では、䞭囜の軍閥(Warloads)に察しお、䞭小囜のように旗カりンタヌを配眮する。日本寄りの軍閥、囜民党寄りの軍閥ずいう圢になるのだろう。たた、゜連は「The Gathering Storm」同様に結束床ルヌルがあり、粛枅を行えば行うほど囜家ずしおの結束は高たるが、「Storm Over Asia」では、䞭囜にも結束床ルヌルがある。これは囜民党を基準ずしお、䞭囜の意思統䞀床を枬るものであり、囜共合䜜(United Front)ルヌルもあり。恐らく最新ルヌルは、専甚サむトで曎新されるはず。

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こちらが地図盀。䞭囜は耇数の゚リアに分かれ、それぞれ日本、囜民党、共産党、軍閥、いずれかの圱響床を受け、その圱響床合いによっお囜共合䜜が進むか、埌退するかずいう刀断にもなる。COIN的だなあ。それ以倖では、むンド、ビルマ、タむ、マラダ、オランダ東むンド領、オヌストラリア等があり、こちらにはむギリスなり、゜連なりの圱響や機密䜜戊などが行われるはず。 

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ランダムむベントカヌドは80枚(The Gathering Stormは144枚だった)。日本偎のむベントをざっず芋るず「関東軍の拡倧」「拡倧掟の熱狂が高たる」「倩皇が軍事的解決を支持する」「民意による拡倧ぞの圧力」「若手士官が倧陞ぞの拡匵ず建蚭に取り憑かれる」「財閥が政府立案者に協力する」「造船所の劎働者たちが、愛囜的な行動ずしお䌑日を返䞊しお働く」「豪雚により、日本囜内の収穫が枛じる」「倧本営がコントロヌルを倱う」  等々があっお、埌䞖の日本人ずしおは、ああ、そっちに行っおはいけないのにず思うような方向に行っおしたうのだろう。史孊的にも『なぜアゞア倪平掋戊争は起きたのか』ずいうのは倧きなテヌマだず思うが、その原因ずなった耇数の芁玠を垣間芋れるずいう意味では、本䜜もなかなか教育的かもしれない。

たた、枚の䞭囜軍閥リヌダヌのカヌドもあるが、あいにくこの顔写真を拝芋しお『ああ、あの人ね』ず分かるほど、自分は歎史に詳しくない。匵孊良っおこういう顔だったんだな、ずいう皋床。それずも、今珟圚の䞭囜人りォヌゲヌマヌの皆さんなら、すらすら分かるのだろうか。たあ、こちらずしおは、あたり知らないからこそ、ゲヌムを通じお知るしかない。

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ほずんどが(郚隊ナニットではなく)マヌカヌ類ずいうのは「The Gathering Storm」ず同じ。 ただし「A World at War」にも登堎する、日本軍空母「Koryu」「Yatagarasu」「Yurei」ナニットはあり、その建造を早めるこずも可胜性ずしおはあり。

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「The Gathering Storm」発売の際に、賌入者から『セットアップが分かりにくい』ずいうクレヌムが来たせいか、本䜜では図版入りの解説シヌトが入っおいる。゜連の粛枅トラックも「The Gathering Storm」より芋やすくなっおいる。もちろん蚘録シヌト類も倚い。 

「Storm Over Asia」のルヌルそのものは、「The Gathering Storm」ず䜓裁はほが同じなので、その差分さえ分かっおしたえばプレむできるはず。ずは蚀え、昚幎末に「The Gathering Storm」を買っお以来、本䜓ルヌルも70%ぐらい蚳したが、この䜜業が遅々ずしお進んでいない。「The Gathering Storm」は、各所で「ルヌルブックが読みにくい」ず評されおいたが、たしかに蚳しおいおも、あたり面癜くない。分量的にはTSWWの方がずっず倚いのに、あちらはルヌルを読むのが面癜かったんだけどなあ。

実際、自分がもし本䜜をプレむしたら、自分の囜が悪倢のような戊争に突き進んでいくプロセスを芳察するわけだから、暗柹たる気持ちになりそうだ。しかし戊争前の日本の状況を孊ぶこずも倧切だし、せっかくなら、こういったレベルのゲヌムで孊びたいずは思う。䞀応「The Gathering Storm」の翻蚳はたた再開するず思うが、正盎蚀うず、他に誰か蚳しおくれるずありがたいなあず(^_^;)

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【参考文献】「倧元垥 昭和倩皇」

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倧元垥 昭和倩皇 (ちくた孊芞文庫)

倧元垥 昭和倩皇 (ちくた孊芞文庫)

  • 䜜者:山田 朗
  • 発売日: 2020/07/10
  • メディア:文庫
 

月にちくた孊芞文庫から文庫化された「倧元垥昭和倩皇」を賌入。昭和倩皇は、アゞア倪平掋戊争においお、どのような政戊略を持ち、軍事指導に介入しおいたのか、を分析した䞀冊。ちょうどアゞア倪平掋戊争の政戊略玚ゲヌム「Storm Over Asia」も届くタむミングだったので、あらかじめ買っお予習の぀もりで読んでいた。本曞を読むず、圓時の戊況に察しお、かなり现かい指摘をしおいたり、どこかでアメリカ軍に決戊を匷いれないかずいう、昭和倩皇の攻勢䞻矩的な性栌が芋お取れる。もちろん、もう総力戊の時代なので、ひず぀の決戊・䌚戊で圢勢を逆転するのは難しいだろうが、そういう認識でいたずいう事実を知るのも興味深い。「Storm Over Asia」のようなゲヌムレベルで、日本を指導する立堎を䜓隓するなら、その䞀郚であった昭和倩皇の軍事面を知っおおくこずも参考になるかず。 

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【参考文献】「倪平掋島嶌戊 第二次倧戊、日米の死闘ず氎陞䞡甚䜜戊」

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新刊「倪平掋島嶌戊」を賌入。倪平掋戊争での、島嶌郚を巡るキャンペヌン(戊圹)ず䜜戊分析ずいうこずで、非垞にりォヌゲヌマヌ向きな内容になっおいる。題材ずしおは、真珠湟䜜戊、りェヌク島、ガダルカナル島、゜ロモン海、アリュヌシャン列島、東郚ニュヌギニア、マヌシャル諞島、サむパン島、ビアク島、ペリリュヌ島、レむテ島ず、開戊初期から末期たでの島嶌戊の倉遷も远える。

蚘事の倧半は雑誌「歎史矀像」に収録されたものだそうで、2011幎には同じように蚘事をたずめた「歎史矀像アヌカむノvol.18 倪平掋島嶌戊」も出おいるが、こちらにはタラワ島、硫黄島、沖瞄戊の蚘事もあり、䞡方持っおいおもあたりカブるこずはない。  

手元にあるりォヌゲヌムで蚀うず「CSS:Saipan」「CSS:Guam」「CSS:Tinian」が、倪平掋での氎陞䞡甚䜜戊を扱っおいるが、これらはすべお、島嶌戊キャンペヌンで蚀えば、最埌の詰めの䞀手のような䜜戊郚分であり、䞊陞するたでの制空戊やら海䞊戊たでは包括されおいない。

我が家にあるりォヌゲヌムで、島嶌戊キャンペヌンを包括するずなるず、やはり「TSWW:Day of Infamy」か。こちらは、本曞でも扱っおいる真珠湟䜜戊、りェヌク島戊、アリュヌシャン戊圹はもちろん、1941幎12月にもし日本軍がハワむ䞊陞䜜戊を行っおいたらずいうシナリオもあり、それによっお奪われたハワむ諞島ぞ1942幎7月にアメリカ軍が逆䞊陞をかけるシナリオもあり、仮想島嶌戊キャンペヌンを実隓するには栌奜のタむトルだず思う。史実の展開や結果を知らずに行う島嶌戊っお、結構、面癜いのでは。たたTSWWの次の新䜜「Operation Watchtower」(すでにプレオヌダヌ枈み)は、南倪平掋戊域、぀たり本曞でいうずころの、ガダルカナル戊、゜ロモン戊、ニュヌギニア戊を扱うので、そちらも含めお、いずれTSWWで、さたざたな島嶌戊キャンペヌンを味わっおみたいず思う。

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【参考文献】ヒュヌ・アンブロヌズ「ザ・パシフィック (侊例)」

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ザ・パシフィック 侊

ザ・パシフィック 侊

 
ザ・パシフィック 例

ザ・パシフィック 例

 

先月、ふず叀曞店で芋かけお、そういやただ読んでいなかったなず思い出し「ザ・パシフィック(侊例)」を賌入。2010幎にアメリカで、同幎に日本でも攟送されたテレビシリヌズの原䜜本。著者は、アメリカ第101空挺垫団第506連隊E䞭隊の戊闘を描いた「バンド・オブ・ブラザヌズ」の著者スティヌノン・アンブロヌズのご子息、ヒュヌ・アンブロヌズ。テレビシリヌズでは、アメリカ第海兵垫団の戊いを描き、ガダルカナル島、ペリリュヌ島、沖瞄などの戊闘が扱われおいた。

しかしこの原䜜本をあらためお読むず、さらにメむン登堎人物ずしお、空母゚ンタヌプラむズの急降䞋爆撃機乗りや、フィリピンで捕虜ずなった海兵隊員など、ドラマでは描かれなかった人々が登堎し、倪平掋戊線をより包括的に描く䜜品ずなっおいる。その分、海戊の話になったり、空戊の話になったり、䞊陞戊の話になったりで、個人的には読みにくかった。耇数のキャラクタヌを散りばめお、それぞれの物語を远うずいうのは、䞀般的なアメリカのテレビシリヌズでは良くある矀像劇パタヌンなんだけどね。むしろ本曞の元ネタの䞀冊でもある「ペリリュヌ・沖瞄戊蚘」を読んだ方が、ずっずシンプルに物語を远えたし、そちらの方が奜み。

䞀応、自分も2010幎の攟送時に「ザ・パシフィック」はひずずおり芳たけれど、結局その䞀回限りで、たた芳盎すこずはなく、この原䜜本も今たで買わなかった。同じ制䜜陣による「バンド・オブ・ブラザヌズ」は䜕床も芳返すほど気に入ったのに、「ザ・パシフィック」はそうではなかったのは䜕が理由なのだろう。西郚戊線の方が、ペヌロッパ十字軍的な物語性があり、それを成し遂げたカタルシスもあったからだろうか。あるいは「ザ・パシフィック」では、アメリカ兵が感じおいた『どうしお俺たちはこんな島で死ななきゃいかんのだ』ずいう、厭戊気分や埒劎感が匷調され過ぎおいたのかもしれない。もちろんその厭戊感は、日本軍兵士ずしおも同じだったのだろうが、芳おいる方ずしおも疲れおしたうシリヌズ挔出だったので、これから先も芳盎す機䌚は無さそうだ   

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【Advanced Squad Leader】「Solitaire ASL 2nd Edition」

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先日、MMPの掘り出し物セヌル(品切れゲヌムのパヌツが芋぀かったので再販売)にお「Solitaire ASL 2nd Edition」を賌入した。箱無しのゞップロック入り、ボックスアヌトはカラヌコピヌされたペラ玙だが、内容的には特に問題は無い。゜リティアずいう名の通り、ASLの゜ロプレむ甚キットで、初版は1995幎にアバロンヒルから発売され、2001幎にMMPからこの第2版が発売された。2001幎圓時は自分も『たあ、゜リティアはいいや』ずスルヌしたが、この初版ず2版に結構な内容差があり、埌から海倖オヌクションで探しおみたが、出品されおいるのは初版ばかりで、たったく2版を芋かけないずいう状況。やはりASLは(特に正芏アむテムは)出たら買っおおけずいうこずか。

で、今回その゜リティアASL第2版を入手したので、日本語で曞かれた情報(プレむ報告等)はないかなずぐぐっおみたが、これもたず芋圓たらない。なので自分も、探り探りでこの蚘事を曞いおいきたいず思う。 

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゜リティアASLの遊び方は、たず任務(ミッション)ず呌ばれるシナリオ状況ず、自軍の囜籍を遞び、ポむント賌入によっお自軍郚隊を線成する。そしお、それぞれの任務で指定された地図盀を䜿い、任務の達成(勝利)を目指すずいうもの。敵軍は、盀䞊に「Suspect」ずいう、䞭身がなんだか分からないカりンタヌずしお配眮され、自軍による射撃などをトリガヌずしお掻性化チェックが行われる。その刀定結果ずしお、実は歩兵でした、戊車でした、ダミヌでしたず露芋する。敵軍には「保持(Hold)」ず「前進(Advance)」ずいう態勢(Attitude)が定められおおり、䞭身が分からないたた前進しおくる堎合もあり。 

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カりンタヌシヌトは2枚入っおいるが、倧半がその「Suspect」マヌカヌばかり。しかし初版では、シヌト1枚260個のみだったずのこず。 

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゜リティア任務も、初版では14皮類だったのが、2版では21皮類に増えおいる。ざっず名前だけ挙げるず「慎重な前進」「偵察」「道路の確保」「城塞(垂街戊)」「敵戊車の攻撃」「敵偎の攻勢」「戊線の保持」「远撃」「空挺降䞋」「橋の防衛」「枡河匷襲」「脱出」「匷襲䞊陞」「海岞の防埡」等々。この任務を、どこの囜の軍隊ずしお戊い、どこの囜の軍隊ず戊うのかを遞べるわけだ。 

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「Suspect」マヌカヌが掻性化された時、じゃあ実際それは、どの歩兵カりンタヌだったのか、支揎火噚はどれか、付随しおいる指揮官のランクはどれか、車茌だずしたらどれなのかずいう衚は、囜籍毎にゞェネレヌションカヌドにたずめられおいる。これも初版はカ囜だったのが、版では12カ囜  ドむツ、゜連、パルチザン、むタリア、フランス、連合囜䞭小囜(ポヌランド、ノルりェむ、デンマヌク、オランダ、ベルギヌ、ナヌゎ、ギリシャ)、むギリス(欧州戊線ずアゞア戊線)、アメリカ陞軍、アメリカ海兵隊、日本、䞭囜ずなっおいる。たあ、これだけ収録囜が違ったら、第版の方が人気が高いのもうなずける。たた各囜のチャヌト裏面は、それぞれランダムむベント衚になっおいる。

ちなみにこの゜リティアASL第2版ルヌルには『フィンランド軍のゞェネレヌションカヌドは、将来発売するHakkaa PÀÀlle !に入るだろう』ず曞いおあるが、実際2015幎に発売された「Hakkaa PÀÀlle !」には、そんな物は入っおいない  いや、本圓に入っおいないよね 今回、あらためお「Hakkaa PÀÀlle !」の䞭身を確認したが、やっぱり無い。たあ、この゜リティアASL路線そのものが、もう廃線なんだろうなあ。 

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゜リティアASL甚のチャヌトも枚。「Suspect」が䜕だったのか刀定する掻性化衚の他にも、掻性化した敵がどう行動するのか、敵がどう射撃するのか(スタックの党火力を䜿うのか、固有火力だけで撃っおくるのか)、 敵がどう移動するのか(党力なのか突撃移動を䜿うのか)ずいう衚がある。たた、指定された地図盀倖ぞ移動し、远加の地図盀をランダムに決める衚や、地図盀毎に勝利ポむントヘクスを決める衚(ただし地図盀51たでしか察応しおいない)、キャンペヌンゲヌム甚の衚もある。そう、゜リティアASLずしお、自分の郚隊を線成し、それをキャンペヌンゲヌム匏に連戊させる遊び方もあるず。

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そしおこの「Solitaire ASL 2nd Edition」の埌、2006幎に発売されたASL枢軞䞭小囜モゞュヌル「Armies of Oblivion」には、枢軞䞭小囜(ルヌマニア、ハンガリヌ、スロバキア、クロアチア、ブルガリア)のゞェネレヌションカヌドも入っおいる。

たた1999幎発売の「ASL Journal #1」には、初版に远加する圢で、スタヌリングラヌド戊モゞュヌル「Red Barricades」を䜿った、ヒストリカル・゜リティアルヌルが入っおおり、「赀いバリケヌド工堎ぞの匷襲」など、゜リティア任務本が远加されおいる。もちろん版に远加しおも問題は無いはず。ただ、初版のルヌルペヌゞ数に合わせおいるので、この远加郚分のペヌゞ番号は版ずは合わない。

さらに2001幎発売の「ASL Journal #3」にはむタリア・サレルノ戊の远加任務が、 2002幎発売の「ASL Journal #4」にはノルマンディ・オマハ海岞の远加任務が収録されおいる。このあたりもすでに品切れだが、先日からWargame Vaultで、MMP公認の圢でPDF販売されおいる。

たあ、眺めおみるず、なかなか面癜そうなシステムなので、な぀かしの「Ambush !」ずかが奜きだった人は楜しめそう。しかし競技重芖型のASLerからすれば、いくら態勢が決たっおいるずは蚀え、敵の動きは非論理的になるだろうから『どうしおそこで、そうするんだよ』ずツッコミたくるかもしれない。自分も、じゃあ゜ロプレむする時にこのルヌルを䜿うかず蚀われれば  埮劙。い぀ものように䞀人二圹を挔じ぀぀、隠蔜マヌカヌの䞭身を分からない振りをしお゜ロプレむするず思う。たあ、今のずころ、あくたでASLの資料ずいうこずで  

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Avaronhill「Panzer Blitz」

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突然のノスタルゞヌねた。ご近所ゲヌマヌのYossyさんから『ゲヌムを凊分するので、郚品取り甚に必芁ならどうぞ』ず連絡を頂き、アバロンヒルの「Squad Leader」ず「Panzer Blitz」を頂戎しおきた。「Squad Leader」の方は、なるほど、たしかにカりンタヌが車茌しか無く、歩兵カりンタヌがごっそり無い状態。これではゞャンク品ずしおも売华しにくいだろう。幞い、こちらの手元には「Squad Leader」のカりンタヌは揃っおいるものの、箱が無かったので、合わせればちょうどセット完品が敎うこずに。これで「Advanced Squad Leader」ではなく「Squad Leader」がプレむしたい堎合にも察応できそうだ。

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問題はこちら「Panzer Blitz」。開けおみるず、英文ルヌルブック以倖の内容物は、すべお揃っおいた。たあ、英文ルヌルは無くおもあたり問題無いし、カりンタヌも切り離し枈みなので、すぐに遊べる状態。しかし個人的には  いやヌ、このタむミングで手に入ったかず、ちょっず感慚深くなっおしたった。なにしろ、今から39幎前の1981幎、䞭孊幎生だった自分が、今は亡き船橋の西歊癟貚店の茞入雑貚コヌナヌで初めお目にしたりォヌゲヌムがこの「Panzer Blitz」だった。圓時、すでにプラモデル戊車少幎だった自分は『あのロンメル戊車(タミダっ子だったからね)が描かれた箱はなんだろう』ず䞍思議に思ったが、それがりォヌゲヌムだず分かったのは、しばらく埌のこずだった。ずころが、雑誌「コンバットマガゞン」のりォヌゲヌム広告を芋るず「Panzer Leader」の方が、ノルマンディ戊、マヌケットガヌデン䜜戊、バルゞ戊ずいう、圓時の自分になじみ深かった西郚戊線ゲヌムだず分かったので「Blitz」は買わず、「Leader」を買ったのだ。その埌、なんずなく「Blitz」が気になり぀぀も、延々買うこずなく39幎が過ぎ、今回こうしお我が家のコレクションに収たった次第。最近はもう、旧䜜のノスタルゞヌ買いはしないぞず決めおいたのに手に入っおしたうずいうのは、やはり、ある皮のご瞁なのだろうか   

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このBlogをお読みのベテラン・りォヌゲヌマヌ諞氏には、あらためお玹介する必芁もないだろうが、本䜜は、1970幎にアバロンヒル瀟から発売された、WWII東郚戊線を舞台ずした戊術玚ゲヌム。タヌン分、ヘクス250m。デザむナヌはSPI瀟の創蚭者、ゞェむムズ・F・ダニガン埡倧。元々は「Tactical Game 3」ずいう詊䜜ゲヌムが元になっおいるそうだが、あいにく珟物を芋たこずはない。

本䜜では、ドむツ軍、゜連軍双方の各皮戊車、歩兵、砲兵噚がナニット化され、車茌に぀いおはシル゚ットも描かれおいる。いや、今でこそ矎麗か぀詳现な車茌むラストが描かれたりォヌゲヌムは倚々出版されおいるが、50幎前の䜜品ずしおはビゞュアル系なのだこれでも。ゲヌムの手順は、攻撃・移動をくり返すもの。攻撃したナニットは移動できず、移動䞭にはオヌバヌランも行える。たあ、なにしろ50幎前のゲヌムなので、ルヌル的に䞍備な面もあるだろうが、あたり気にせずプレむしたいずは思う。

ナニットは、個小隊。今回、Board Game Geekにあったカりンタヌシヌト画像を芋ながら、駒が揃っおいるか確認したが、党郚で352個ずいう少なさにびっくりした。意倖ず少なかったんだなあず。いや、自分の堎合、1000個2000個圓たり前のビッグゲヌムばかりに接しおいるため、そのあたりの感芚がバカになっおいるのだろう   

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地図盀は枚。架空の地圢を組み合わせお状況を生み出すずいうパタヌンは、WWII戊術玚ゲヌムにはよく芋られるし「Squad Leader」もそうなのだが、その元祖も本䜜だず思う。たあ、個人的には、小隊・䞭隊レベルのゲヌムであっおも、史実の地圢を暡した地図盀の方が奜みなのだが、これもこれで発明よね。

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シナリオは12本。デザむナヌズノヌトキャンペヌン分析の小冊子には、より倧きな郚隊を線成する際の指針も茉っおいる。

ちなみに最近、やはりご近所ゲヌマヌのKarter氏が「Panzer Leader」の新品䞭叀を買い『プレむしたい』ず蚀っおいたが、そのタむミングで自分の手元にも「Blitz」が来るずは、これはやはりりォヌゲヌムの神のお導きなのだろうか。実際、自分のりォヌゲヌム・コレクションも、すでに第二次倧戊モノオンリヌに絞っおいるが、ナニット小隊玚のゲヌムは無かったため、そこを埋める圢にもなっおくれた。そう、同じスケヌルの、゚ポック「装甲擲匟兵・東郚戊線」やらAvalanche「Panzer Grenadier」にも手は出しおみたが、いずれもピンず来ず、すでに手攟しおいる。しかしりォヌゲヌム歎39幎、ぐるっず䞀呚回っお、たさか「Panzer Blitz」に戻っおくるずはね   

http://gregpanzerblitz.com/

Imaginative Strategist

そしお「Panzer Blitz/Leader/Arab-Israeli Wars」シリヌズの堎合、根匷いファンも倚く、自䜜のナニットや地図盀を発衚しおいる海倖サむトもある。こういうの芋おしたうず、぀い䜜りたくなっおしたうし、ずぶずぶずこの沌に沈み蟌みそうな気もしおいる。そしお自分が39幎前に買った「Panzer Leader」も、もはや手元には無いため、いっそたた再賌入するか、ずも思ったり。うヌん、ここからそういう展開になるなら、なかなか眪深いゲヌムを入手したのかもしれないなあ   

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【参考文献】「ヒトラヌが勝利する䞖界歎史家たちが怜蚌する第二次倧戊・60の''IF''」

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先日、叀曞店で、2006幎に発売された「ヒトラヌが勝利する䞖界」を発芋。発売圓時も軜く手に取ったが、仮想戊蚘っぜいかず思っおスルヌしおいた。しかし、あらためお執筆陣を芋おみるず、デビッド・M・グランツ(詳解独゜戊党史)、デニス・・ショりォルタヌ(クルスクの戊い1943)、ゲアハヌド・L・ワむンバヌグ(戊争孊入門・第二次䞖界倧戊)ずいう、真っ圓な軍事史孊者ばかりだったので、なんだこれ、マトモな本だったのかず気づき、今さら賌入しおみた。

これ原曞も日本語版も、衚玙に「What If ?(もしも)」ず曞いおあるが、仮想状況を楜しむのではなく、むしろ「こういう理由があったから、もしもずいう想定は成り立ちたせんよ」ずいう、仮想蚭定朰しのような内容になっおいる。なので、タむトルで損をしおいるし、仮想戊蚘っぜいず思っお読むず倱望するかも。逆に、自分のように「なぜその仮定は成立しなかったのか」ずいう芁因を知りたい人向き。

たあ、ヒストリカル・りォヌゲヌムでも、どこたで展開の振れ幅を蚱すのかずいうのは、デザむナヌ自身の考えや、プレむダヌ自身の奜みもあっお、千差䞇別かず思う。史実から思いっきり離れおもOKな人もいれば、史実に沿った展開を奜む人もいるし、良い悪いで刀断するモノではないのだろうが、それはあくたで商業ゲヌムでのお話であっお、軍事史孊者ずしおは、あたりに荒唐無皜な倢想や劄想に぀いおは、䞀蚀蚀っおおきたいのかもしれない。

自分自身も、基本的には「歎史にもしもは無い」ず思っおいるし、史実に沿った展開になった方が嬉しいりォヌゲヌマヌである。ずは蚀え、✕月✕日にこの郚隊はここたで進んでいるはずだず、现かい展開たで合わせおほしいわけではない。このあたり、ずおも抜象的な蚀い方になるし、あくたで個人の感芚なので、論理的な線匕きはできないが、倚かれ少なかれ、それぞれのりォヌゲヌマヌ䞀人䞀人に、そういった感芚はあるんじゃないかな、ず思っおいる。たぶん。 

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Rhino Game Company「Campaign to Stalingrad」

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昚日、仕事垰りに、ぶらっず新宿む゚サブに寄り道した。特に䜕か買う予定も無く、単なる偵察  ず思ったら、新品䞭叀の「Campaign to Stalingrad」(カりンタヌ未切)を発芋。これが5000円や10000円だったらスルヌしただろうが、意倖にも3500円だったので、なんだりォヌゲヌム雑誌䞀冊より安いじゃないかず思い、぀い衝動買い。たあ、あたりゲヌムは増やさないようにしおいるが、先日もコマンドマガゞン版の「コヌカサス・キャンペヌン」を買い盎したずころだし、Simonitchづいおいるのかもしれない。

本䜜は、1992幎にRhino Game Companyから発売された、その名の通り、スタヌリングラヌド戊圹を扱う䜜戊玚ゲヌム。このメヌカヌは、Mark Simonitch自身が立ち䞊げおおり、圌がデザむンした「The Legend Begins !」「Decision in France」しか出しおいないが、その䞭の䞀䜜。自分が1999幎にりォヌゲヌムに埩垰した時は、ただ普通に買えたような気もするが、なぜか手を出さなかった。

Simonitch自身は、昚幎GMTから、この䜜品の埌継ずも蚀える「Stalingrad'42」を出しおおり、自分もそれを買ったので、別にもう叀い䜜品は芁らないじゃないかず蚀われればその通りなのだけれど、デザむンの倉遷を芋たかったずいうのもある。

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本䜜は、マップ1.5枚を甚いお、北はノォロネゞ、西はハリコフ、東はサラトフスタヌリングラヌドに至るノォルガ川流域を収め、南のロストフ以南、コヌカサス方面は省略しおいる。ヘクス16km(10マむル)ずいうスケヌルも「Stalingrad'42」ず同じ。

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ナニットは、垫団/軍団が基本だが「Decision in France」ず同じく、耇数ステップ制を採甚。ドむツ軍装甲・歩兵垫団や゜連軍戊車・機械化軍団はステップ、゜連軍歩兵垫団はステップ、枢軞䞭小囜垫団がステップずいう感じ。しかしこのナニットの䜜り、「Decision in France」や「The Legend Begins !」ず同じなので、劙に懐かしい。 

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本䜜は、ゲヌムタヌン日なので、戊圹開始の1942幎6月28-30日タヌンから、最終タヌンである1942幎12月28-30日タヌンたで、キャンペヌン党䜓を通すず党62タヌンかかる。これが「Stalingrad '42」だず、タヌン47日ずいう倉動制であり、たったく同じ期間を扱っおいるにも関わらず、党36タヌンずなっおいる。

ゲヌム進行自䜓は、移動・戊闘・補絊刀定をくり返す、オヌ゜ドックスなもの。ZOCボンドあり、参加郚隊数によっお戊闘ダむスを耇数振るマグニチュヌドルヌルあり、戊闘埌前進䞭のオヌバヌランあり、攻撃には補絊カりンタヌを消費ず、この圓時のSimonitchのWWII䜜品を知っおいれば、ああはいはい、あれねずいう感じ。ただ、やはりこの頃のSimonitchは、ただただ血気盛んずいうか、スタヌリングラヌド等の倧郜垂ヘクスに拡倧マップを甚意し、そのヘクスを等分しお奪い合うずいうルヌルも入れおいる。たあ「Stalingrad'42」でも垂街戊ルヌルはあるが、さすがにここたで詳现ではない。

実際、ただ「Stalingrad'42」も最初のシナリオしかプレむしおいないし、しばらくは本䜜に手を出すこずも無いだろう。そしおこれをプレむするなら「TSWW:Barbarossa」の青䜜戊シナリオをやりたいし、手を着けるのはだいぶ埌回しになるかず。ある意味「蔵曞」的な買い物だし、所有数を控えおいるずは蚀え、たたには衝動買いも良しずしおおこう。

「Campaign to Stalingrad」゚ラッタ

 

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